2007年09月

2007年09月30日

医薬品に使われる界面活性剤

今まで虫歯というのには縁がなかったのですが、
急に夜中に歯が痛み出してどうにも治まらないので歯医者へ行ったところ、
下の親知らずの隣の歯が虫歯とのこと。

親知らずもついでに抜くことになったのですが、
歯が横向きに生えているおかげで、抜くのに結構時間がかかりました。

年齢も30半ばで、歯と骨がかなりくっついてしまっているようで
歯を砕いて抜くことになりました。

抜くのは、麻酔のおかげでそれほど痛みがありませんが、
血がなかなか止まらず、抜歯後に止まったはずの血が
再出血して、2時間毎ぐらいに口がいっぱいになるほど出血しました。
(歯を抜くときに静脈をきっちゃっと言っていたので・・)

おかげで夜も眠れず、夜中からおきてガーゼを噛んで
止血しましたが、唾液が多いようで苦労しました。

次の日も完全に血が止まらず朝から歯医者へ行って
止血してもらいましたが、歯科医がガーゼを親知らずを抜いた場所に
強く指で押して行うものだから、これが結構痛いんです。

久々に痛い思いをしましたが、あと、1本親知らずを抜いておいた方が
良いようなので、続けて抜くべきかしばらく時間を置くか迷っているところです。

さて、医薬品に使われる界面活性剤ですが、それほどの種類はありません。
医薬品添加物辞典の中でも経口投与と外用剤へ実績がある中で主なものは、
ラウリル硫酸ナトリウム(300mg)
ポリソルベート80(300mg)
ポリオキシエチレン(60)ひまし油(1200mg)
ポリオキシエチレン(160)ポリプロピレン(30)グリコール(333mg)
スパーン30(50mg)
ショ糖脂肪酸エステル(600mg)
ソルビタン脂肪酸エステル(240mg)
プロピレングリコール脂肪酸エステル(575mg)
の8種類となります。
カッコ内の数字は一日当たりの最大摂取量です。

この中で注射剤に使われるものは、さらに減ります。
ポリソルベート80(500mg)
ポリオキシエチレン(60)ひまし油(500mg)
ポリオキシエチレン(160)ポリプロピレン(30)グリコール(10mg)
スパーン30(50mg)
ソルビタン脂肪酸エステル(37.5mg)
カッコ内の数字は一日当たりの最大摂取量です。

実際にはこのほか10種類の界面活性剤が使用されます。


経口治療薬に界面活性剤を使用される理由は
難溶性の薬物を水に溶かし、浸透性をあげることにあります。

最新の医薬品は、胃液に溶けてナノ粒子になり、
吸収されるものもあります。

ところで、皮膚の生まれ変わりは4週間ですが、
腸の壁面はどのくらいかかるかご存知でしょうか?

腸には約1kgの細菌が棲みついており、万が一傷が生じて
治りが悪かったらそれこそ大変です。

そのため、腸においては4時間という猛烈なスピードで
生まれ変わりを行います。

たとえ薬に含まれる界面活性剤の刺激性で傷がついても
すぐに修復されてしまいます。

また、腸細胞には一度吸収したものを体内ではなく、
元に戻して吸収しなかったことにする酵素があります。

その酵素が活発に動いていると、せっかく吸収された薬物が
また外へ戻されるため、この酵素の働きを落とすように
仕向けるのも界面活性剤の役割となっています。

shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(2)乳化と分散 

2007年09月28日

化粧品屋

久しぶりに転職した化粧品メーカーの若い技術屋と飲みに行く機会がありました。

処方作りすればいいと思っていたらしいですが、現実は営業も行わないと
いけないようで、苦労しているとのこと。


さて、化粧品メーカーの技術屋というのは、前にも書きましたが、
転職する人が多いです。

次から次へと渡り歩く人も珍しくありません。

ある程度できる人によっては、売り手市場なんでしょうね。

ただ、それだけに大手や中堅だと売れる化粧品が作れないと判断されたら
処方組みの担当から外されて、工場に飛ばされてしまうこともしばしば。
厳しい企業なら入社5年目でそれなりに販売量が稼げる商品を
開発できなければ、技術屋はクビというところもあります。

