2006年12月

2006年12月31日

子供も利用する身近なナノテク商品

とうとう、今年最後の日がやってきました。

なんかあんまり年末という感じが、今年はないです。
だいぶ、掃除も手を抜きましたし・・(^^;;

皆さんは色々お忙しいところなんでしょうね。

うちでは、年末恒例の餅つきをやりました。

杵と石臼でつく餅は、機械でつく餅と違って、でんぷんの配列が
変わるのか、なんか美味しいように感じます。

ただ、たくさんつかないといけませんので、
親戚分(3家族分)もまとめてうちでつきます。

蒸籠でもち米を蒸して、朝の6時前から餅をつきはじめ、
11時過ぎにようやく終わるという一大イベントです(笑)

これもおばあちゃんが健在だから出来ることで、
私の代になったら、どうしようかな・・と思う今日この頃です。

さて、ナノテクが化粧品に限らず色々な分野で使われていますが、
一番有名なのはなんだと思いますか?

身近で、子供でも使います。

まあ、透明石鹸なんかは、石鹸の結晶がナノ化しているので、
表面で光が反射せずに透過するので、透明石鹸となりますが、
あれはナノテクとは言えないです。
(光は石鹸の粒子が大きいとそれだけ反射されるので、通常の石鹸は白く見えます)

ずいぶん昔から使われている素材ですが、車や自転車のタイヤがそうです。
あれはまさにナノテクを応用したものとなります。

タイヤのゴムは本来、ゴムバンドと同じ黄色なのに
なぜかタイヤは真っ黒です。
不思議に思われた方も多いでしょう。

黒い色の秘密は、カーボンブラックという炭素の塊です。
1nm単位の長さで制御されて作られています。
カーボンブラックが3nmくらいだと、耐摩耗性に優れた硬いタイヤと
なりますし、数nm単位で長くなるにつれて、タイヤの耐摩耗性と
硬さが変化していきます。

カーボンブラックはタイヤを作るのになくてはならないものですが、
非常によく利用されるナノテク製品ではないでしょうか。

ちなみに、車や自転車を走らせれば、当然タイヤは地面との摩擦と共に
このナノ粒子も飛散します。
案外、空気中に飛散する物質の量全体からは、低い割合ですが、
それでも漂っているのは事実。

ナノテクというと何かともてはやされすぎたり、その逆に批判されがちですが、
知らず知らずに使っているものなんですよね。

それでは良いお年をお迎えください(^^)

shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(2)

2006年12月30日

食物繊維の機能化

食物繊維といえば、色々な野菜に含まれている成分。 ブドウ糖の塊ですが、運がよいのか悪いのか、人間のもつ酵素では 分解して吸収することはできません。 でんぷんもブドウ糖が連なったものです。 食物繊維の代表であるセルロースはブドウ糖がまっすぐな一本の線のように 連なっているのに対して、でんぷんはらせん状の線となって連なっています。 この連なり方で、えらく物性が変わってくるわけです。 (食物繊維を構成するのは、ブドウ糖以外の色々な糖があります) さて、食物繊維は胃や小腸で吸収されず、大腸で一部が 腸内細菌によって分解されますが、胃や小腸ではでんぷんの吸収を 邪魔する働きを持ち合わせています。 これは、食物繊維なら、どれも持ち合わせていますが、 ただ、効率よくでんぷんの吸収を抑えるなら、 消化液と食べ物にうまく分散する必要があります。 そこで登場するのがミクロ化された水溶性食物繊維です。 ミクロ化することで、水に溶けにくい食物繊維を可溶化することができ、 咀嚼してつぶれた食べ物と消化液にもうまく溶け込み 効率よくでんぷんの消化の邪魔をします。 そして、小腸から大腸に届くと、今度は腸内細菌によって 分解されてしまいます。ミクロ化されているので、分解も早く、 善玉菌の栄養源となるほか、さらに酢酸やプロピオン酸などの 腸内細胞の栄養となります。 面白いのが、ストレス性の下痢や便秘に悩まされる方に ある程度効果があることです。 通常、どんな人でも野菜を食べて食物繊維をとっているわけですが、 それでは効率的な働きができないようで、ミクロ化することで、 腸内細菌を善玉優勢に働きかけ、ストレスに引き起こされる腸内環境悪化を 食い止めるべく働きかけます。 水溶性食物繊維はこちらから 開発元のデータです。 食物繊維

shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(0)高機能健康食品 

2006年12月28日

濡れた手でも使えるクレンジングオイル

クレンジングといえば、以前はクレンジングジェルやクリームが
主体でしたが、いまはマスカラが流行したおかげで、クレンジングオイルの
割合が増えてきました。

クレンジングオイルと言えば、濡れた手で使えるタイプと
使えないタイプの二通りあります。

最近は濡れた手で使えるタイプが主流となってきましたが、
昔は開発が大変でした。お風呂という温度が変わる場所では
製剤がなかなか安定しないためです。

ただ、濡れた手で使えるタイプは、すっきり洗いながせるのが特徴なので、
今後大きく伸びる剤形と考えています。

代表的なオイルクレンジングの成分を書き出してみました。

ソフティモ スピーディクレンジングオイル
ミネラルオイル、イソステアリン酸PEG−8グリセリル、エチルヘキセン酸セチル、シクロメチコン、水、ホホバオイル、イソステアリン酸、グリセリン、フェノキシエタノール

ビオレパーフェクトオイル
ミネラルオイル、ラウリン酸PEG−12、イソドデカン、水、パルミチン酸イソプロピル、シクロメチコン、イソステアリン酸ポリグリセリルー2、デシルグルコシド、ポリソルベート85、オレイン酸グリセリル、イソステアリン酸、イソステアリルグリセリル、イソステアリルグリセリルペンタエリスリチル、ミリスチルアルコール、エタノール、クエン酸、リン酸、BHT、香料、トコフェロール

ティスツーウェイオフオイル 230ml 1071円
ミネラルオイル、イソステアリン酸PEG−8グリセリル、オクタン酸セチル、シクロメチコン、イソステアリン酸、グリセリン、水、BHT、DPG、香料

ナイーブクレンジングリキッド 170ml 448円
水、DPG、トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル、イソステアリン酸PEG−20グリセリル、BG、ステアリン酸PEG−45、クエン酸Na、クエン酸、オリーブ葉エキス、エデト酸塩、パラベン、香料

オルビス クレンジングリキッド 150ml 1240円
水、DPG、トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル、イソステアリン酸PEG−20グリセリル、PEG−8(カプリル/カプリン酸)グリセリル、メチルグルセス−10、ステアリン酸PEG−45、グリチルリチン酸2K、ユーカリエキス、メリッサエキス、ローズマリーエキス、BG、トコフェロール、クエン酸Na、クエン酸


ティスは資生堂、ソフティモはコーセーですが、上位の成分が良く似ています。

ナイーブはカネボウ(花王)、オルビスはポーラ系ですが
こちらも上位の成分がよく似ています。

この中で洗浄力が高いのは、オイル系成分が上位に位置している
ソフティモ、ティス、ビオレになります。
角栓が気になる方は、この下のオルビスやナイーブより
この3つの中から選ぶ必要があります。
それは、角栓を溶かすオイルが配合されているからです。

ナイーブとオルビスは最初が水なので、洗浄力は高くありません。
ただ、オイルクレンジングで刺激を感じる人にはお勧めできるものです。
まあ、この二つを比べれば、オルビスと同じ洗浄成分を使っている
ナイーブはスケールメリットを出しているので、お買い得なのでしょうね。

濡れた手で使えるクレンジングオイルというのは、水をいかに可溶化するかが
ポイントとなります。とくにソフティモ、ティス、ビオレは成分の一番最初が
オイル系成分であり、水が入るにつれて透明から白濁へと変化します。
この白濁となったときは、かなり洗浄力が落ちている状態で、
どれだけ水を抱え込んでも透明な領域を保かが技術ポイントとなります。

見た目にはわかりませんが、偏光顕微鏡という装置で見ると、
オイルクレンジングの本当の姿が出てきます。
(かなり高度な配合技術がわかります)

ちなみに濡れた手で使えるものでも肌の角栓を落とそうとすると、
濡れた手で使うのではなく、乾いた手で使わないと簡単には取れてくれません。

shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(2)クレンジング 

2006年12月27日

だしのとりかたーお料理から学ぶ

美味しいかつおだしを取ろうとすると、ポイントがいくつかあります。

基本的にだしに利用する成分はかつお節の中の20%以下となります。

美味しい成分は、この20%に含まれていて、全成分を抽出しようとすると
不味くする成分が溶出するので、この不味くする成分の溶出を抑え、
一度抽出できた美味しい成分の消失を防ぐことが大事です。

