2007年05月

2007年05月31日

ニキビの治療法 ケミカルピーリング

コメドの治療法で、最近、皮膚科にも取り入れつつあるのが
ケミカルピーリングです。

以前はエステサロンでケミカルピーリングが実施されていましたが、
余りにも失敗が多くて国民生活センターに駆け込む人が少なくありませんでした。
それから指導もあって、エステサロンでは、高濃度でのケミカルピーリングは
実施されません。

ただし、皮膚科でも腕がものを言います。
皮膚科にとってケミカルピーリングは新たな分野です。
ガイドラインもありますが、単に薬剤を塗って放置して、
さらに中和剤を塗って終わりではありません。

肌質によっては、何日も肌が腫れ上がって人前に出れないこともしばしばです。
個人差で片付けられるものではなく、皮膚科医の観察力がものをいいます。
つまり、この肌にどれくらいの薬剤を塗れば、どうなっていくかということです。
困ったことに経験が浅い施術者だと、これがよくわかっておらず、
かなり訴訟沙汰になっています。
ガイドブック通りにできるなら、皮膚科医なんか要らないだろうに。

また、残念なことに皮膚科でケミカルピーリングを行うといっても
非常に高い値段で行うところがほとんどです。

ピーリングには、主にグリコール酸や乳酸、サリチル酸が使われます。

一般的にはグリコール酸を水に溶かしたものを使います。
濃度が高いほど効果がありますが、これはpHによって変わります。
pHが中性になればなるほど、効果は落ちます。

化粧品では高濃度配合を売り物にするために、
pHを高くすることで安全にグリコール酸を配合します。
(ただし、ピーリング効果はほとんどありません)

サリチル酸は日本人に合わないとされていましたが、
マクロゴールを基材とする軟膏にして、最近は使われるようになりました。
マクロゴールピーリングとも呼ばれます。

ちなみにマクロゴールとはポリエチレングリコールのことです。
化粧品にもPEG−40などと表示されていますが、
あれは高濃度だと軟膏状となるため、医薬品の基材に使われることが多いです。

PEGやサリチル酸なんて、せいぜい1kgで1000円もしないものなのに
医者が売ると恐ろしい高い値段がつくのは何ででしょう(笑)

shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(0)ニキビ 

2007年05月29日

ニキビ治療とホルモン剤

ニキビ治療のうち、コメドが出来にくくする治療法の中で、
女性のみに行える治療法があります。

メサルモンF(発売中止)や経口避妊薬(低用量ピル)を使用するホルモン療法です。

抗男性ホルモン効果のある女性ホルモンを増やして、
皮脂の分泌を抑えたりするので、顎など男性ホルモンの影響を
受けやすい部位のニキビに対処できます。

女性でも男性ホルモンは微量に分泌されているものですが、
ストレスを受けたとき、月経不順のときには、
男性ホルモン量が多くなることがわかっています。

ただ、ホルモン療法は気をつけないと、全身に効果を及ぼすものです。

閉経後の女性のためにホルモン補充療法(HRT)を行うクリニックもありますが、
本場のアメリカでは乳がんが急増して、ホルモン補充療法は
下火になりつつあります。

低容量ピルは高容量ピルと違って、ホルモン量が半分程度のため、
肝機能障害や心臓系への影響は落ちているといえど、
全身の細胞に影響を与えることは否めません。

胸が大きくなるという副作用もありますが、体重も増えるので、
ダイエットに熱心な方には不向きでしょう。
むくみなどの症状も現れますので、ニキビ治療目的のためとしても
得られる効果より副作用の方が大きいような気がします。

ちなみに高容量や中容量ピルだと、ニキビが出来やすくなるので、
低容量ピルを飲んだからといって、ニキビの悩みから開放されるわけではありません。
うまく飲む量をコントロールする必要があるからです。

shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(2)ニキビ 

2007年05月27日

コメドの治療法 硫黄ローション

皮膚科でのコメド(白いニキビ)の治療法の一般的なものは、
ピーリング療法です。

昔からあるもので、粉が沈殿した液体の上澄みを使う、硫黄カンフルローションです。この硫黄は角質を溶かす効果を持っています。
コメドは皮脂の出口がなくなって、皮脂が溜まっている状態ですが、
硫黄でコメドの角質を溶かして穴をあけて、中に詰まった皮脂を流れやすくします。