まあ、これは化粧品メーカーだけでなくても他の業種でも競争が激しいところは当たり前なのかもしれませんが。

化粧品メーカーは、大きくなってくると買い手の嗜好に合わせて
ブランドを増やしていきます。
安売り化粧品の市場があれば、安売り子会社を作ったり、
無添加化粧品の市場があれば、無添加化粧品を作ったり、
自然派嗜好の市場があれば、自然派化粧品を作ったりという具合です。

面白いのは、たとえば大手メーカーであってもそこの化粧品は
すべてそのメーカーの研究員によって作られているわけではないということです。

制度品大手や中堅、通販大手や中堅、訪販大手や中堅といったメーカーでも
箱の名前はそこの企業であっても処方のアイデアは別メーカーということがあります。

オリンピックのようなもので、たとえばシャンプーなら
幅広い企業から試作品を集めて、一番評価の高い企業に作らせるというものです。
買い手のメーカーにとっては、評価するだけなので、開発コストが要らず
トレンドに合う処方を手に入れることができます。

これは生協やスーパーなどの流通大手、カタログ通販でも幅広く行われています。
直接買い手のメーカーと化粧品製造メーカーがやり取りするのではなくて、
その間に企画会社が入ることも多いです。

要するに情報がないと、どこに売り込めばいいということがわかりません。
そういう情報を持ったり、プレゼンでの提案力は企画会社がノウハウを
持っていることが多いので、企画会社が企画を立てて、それにあう処方を
化粧品屋が作り、カタログ通販などに売り込んでいくとう手法です。

ただ、いくつもの化粧品メーカーが競うのですが、
争いに勝てるのは1つだけです。

そのため、売れる処方(仕事を取れる)を作れる技術屋さんと
そうでない技術屋さんとは格差が広がっていくという厳しい現実があります。

勉強やら講習で手に入れた知識だけではだめなんですよね。
基本的に知っているだけはモノは作れません。
そうでなはなく、何事にも興味をもって自分の経験からどのくらい
学んで成長できるかというのが、技術屋としてのポイントでしょうか。
あと、センスも必要ですね。

shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(0)化粧品 

2007年09月27日

紫外線 その

昔は、夏の終わりになると日焼け大会なるものがあって、
子供の頃はどれだけ日焼けしたかを競っていました。

紫外線がどうも体によろしくないということがわかってから、
1988年には母子手帳から日光浴についての記述が削除され、
2002年にはWHOから日光浴は、皮膚がんや白内障の原因になるとの報告書が
だされました。

日光自体も人によっては蕁麻疹の原因となります。
紫外線だけでなく、可視光が原因となることもあり、
可視光が原因の場合は、市販の日焼け止めは、可視光を素通りさせますので、
全く対応できないという問題があります。

メトキシケイ皮酸オクチルはよく使われた紫外線吸収剤ですが、
人によっては光アレルギー物質になります。
紫外線を吸収し化学構造が変化した紫外線吸収剤がアレルギーの
原因となるわけです。

光によって毒性を持つものはベルガプテン、メトキシソラレン、
トリメチルソラレン、ビチオノール、アントラセン、ベルガプテンなどがあります。

昔は、白くなりすぎた肌を皮膚炎を起こして黒くするために、
光毒性物質を体に塗って、わざと日光に当たるということもあったようです。

必ずしも皮膚に塗るものだけが紫外線で毒性を持つのではなくて、
ニキビ治療に出されるテトラサイクリンのような抗生物質や
ピロキシカムやケトプロフェンのような非ステロイド系消炎鎮痛薬、
クロロチアジドのような降圧利尿剤などを服用していると
紫外線にあったときに肌荒れを起こす光線過敏症の原因となることもあります。

shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(0)老化 

2007年09月25日

BHTとBHA

化粧品の合成抗酸化剤にBHTとBHAがあります。

海外の化粧品によく使われていますが、これらの特徴は抗酸化成分自体が
酸化しても匂いや色の変色がないことです。

天然ビタミン系やカロテノイド系の抗酸化剤は、酸化してしまうと
匂いが悪くなったり、色が橙色から無色になったりと変化が起こります。

BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)などは、こういう変化がほとんどなく、
抗酸化剤としての性能も優れていることから欧米では食品や化粧品に
よく使われています。