1.長時間煮ないこと。
だしを取るときに美味しくない成分の溶出を防ぎます。

2.沸騰した水、沸騰直前の水にいれること。
美味しい成分の溶出を最優先にします。

3.蓋をせずに加熱して、火を止めた後、かつお節が沈んだらすぐにこすこと。
揮発性の魚臭を飛ばすために蓋をしません。
また、抽出した美味しい成分がかつお節に再付着して、少なくなることを
防ぐためにすぐにこして、かつお節とエキスを分離します。

さて、だしといえばもうひとつ昆布だしも忘れてはなりません。
昆布だしはグルタミン酸ナトリウムが主成分です。

こちらも抽出時間と温度が重要です。
長ければ長いほど良いというわけではありません。

なぜなら、抽出時間が長ければ、悪い揮発成分と粘り成分が出てくるため、
美味しくなくなるからです。

また、グルタミン酸ナトリウムの量というのも重要で、
だしの中のグルタミン酸の濃度が、0.01%ならうま味不足で、
0.02%なら好ましく、0.05%ならうま味が強いというようになり、
人間の舌は0.01%単位でグルタミン酸の濃度を感知するからです。

美味しいだしを化学的に分析していくと、有効成分が非常に微妙な量で、
味が変わることを思い知らされます。


shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(0)食品の科学 

2006年12月26日

だしのとりかたーお料理から学ぶ

生薬化粧水では、いかに肌によい成分を抽出するのがポイントですが、
これは毎日のお料理でも言えること。

毎日料理を作っているわけではないのですが、美味しい料理の理由が
知りたいなとちょこちょこ勉強しています・・(笑)

料理は手作り化粧品作りより、はるかにダイナミックな化学反応の
連続ですから、多少でも理解できれば、美味しい料理をつくれるように
なるかもしれません。

さて、だしの取りかたはお料理の基本ですが、
水を使っていかにうまみ成分を抽出するかが味の決め手となります。

いまさらの話ですが、かつお節や煮干のうまみ成分は、
イノシン酸を主成分とするアミノ酸が主な成分となります。

ただ、単に抽出効率が良ければよいというものではありません。
魚には、生臭い成分や渋み、えぐみなど色々好ましくない成分が
入っていますので、いかに有用な成分のみを抽出して、
不味い成分を抑えるかが、良いだしの取りかたとなります。

だしの成分で特にキーとなるのが、イノシン酸とアデニル酸です。
この成分をうまいこと取り出すために昔からだしのとり方が
いろいろ研究されていました。

たとえば、かつお節なら、水で抽出する場合と、加温して抽出する
場合では次のようになります。

。横亜遏。隠胸間抽出の場合(mg/100ml)

薄片状 アデニル酸1.2、イノシン酸19.6、全エキス分583
粉砕状 アデニル酸1.0、イノシン酸21.6、全エキス分613


■横亜遏。横飴間抽出の場合(mg/100ml)

薄片状 アデニル酸1.1、イノシン酸20.3、全エキス分596
粉砕状 アデニル酸0.7、イノシン酸20.7、全エキス分607

5℃ 32時間抽出の場合(mg/100ml)

薄片状 アデニル酸1.3、イノシン酸19.9、全エキス分559
粉砕状 アデニル酸1.1、イノシン酸20.7、全エキス分590

な騰1分 静置3分抽出の場合(mg/100ml)
薄片状 アデニル酸2.1、イノシン酸22.2、全エキス分621
粉砕状 アデニル酸2.2、イノシン酸22.7、全エキス分637

沸騰して、だしをとるというのは、どこの家庭でもやっていると思います。
水で抽出するのは、どちらかというとこだわりの料理屋かもしれません。

ただ、沸騰して取る場合と水で抽出する場合は、
大まかな成分は変わらないようです。

shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(4)食品の科学 

2006年12月25日

クレンジング剤中のシリコーン

シリコーン誘導体など、シリコーンは数多くありますが、
クレンジング剤に使われるシリコーンは、たいした種類はありません。

というのも、シリコーン系成分を溶かすシリコーンは
さほど数が多くないからです。

基本は揮発性のシリコーンが中心となります。
揮発性といっても分子の大きさにより1時間以内に揮発するものも
あれば、7時間たって揮発するものもあります。

主に直線状のジメチコン
トリシロキサン・テトラシロキサン

環状のジメチコン
シクロメチコン・デカメチルシクロペンタシロキサン(5量体)・ドデカメチルシクロヘキサシロキサン(6量体)
成分表示では単にシクロメチコンとしか表示されないことが多いです。