角質を剥がれやすくするということは、炎症を起こしたり、
皮膚の乾燥化を進めます。

作用がある分、コメド部分のみに使わないといけません。
正常部位に使うと、乾燥したりして、肌が硬くなることもあります。

ちなみに硫黄はかなり還元性が強い物質です。

化粧品の成分には色々抗酸化物質がありますが、硫黄系のものは、
その中でもかなり上位に位置します。

抗酸化剤は、酸化した成分を還元すると自らは酸化して効果がなくなります。
生薬の成分にしても、ビタミンCやビタミンEもそうなのですが、
この酸化した抗酸化剤を再び甦らせることができるのが、
硫黄系の抗酸化剤の特徴です。

ただし、あまにも抗酸化力が強いので、皮膚には刺激となることも多いです。

硫黄ローションは、抗酸化力も兼ね備えていますが、
残念なことに毎日のスキンケアに取り入れられるほど、
作用は温和なものではありません。

あくまで、コメドが出来ている部分のケアのみに用いる薬剤です。
また、予防的な効果は弱く、出来たコメドに対応するものとなります。


shin_chanz at 12:06|PermalinkComments(2)ニキビ 

2007年05月26日

ニキビとニキビのような皮膚病

顔にぶつぶつができた場合、ニキビや吹き出物と一言で片付けてしまいがちです。

ほとんどの場合は尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)ですが、
ぶつぶつができる病気は他には以下のものがあります。

・新生児ざ瘡
・乳幼児ざ瘡
・男性ホルモン性ざ瘡
・内服剤によるざ瘡
(ステロイド、経口避妊薬、抗結核剤、抗てんかん剤、ビタミンB12、抗生物質)
・外用剤によるざ瘡
(油性ざ瘡、タールざ瘡、ステロイドざ瘡)
・ストレスなどの心因性因子によるざ瘡
・感染によるざ瘡
(化膿球菌、グラム陰性菌、カンジタ、マラセチア、毛包虫)
・壊死性ざ瘡
・酒さ性ざ瘡
・老人性面皰
・夏季ざ瘡

うちの子供は生後1ヶ月の新生児ですが、やはりぶつぶつが出来ています。
母親から引き継いだ男性ホルモンにより、皮脂がよく出てくるようになり、
そこへニキビ菌が繁殖して、ニキビとなります。

治療薬も成人のニキビと変わらないアクアチムクリーム(抗生物質)を
使用しています。

抗生物質はニキビ治療薬として処方されることも多いですが、
色々な種類のものがあります。他の病気の治療薬として処方された
抗生物質によりニキビができる場合があります。

また、ビタミンB12もビタミンB剤にたいてい入っているものですが、
ニキビを早くやっつけようとして、過ぎた量を服用すると
余計ニキビを悪化させる可能性があります。



shin_chanz at 16:04|PermalinkComments(4)ニキビ 

2007年05月24日

いまさらながらのうんちのお話

便秘というのは、女性にとっては数多くの悩みの一つ。

ただ、年を重ねると男性も女性も関係なく便秘になりがちです。
腸の筋肉が弱ってくるため、便をうまく出し切れなくなるのが原因です。

また、間違ったダイエットをすると便秘になってしまい、
便の臭いもかなり強いものになってしまいます。

肉食だと、たんぱく質を構成するアミノ酸が分解されると
強い臭いの成分になるため、便の臭いもきつくなりがちですが、
臭いの成分は、腸粘膜から吸収されて全身に蔓延するため、
体臭も悪くなりがちになります。

面白いのは、便の臭いは腸内環境を表すということ。

乳児の便は、圧倒的に善玉菌が多いため、あまり臭いもきつくありません。
これは、乳酸などが多く作られため、便自体もpH4.5くらいの酸性で
アミノ酸が分解してできる成分も中和され、臭いとして揮発しないからです。

大人になると悪玉菌が増えるため、便のpHもあがり6.5くらいになります。
だいたい、善玉菌が20%で、悪玉菌が10%、どっちにもつかない菌が
70%くらいでしょうか。