化粧品の安定化剤として有用ですが、BHA(ブチルヒドロキシアニソール)は
発がん性があるとかないとかかつて問題になったこともあります。

ヨーロッパのブランドものでは、このBHAが多用されることも
あるのですが、その理由は、抗菌剤として非常に優秀だということがあげられます。

抗菌剤は、パラベンやフェノキシエタノールが有名ですが、菌の種類によっては
BHAがパラベンより優れた抗菌力を発揮することもあります。

BHAは抗酸化剤として紹介されることがほとんどですが、
優れた抗菌剤としての顔をもっており、ほとんど抗菌効果のないBHTに
比べると、菌対策を兼ねてあえてBHAを配合するということもあります。
(日本のブランドではBHAやBHTを配合することはほとんどないと思います)


shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(3)化粧品原料 

2007年09月24日

目の疲れには蒸しタオルが有効

パソコンの画面を長時間見続けると目が疲れますよね。
目薬が手放せないという方もおられると思います。

鶴見大学の研究で、蒸しタオルで目を温めることにより
その効果が科学的に検証されたと新聞報道がありました。

毎日6時間ディスプレイ画面を見続けている16人を対象に
目の疲れを判定すると顕著にピント調整機能が平日5日間の作業で
低下していたとのこと。

この目の疲れの改善を目的として、40℃の蒸しタオルを
作業終了後に3分(蒸しタオル1本)と10分(蒸しタオル5本使用)で
目を温めて効果を比較したところ、明らかに蒸しタオルで
ピント調整機能回復に効果があり、とくに10分間がよいとのこと。

ドライアイについても、3分間温めた人の改善は5%であったところが、
10分間温めると36%の人が改善したとのことです。

ピント調整改善については、目の筋肉の疲労回復が
ドライアイ改善いついては、涙腺の通りがよくなり涙の質改善によるものと
考えられています。

蒸しタオルは水に濡らしたタオルを電子レンジでチンするだけで、
手軽に出来ますので、目が疲れたと感じたときには
蒸しタオルで目を温めてパックされたらどうでしょうか?



shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(0)目のくま 

2007年09月22日

紫外線 その

1999年に有名な報告が太陽紫外線防御研究委員会からありました。

秋田と鹿児島の女性の肌を検証したところ、秋田に住む女性の方が
鹿児島の女性に比べて、シワの数やシワの深さなど比べると
20年も若い肌をしているというもの。

秋田と鹿児島の年間における紫外線量は1.5〜2倍程度。

それでも紫外線防御を怠っていると、鹿児島の女性が30代であっても
秋田の50代の女性の肌と変わらないレベル。

紫外線量は、農家や漁業関係だと必然と浴びる機会が多く、
また、趣味にも影響されるので、一概には言えませんが、
同じ大和撫子であっても住む地域、生活スタイルで肌年齢が変わってしまう
時代になっています。

中には、化粧品メーカーが信用できないということで、
一切化粧品をつけない方も増えてきているようですが、
シワが同級生より多く、深いということに気づいたときには
すでに手遅れの状態。

それではどのくらいのSPF防御力のある日焼け止めを使えばよいかというと
通勤、お散歩やお買い物程度ならSPF15、PA+
屋外での軽いスポーツやレジャーなら、SPF20〜30、PA++となります。