直線状にジメチコンにアルキル基がついたもの
カプリリルメチコン

このうちクレンジング剤に使われるのは、他の成分の溶解性に
優れた環状シリコーンやアルキル変性シリコーンである
カプリリルメチコンが良く使われます。

環状シリコーンでも5量体と6量体では、似たような感じですが、
2倍くらいの価格差があったりします。
安いクレンジング剤は、結局シリコーンでも揮発性の高い
刺激のあるタイプが使われることもあります。(ただし、性能は悪くない)

なお、化粧品用シリコーンを供給しているのは、
東芝東レダウ信越の3社ぐらいとなります。

分子量が小さすぎず、刺激が低く、他の成分の溶解性が高いものは、
実は何百もあるというわけではなく、各社のカタログをみれば
ほんのわずかの種類しかないことに気がつくと思います。



shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(0)クレンジング 

2006年12月24日

クレンジングオイルの刺激

クレンジングオイルで、安いものには刺激を感じるという方が
たまにおられます。

原因は、シリコーンを溶かすために配合されている油性成分であることが
大きいです。

化粧品に使われているシリコーンを溶かすには、分子量の小さく、
いっぱい枝分かれしたような木の枝みたいな溶剤が効果的です。

また、安いクレンジオイルに使われるミネラルオイルも刺激になります。

ミネラルオイルといっても大きさが様々で、
分子の小さなものもあれば、大きなものもあります。

刺激や可溶化力、浸透性は分子の小さなものがよく、
分子が大きくなるにつれて粘度もあがり刺激も低くなり、
クリームや乳液などに使われます。

クレンジングにはミネラルオイルの分子が小さなものが
使われるので、それが刺激になるわけです。

また、シリコーンも刺激の原因となることもあります。

ジメチコンという表示名称のシリコーンは、分子が大きく
刺激性もかなり低い素材なのですが、分子が小さく揮発性のあるものも
同じ名前のジメチコンとして表示されています。

分子の大きさを名前に反映させないという表示名称のつけ方のため、
こうなっていますが、ジメチコンという表示であっても
クレンジング剤に配合されている場合は、刺激のあるタイプであることがあります。

また、ファンデーションに良く使われる環状シリコーンと呼ばれる
揮発性のシリコーンはシクロメチコンなどと表示されますが、
これも分子が小さいと刺激の原因となります。
ファンデーションに使われるのは、通常5量体以上の
揮発性が遅いタイプですが、3量体などの揮発性が高いタイプだと、
刺激を感じる人が増えます。

シリコーンは安全な素材といわれていますが、
クレンジングに使われる場合は、分子の大きさによって
そうは言い切れない場合があります。

shin_chanz at 00:07|PermalinkComments(0)クレンジング 

2006年12月23日

ヒアルロン酸

化粧品では、ヒアルロン酸と呼ばれる成分があります。
化学名はヒアルロン酸ナトリムとなりますので、中性の成分です。

人間の真皮に存在して、組織の水を固定化する働きを持っています。

20年前は1g1万円していました。

この頃は鶏の鶏冠からしか抽出する方法しかありませんでした。
ほかの組織にもヒアルロン酸は含まれていますが、微量なため、
唯一多く含まれるのは鶏冠でした。

鶏冠はたくさんあるわけでもなく、当然その価格はとてつもなく
高いものです。

それを資生堂の技術者が、乳酸菌がヒアルロン酸を作ることを発見し
乳酸菌発酵法での製造を確立しました。

いまでは、ヒアルロン酸は、資生堂、紀文、キューピー、
東京化成というメーカーで製造されています。

海外でも多くのメーカーで製造されている成分です。

化粧品に使われるほか、医療用にも使われます。
関節にはヒアルロン酸が潤滑剤の役目をしており、
歳をとるとヒアルロン酸の量が減り、
骨と骨がこすれ関節炎となることがあります。

そこでヒアルロン酸を注入することで、関節の痛みを和らげることができます。

また、しわ治療などにもヒアルロン酸を皮膚に注入したり
することもあります。

医療用のヒアルロン酸は分子が大きく400万くらいにもなります。
このぐらい大きいと顔に塗るとものすごく突っ張って、
とても心地よいものではありません。

化粧品では主に100万〜200万程度の分子量のものが使われます。
ちなみに分子量が大きくなると、同じ1%濃度でも粘度が
非常に高くなります。保湿性は変わりませんが、つっぱり感は
分子量に比例して大きくなります。