便秘になると、悪玉菌の割合が増えて、便のpHも上がっていきます。
善玉菌は乳酸や酪酸を作るため、悪玉菌の作る悪臭物質を
中和消臭していきますが、悪玉菌が増えると中和されてしまう以上に
悪臭物質が出来るために、便の臭いも強くなります。

また、便秘になって困るのは、食中毒菌が腸内に入ったときに
排出する時間が長くなるため、重症化してしまうことです。

食中毒菌が腸内で増えて食中毒の症状を起こすためには、
一定量の菌と毒素が必要になるのですが、
通常は排出する時間が短いため、増える前に便として出されるものが
便秘になると菌が増えて毒素を作るための時間が十分に出来てしまいます。

だいたい日本では年間4万人が食中毒で病院にかかり、
そのうち400人くらいが死んでいます。

便秘は肌荒れだけでなく、色々な病気の原因物質が腸内で作られてしまうので、
いかに善玉菌を増やすかが重要になってきます。

いくらダイエットしてもヨーグルトと食物繊維は、欠かさないように
しないといけません。

あとは善玉菌の栄養源となるラフィノースなどの糖もお勧めです。

shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(2)高機能健康食品 

2007年05月23日

カフェインが男性の肌に効く?

男性ホルモンというのは、美容にとってはろくなものではありません。

ニキビを増やす原因になりますし、禿を促進させ、皮膚のバリア能力を低下させます。ついでに腕などの無駄毛を太く長くしますし、美容とは無縁のホルモンといっても過言ではないでしょう。

それだけにホルモンバランスというのは、かなり重要です。

ちなみに女性でも副腎で、ごく少量の男性ホルモンが作られます。
ただ、男性ホルモンはずーと男性ホルモンとして存在し続けるわけでなく
体のいたるところに男性ホルモンから女性ホルモンへ変換する酵素が
ありますので、男性ホルモンの一部は女性ホルモンの原料となっています。

体というのは、面白いですよね。

さて、この男性ホルモンですが、無駄毛を増やすのには飽き足らず
皮膚の酵素の活性を阻害して、バリア能力を低下させることもあります。

女性には、閉経後まで関係ない話ですが、
男性にとってはなかなかやっかいな問題。

そして、この男性ホルモンに対抗すると見出されたのが、
カフェインです。

緑茶やコーヒーに含まれる興奮剤ですが、このカフェインを0.5%配合した
ジェル製剤を男性と女性の腕に塗って、バリア機能について
調査したところ、男性側に明らかな効果があったとのこと。
(international journal of cosmetic science 28(5) 343-347 2006)

残念ながら女性には効果は無かったようですが、
男性にも緑茶化粧水などは、一定の効果があるかもしれませんね。

ところで、カフェイン入り化粧品は一時期流行しました。

塗って痩せる化粧品がそうで、カフェインが脂肪細胞に働きかけて
皮下脂肪を減らすとかいって、ブームになりました。

ディオールの痩身化粧品は今どうなっているのか知りませんが、
一時期流行りましたね(笑)

shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(0)化粧品原料 

2007年05月21日

お宮参り

昨日は、お宮参りにいってきました。

近所の神社を2つはしごして、写真を撮って、ご飯を食べて帰ってきました。

いつもは泣いてばかりいるんですけど、今日は長丁場に関わらず
ほとんど泣かずに機嫌よく過ごして、よその子のような(笑)

写真撮影のときにちょっと泣いたのですが、
スタッフがタンバリンをちょっと鳴らすと、
すぐに泣き止んだのには驚きました。

ああいう昔ながらの小物が効くんですね(笑)

泣いた子をあやすのはまだまだ苦手なので、
そういうアイテムにはかなり頼りたくなるのです・・・(^^;;

とりあえず、今日からはチビが帰ってきて、家の雰囲気が賑やかになりました。

無垢な子供はやっぱりいいですね。


お宮参り

shin_chanz at 00:02|PermalinkComments(0)プライベート 

2007年05月19日

植物オイルの酸化についての知識 3

◎オイルは酸化すると、どうなるのでしょう?