ちなみに関東の海岸で20〜25分紫外線を浴びると肌が赤くなりますが、
この赤くなる紫外線量を1MEDといいます。
1時間紫外線を浴びると3MED。
軽い痛みを伴うほど日焼けするのは4MED、水ぶくれができるほど
浴びる量は8MED程度となります。

ちなみにSPF15だとだいたい15MEDの紫外線を防御するということ。
関東の海岸で5時間程度防御できるということになります。

しかしながら、日焼け止めは塗る量や基材の耐水性にも左右されます。
べたつくのがいやだからといって薄塗りにすると
その分、日焼け止め効果は落ちてしまいます。

最近の日焼け止めは紫外線吸収剤をカプセルなど詰めて、
そのカプセルをジェルや化粧水に分散させたものがあります。
そういうものは使い心地はさっぱりして良いのですが、
あっけなく汗で流れ落ちるので、実際の日焼け止め効果は
かなり劣るものも存在します。

また、酸化チタンを石鹸で分散した日焼け止めもたとえ肌に塗っても
汗で再乳化して落ちてしまうものもあります。

通常なら日焼け止めをガラスや人工皮革などに塗り、
そこへ水を落として、基材が水になじむかどうか判断し、
なじむものは汗で落ちることを想定して、
耐水性のある基材へと改良していくのですが、
ただ、メーカーの中にはこういった確認作業を行わずに販売するため、
クーラーのよくきいた汗のかかない室内でしか有効でない日焼け止めが
販売されている場合もあります。

ちなみに紫外線吸収剤の仕組みは、紫外線を吸収すると熱に変えたり、
光を放出したりして、吸収したエネルギーを別のものに変えます。

つまり、化学構造が紫外線を吸収したときに変化して、
さらにエネルギーを放出することで、元の構造に戻ります。

このとき、ある一定以上のエネルギーを放出すると、
DNAに傷がついてしまいます。

今は使われていませんが、PABA(パラアミノ安息香酸)という
紫外線吸収剤はちょうどこのDNAに傷をつけるほどの
エネルギーを放出することがわかっています。
アメリカの自然派化粧品メーカーが自然素材の紫外線吸収剤として
好んで使っていましたが、これを使用していた女性達は悲劇としか言えません。

現在では、新しい紫外線吸収剤を開発するときに、
このエネルギー放出量を測定して、PABA以下であることを
確認しています。

また、紫外線吸収剤と言えど、強い紫外線を吸収すると
吸収しきれずに分解することもあります。

たとえば10MED(SPF10に相当)程度の紫外線を当てるだけで、
大抵の紫外線吸収剤は分解を始めていきます。
よく使用されるメトキシケイヒ酸エチルでも24%程度分解していますし、
ブチルメトキシジベンゾイルメタンにおいては、45%も分解してしまいます。

紫外線吸収剤は光に当たっても安定だとお考えの方が多いと思われますが、
紫外線に当たると分解していくものも多く、
まあ、だからこそ紫外線吸収剤は一度塗ると永久に持つのでなく、
日光の当たる時間により効果が無くなっていくわけです。

なお、紫外線吸収剤でも肌に吸収されないことを目標に開発されたものが
二つあります。
1つはシリコーンに紫外線吸収能をつけたものです。
表示はポリシリコンー15となっています。
こちらはUVBしか吸収することができませんが、
日光に当たっても分解しにくく、分子量が6000もあり
吸収もされにくいという特徴があります。

もう一つは、メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール
というもので、こちらは水にも油にも溶けず粒子系も日焼け止めに使われる
酸化チタンや酸化亜鉛に比べて3〜5倍も大きなものです。