一般にヒアルロン酸原液とよばれるものは、ヒアルロン酸の粉を
1%か0.5%に薄めたものです。
それは、製造メーカーが100%粉末か1%、0.5%水溶液という形で
化粧品メーカーに卸しているからです。

なお、一番お得なヒアルロン酸として、トゥヴェール
モイストパウダーという粉末ヒアルロン酸を商品化しています。

2gで2310円です。

ヒアルロン酸原液(1%)に換算すると、200ml分となります。

1ヶ月に使用する化粧水を100mlなら、
ヒアルロン酸原液として、10ml化粧水に配合すれば十分な保湿力を持ちます。
この量はモイストパウダーなら、116円分(0.1g使用)となります。

こってりとした粘度のあるタイプがお好みなら20mlぐらいでも
よいでしょう。

市販のヒアルロン酸原液は30ml程度でも数千円する場合もありますが、
モイストパウダーに換算すれば、30mlは0.3g
つまり347円となります。

モイストパウダーは、国産メーカー製原料を使用して、
適正利潤で販売しております。

ヒアルロン酸原液は、利益を取りたがるメーカーが多いため、
相対的にモイストパウダーはお買い得な商品となっています。

なんで、原液商品であそこまで利益を取るのかな〜といつも思います・・(^^;

shin_chanz at 11:35|PermalinkComments(2)化粧品原料 

2006年12月22日

合成界面活性剤 

界面活性剤には色々あります。

石鹸の歴史は、2000年前に遡りますが、それより古いのが
アミノ酸を骨格に持つ界面活性剤です。

どのくらい古いかというと、人類の誕生と共に
百万年以上前から存在しています。

ちなみにそれがどこに存在しているかというと、お腹の中です・・(笑)

我々は食事でいろいろな成分を摂りますが、水に溶ける成分や油に溶けるなど
いろいろあります。

腸の細胞表面は常に消化液や食べ物の水分などで、濡れているので
水に溶ける成分はよいですが、油に溶ける成分を吸収しようとすると
そのままでは細胞表面にたどり着くことができません。

水と油は交じり合わないため、つねに消化液の上に油が浮くような
形になります。

そこで登場するのが消化液(胆汁)に含まれる界面活性剤です。
ステロイドの一種とグリシンやタウリンとくっついて
グリココール酸、タウロコール酸と呼ばれる界面活性剤になります。
これは強力な界面活性能力をもち、油などを水に分散させて、
細胞表面から吸収するようにします。

人間の体を維持するためには様々な油脂や油溶性のビタミン類が
必要なため、必然としてこうしたアミノ酸系界面活性剤を
体内に作る仕組みを持っています。

ちなみに某社のスーパーマイルドシャンプーに使われている
アシルメチルタウリンは、胆汁のタウロコール酸をモデルに
作られたものです。

人間の食べ物にはマグネシウムやカルシウムなどの
ミネラル分が入っていて、石鹸ならミネラルとくっつくと
水に溶けなくなりますが、アミノ酸型ならミネラル分があっても
界面活性能力を失うことはありません。

実にうまく人間の体はできているものです。

shin_chanz at 21:32|PermalinkComments(0)界面活性剤 

2006年12月20日

食欲を抑える食品添加物

もう8年前になりますが、ヨーロッパで発売されたパーム油とオート麦から
作られた食品添加物があります。

効能は、小腸に運ばれた後、食欲を抑えるように働きかけるというもの。
3〜6時間ほど満腹感が続き、間食を抑えて、ダイエット効果を発揮します。

Olibraという商品名で、スウェーデンの企業と公的機関が
共同開発しました。

スウェーデンの大手乳業メーカーがヨーグルトに採用して、
販売を行っています。

Ulster大学で、効果を測定したところ16%のカロリー消費を
抑えたというものですから、まあ、それなりといったところでしょうか。

ダイエット食にありがちな脂肪代替品や消化吸収抑制剤を使用せずに
副作用もないのでみられないというのが大きな特徴です。

日本でも発売されたら結構買う人はいるんじゃないかなと思います。
食欲を抑えるのは大変だし、ついつい食べ過ぎるという人には、
うってつけでしょうね。

ただ、食品添加物というのは、残念というかありがたいというべきか
非常に審査が厳しく、新規に認められるというのはなかなか難しいのです。

だいぶ実績を積んでいるのに、日本でもまだ発売されていないということは
何かひっかかる成分があるんでしょうね。

ヨーロッパ旅行のお土産にはOlibra商品は面白いかもしれません(笑)



shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(6)ダイエット