酸化すると分子が大きくなる場合もありますし、
逆に小さくなる場合もあります。

大きくなると、粘度が高くなり、小さくなると臭いがでます。

それもあまりよい臭いではありません。
草の臭いがすれば、要注意です。

また、臭いも特定の臭いではなく、時間の経過と共に変わっていきます。
これは分子が小さくなると、さらに反応が進み
どんどん新しい成分ができてくるからです。

ただ、化粧品の小さなボトルの中では、反応はゆっくり進みます。

24時間も経たないうちに酸化反応が進む場合もあります。

いわゆるおじさんの体臭で、お風呂に入って清潔にしたにも関わらず
皮膚上で皮脂が酸化されて、独特な臭気を発するようになります。
皮膚の上には、酸化を進める金属や菌がいて、そこに紫外線があたると、
急速に無臭の皮脂が悪臭物質へと変化していきます。

◎ところでオイルは何パーセント酸化されたら、
 臭いが出てくると思いますか?

1%? 10%? 0.1%?

オイルの種類とどういう物質ができるかで変わってきますが、
0.01%ほど酸化されると匂い敏感な人ならわかるかもしれません。
特にリノール酸やリノレン酸が多いと、酸化するとかなりの臭いが
でてきます。

さて、以前のメルマガで、オイルに2重結合というものがあれば
液体になりやすく、酸化しやすいということを書きました。

特にリノール酸やリノレン酸があると非常に酸化が進みやすくなります。
リノール酸やリノレン酸が多い油というのは、どういうものかというと
いわゆる液体の油です。

オイルの名前で言えば月見草(イブニングプライムローズ)オイルや
ゴマ油(セサミオイル)、ボラージ(ボリジ)オイル、ブラックカラントオイル、
アボガドオイル、沙棘(サジー)油、グレープシードオイル、ローズヒップオイル、アルガンオイル、ライスオイルなどが相当します。

これらのオイルは取扱いに注意が必要です。

また、シアバターなど、バター系のものにもリノール酸が入っていることが
あります。


ところで、こちらでは、精製オイルのパッチテスト結果を
以前から公開しています。
http://www.vc-lab.com/s33.html

実使用濃度での比較ですが、合成界面活性剤より、
ミツロウ、アボガドオイルの方が刺激が強く出ています。

不思議だと思いませんか?

普通ならオイルの方が刺激が低いはず・・・

これらはオイルの成分そのものより酸化して出来た
小さな分子によって刺激が出ている可能性があります。

小さな分子になると浸透性が高まり、さらにヘビのように
皮膚の成分へ噛み付いて離さなくなります。

要は、オイルが酸化して出来る成分は反応性が高く、
悪いことに皮膚に浸透しやすいため、皮膚と化学反応を起こすのです。

合成界面活性剤は水で洗い流せますが、
酸化したオイルの成分は皮膚の成分と化学的に結合するため、
水で洗おうが洗剤で洗おうが落ちません。

ただ、皮膚は毎日剥がれ落ちる仕組みとなっていますので、
酸化した成分が肌に溜まっていくようになりません。

自然派化粧品のブランドには未精製のオイルがいいというところも
ありますが、未精製だろうが、精製オイルだろうが、
オレイン酸、リノール酸、リノレン酸を含むオイルで
臭いがあるものは要注意です。

なぜなら、オイル自体は数百度に加熱しても蒸発しない、
つまり臭いとして感知されることはないからです。

臭いとして感知されるのは、あくまで揮発性の成分、
つまり分子が小さいものとなります。

もともと植物は、自らが作ったオイルを酸化するための
酵素や成分(鉄や銅)を持ち合わせています。

銅は、オイルにとって酸化を加速させる成分ですが、
植物には、光合成を行う上で不可欠な成分です。

オイルが未精製だと酸化されていないのではなくて、
若干酸化されているのが当たり前で、
オイルを酸化する成分も含んでいます。

なお、オイルの精製とは、酸化した成分をオイルから分離し、
鉄や銅などの金属イオンを出来るだけ除去することです。


shin_chanz at 10:23|PermalinkComments(13)化粧品 

2007年05月18日

オリーブオイルの豆知識

せっかくなので、オリーブオイルの豆知識です。

オリーブは産地によって収穫時期が変わりますが、
だいたい9月から翌年4月くらいまでが収穫時期になります。

9〜10月くらいは、グリーンオリーブ(未熟果)で、生食用、塩蔵用とされ
酸味があって、油分は15%前後となります。

完熟させたオリーブは、オイルを主にとるためのもので、
11月〜3月くらいまで収穫されます。
この頃になると油分の含量は18〜35%までになります。

つまり、収穫時期を間違えると、オイルの生産量は1〜2割くらいなら
簡単に減ってしまいます。

ちなみにオリーブの収穫時期が早いものは、実は緑色を帯びて
食べると渋みやえぐ味が感じられます。
収穫時期が遅いと黄色になり、風味や芳香は落ちてしまいます。
紫色に変わったときに収穫するのが、油分も多くて、
最高の品質が得られるとされています。