この紫外線吸収剤はナノサイズにすると吸収力が落ちるため、
あえて大きなサイズの粒子となっていますが、
その分肌に入る心配が少ないので、ナノタイプの酸化チタンなどは
なんとなく怖いという方にはお勧めの紫外線吸収剤です。

shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(0)老化 

2007年09月20日

紫外線 その

皮膚がんは白人におおく、紫外線の量が多いところでは発生率が高いことから、
多量の紫外線を浴びると皮膚がんとなる可能性が高いと考えられます。

さらにどうして癌細胞になってしまうのかという見地から、
皮膚がん細胞の遺伝子を調べると、P53遺伝子に半数のがん細胞から
異常が見つかっています。

P53というのは、細胞が癌化したときに自殺を促す遺伝子です。
癌化する前の段階でもDNAの修復を命令する遺伝子。

P53遺伝子がおかしくなるのは、皮膚がんに限ったことではないですが、
どうやら紫外線というのは、このP53遺伝子部分をおかしくすることで
癌の原因になるのではと考えられ始めています。

たとえ細胞が癌化しても免疫細胞が排除すれば、癌化は防げるのですが、
紫外線の悪いところは、免疫細胞も弱まらせるというところにあります。

つまり、免疫細胞の能力が落ちて、こいつは癌だということが
わからなくなっていますから、がん細胞はだんだん成長していくわけです。

がん細胞の前の段階である日光角化症などは、老人になると
発症する確立が上がってくるといわれますが、
ある程度の年齢になると皮膚科医の診断も必要かなと思います。

なお、皮膚がんの増加については、紫外線量が増えているから
増加してそうな感じですが、平均寿命も延びているため、
年齢による訂正を行うと、日本ではまだ深刻になるほど
皮膚がんが増加しているわけではないようです。


shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(0)老化 

2007年09月19日

紫外線

いまさらですが、紫外線の話。

紫外線は私たちの中で最も身近にDNAに障害を与える成分です。

たとえば、化粧品の成分の中にはニトロソジエタノールアミンのように
DNAをアルキル化してしまうものもあります。

遺伝情報は、核酸という成分が規則的に連なっています。
紫外線はこの核酸に作用し、本来手をつながなくものではないのに
手をつながせるように仕向けます。

こうして出来るものはピリミジン2量体といいます。

人間の体というのは、良く出来ていて、太陽光で遺伝情報が
乱されるのは計算済みです。

すなわち、おかしくなったDNAを修復する酵素も存在していて
すぐに修復を行います。

ただし、DNAの修復はするのですが、このとき出来るDNAの断片によって
皮膚が赤くなったり、色々な反応が皮膚内で引き起こされます。

皮膚の中には、色々光を吸収する物質があります。

最近では、これを利用してレーザー治療などがありますが、
太陽光の場合は、ポルフィリン、フラビン、キノンなどに吸収されると
これらが光増感剤となり、活性酸素を発生される原因となります。

強い日焼けするとたくさんの水ぶくれが生じますが、
これは活性酸素が大量に皮膚内で発生して、
皮膚がやられてしまったという証拠。

また、紫外線で最も障害を受ける皮膚細胞には、
免疫細胞が上げられます。

皮膚へ侵入してきた物質をアレルギー物質かどうか判断する細胞なのですが、
これが強い紫外線にあたると明らかに数が減ります。

皮膚を上から見るとこの細胞が網を張ったように
皮膚内で存在していますが、紫外線により数が減り、
網目が破れたような状態になります。

水ぶくれが出来るような強い紫外線にあたったりすると、
この細胞の回復まで1ヶ月近く掛かることがあります。

この細胞自体はアレルギーに非常に関係しているため、
アトピーの治療法にわざと太陽光に当たらせ、
この細胞を弱まらせる療法もあります。

ただ、皮膚にいるがん細胞やウィルスへの攻撃を指示する細胞でも
あるので、数が減るということはヘルペスウィルスが好き放題に暴れたり、
がん細胞も増殖しやすくなったりという問題も生じてしまうのが困ったところ。


shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(2)老化 

2007年09月17日

マッサージでの成分吸収

最近、マッサージがブームです。

その効果を検証しようと色々な研究が発表されていますが、
その中でも注目したいのは、パックしながらマッサージを行うという方法です。

水溶性成分を使用して、皮膚から吸収する度合いを調査しました。
これは黄色4号という色素入りのマッサージ剤を使用して
単に塗ったものとマッサージしたものを比べたものです。

30秒塗布後マッサージなしでは、信号強度が0.001程度だったものが
30秒塗布マッサージありでは、信号強度が0.018程度まで上昇しています。

180倍浸透していますから、マッサージの効果はあります。

よくわかりにくいですが、黄色4号という色素を使用して、
肌に吸収された色素量を光音響測定装置という装置で測定したものです。
吸収された度合いが高いほど、信号となって検出されます。

この装置は、光を吸収する成分がどれだけ肌に入ったか測定できるので、
光を吸収する成分、すなわち色素を用いて、肌に入る条件の研究などに使われます。

それでは、マッサージした後、そのまま放置すれば吸収度は
高くなるのでしょうか?

そういう検証も行われています。

黄色4号を入れた別の製剤で0.3mlを8cm2の皮膚に塗った後、
なにもせずに放置して、信号強度を見てみました。

30秒マッサージ後は、0.02だったものが、15分後では0.025
30分後では0.04と吸収度が上がっています。

これは単に皮膚へ塗った後、マスクなどで覆っていなくても
これだけ吸収されていくということです。

それなら、皮膚をシートで覆うことで皮膚への浸透が高まる
パックなら尚更効果がありそう。

マスクシートを使用してパックするとき、最初の30秒から1分程度は
マッサージすれば、肌への吸収は飛躍的に高まると期待できます。

パックする時間がなくても美容成分たっぷりの化粧水を使用する場合は、
お顔に塗った後、両手の手のひらをお顔に当てて、
30秒ほど軽くマッサージすれば、成分の浸透が高まり、
化粧水の効果も上がると考えられます。

FJ07年6月号より


shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(6)化粧品 

2007年09月15日

赤黒いムカデ・・

全く美容とは関係ない話ですが・・(^^;;

この前、大きなヤツを見かけました。

寝室の壁に15cmくらいもあろうかというくらい大きなムカデ。

ゆっくり壁を這っています・・

ベットと1mはなれてタンスがあるのですが、
そのベットとタンスの間の壁をタンスの方へ向かって這っていました。

ムカデを家の中で見るのは、随分なかったのですが、
こんなに大きくなるまで、気がついていないとは・・

慌てて、何か叩くものはないかと、ホウキを探しに1階におりて
階の寝室に戻ると、さっきいたはずのムカデが、はて?

タンスと壁の間にいるのかなと壁に顔をつけて懐中電灯で照らしてみましたが、
どこにもいません。

夜の9時過ぎで早いところ片付けないと、子供を寝かしつけられず
とりあえず30分ほどじーと壁とにらめっこ・・(^^;;

タンスといっても着物を収納する胸ぐらいの高さのタンスで、
動かせない重さでもないのです。これはもう出てくるのを待つより
とりあえず動かして捕まえてやろうと前に出して後ろの壁を見てみると・・
いないではないですか・・

底にいるのではと、前に倒してみてもいません。

15cmもある大きなムカデなのに。

このタンスから少し横には大きなタンスがあるのですが、
幅も高さも大きなもので、とても動かすことはできません。

恐らくこのタンスの後ろにいるのではないかと思いつつも
どうしようもないので、この日は寝ました。

ムカデがいつ出てくるかわからないので、なんかいやな感じなんですが。
本来、癒されるはずの空間なのに・・・(^^;;

とりあえず、ムカデには、ナフタリンがいいということなので、
部屋の隅っこやタンスの後ろにはナフタリン製剤をまいています。

いまどき、ナフタリンの匂いがする服を着ている人は
そうそういないと思いますが、そんなこと気にしている場合ではありません。

大丈夫だとは思いますが、子供のベットにムカデが登ってきたら
いやなので、子供のベットの下にも魔除けではありませんが、
ナフタリンを置いています。

あのとき雑誌で叩いてすぐに駆除しておけばと、
後悔の日々を過ごしています・・・(^^;

shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(4)プライベート