なお、オリーブの収穫は手摘みが一番ですが、コストがかかるため
一部の高級オリーブオイルのほかは、生食・塩蔵用となります。

通常は、樹の下にシートをおいて、機械などで振動を与えて、
オリーブの実を落とします。

オリーブの実は自然落下でも落ちてるのですが、
収穫方法で後のオイルの品質に大きく影響します。

オリーブオイルの生産は、小規模な工場が多くて、
小さな工場で絞った油を大きな工場で集めて調合するのが一般的です。

そのため収穫してもすぐに油を絞れず、塩漬けや水に漬けて
とりあえず保存します。

振動収穫だと、過酸化物価が貯蔵15日で10.8meq/kg、
60日で22.5meq/kgとなりますが、
自然落下だと15日で11.6meq/kg、60日で43.8meq/kgとなります。

20meq/kgだと、食用油にしてはちょっと過酸化物がおおくて、
これが100meq/kgになると神経毒性が起こります。

0〜10meq/kg未満 ほとんど酸化していないレベル
10〜30meq/kg未満 酸化が進みはじめているレベル
30〜40meq/kg未満 酸化臭が強くなるレベル
40〜50meq/kg未満 食べないほうがいいレベル

オリーブの実は果肉と種がありますが、種を取って絞らないと
油の色が悪くなって、品質が劣化するという問題もあります。
種は別に溶剤で抽出するのが一般的です。

ちなみに化粧品のバージンオイルで有名な某社のものは、
収穫時期が早いオリーブの実を原料としています。

手摘みはコストがかかるといわれていますが、
アフリカ諸国からの低賃金の手馴れた労働者が行うものですから、
業者が強調するほど、コストは掛かっていないようです・・(^^;;


shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(0)化粧品 

2007年05月17日

少し安くなるかな・・・オリーブオイル

一昨年、昨年とオリーブオイルがスペインの不作により、
非常に高くなりました。

スペインでは、干ばつや霜害等で、大幅に減産したため、
オリーブオイルの価格が、精製オリーブが570円/kgで取引されていたものが
一気に1300円/kgまで価格上昇しました。

東京市場での卸売り価格なので、実際には私たちが買う家庭用サイズになると
さらに高くなりますが、原料価格が倍以上となったので、
家庭用サイズのものも軒並み値段があがりました。

昨年は80万トンの生産が今年は110万トンになるということで、
卸売価格も若干値下がりして、最近は1200円/kgで取引されているようです。

ちなみにオリーブオイルは、スペインが最大の生産地で110万トン
イタリアが63万トン、ギリシャが37万トン、シリアが15万トン、
トルコが14万トン、チェニジアが13万トンの合計282万トンが
年間に生産されています。

スペインの動向が非常に大きく相場に左右されます。

オリーブは、収穫するとすぐ実を絞って搾油しないとオイルが酸化して痛みます。

すなわち、どのタイミングで実を収穫するかというのも重要になります。

収穫する前に雨が降ると、油分が増えるのですが、
生産地の中にはその雨も降らず、収穫するのに絶好なタイミングを
逃してしまったため、予想より10万トンほど少なくなったようです。

オリーブは、ほかの作物同様、よく実がなる年と収穫が少ない年が
周期的に訪れます。今年は、スペインではよく実がなる年のようですが、
イタリアでは大規模にオリーブバエという害虫が発生しているようで、
気になるところです。

ここでは、オイルの取引価格がわかりますが、
オリーブオイルは群を抜いて高いですね。
http://www.abura.gr.jp/contents/souba/souba.html




shin_chanz at 00:02|PermalinkComments(0)化粧品原料