2007年12月

2007年12月31日

石鹸カスを付着させない技術 その2

化粧品に石鹸カスを使うこともあります。

石鹸カスは肌にくっつきやすいという点を利用するのです。

つまり、肌にくっつきにくい成分を石鹸カスで処理すれば、
石鹸カスの粘着力により肌への付着性が良くなります。

スキンケア化粧品では使いませんが、メイク化粧品では
ファンデーションなどの粉末原料を処理する技術の一つです。

スキンケアでは石鹸カスが気持ち悪くて嫌われますが、
メイク化粧品では逆に石鹸カスへ注目しています。

ただ、スキンケアでは石鹸カスは着かないほうが気持ちよく
化粧品を使えるということで、石鹸カスの付着防止について研究を行っています。

一つは非イオン性界面活性剤を使用すること。

たとえば、洗顔料へ台所洗剤と同じ界面活性剤を配合すれば
簡単に石鹸カスが付着しにくい洗顔料を作ることができますが、
安い洗顔料ならともかく、ある程度値段が高いものは
高級イメージもありますし、そういうわけにはいきません。

そこで、刺激性も低い非イオン性界面活性剤を配合することで、
石鹸カスの付着を防止し、ついでに洗顔料の泡立ちも改良するという欲張りな手法です。

FJ2001年9月号より
図をクリックすれば大きくなります。
石鹸付着防止2







これを見ていただければわかりますが、これらの界面活性剤は、
洗浄剤というよりクリームの乳化剤として使用されるものなので、
石鹸カスの分散効果はそれほど強くありませんが、いくつかの界面活性剤は
石鹸カス付着防止に有効です。
しかし、逆に石鹸カスを肌へ付着を促進させるものもあることに注目してください。

単純に合成界面活性剤なら石鹸カスの短所を補えるということはなく、
むしろ悪化させることもあるのです。

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2007年12月29日

石鹸カスを付着させない技術

石鹸カスは肌にツッパリ感を与え、髪には摩擦をふやさせるので、
櫛を通すときに抵抗となり、抜け毛を増やす可能性もあります。

石鹸カスを減らすには二つのアプローチがあります。
一つは水質そのものを改良すること。
つまり、水道水からミネラルを抜いてしまうことです。

これは純石鹸メーカーが推進していて、著名な皮膚科医を担いで
高額の家庭用軟水器を紹介しているようです。
ちなみに軟水器の心臓部であるイオン交換樹脂は安いものですが、
軟水器自体は恐ろしく高額で販売されています。

軟水器を使えば、石鹸カスが出来ないので、髪を洗っても
市販のシャンプーを使用した状態に近くなります。

もう一つは、他の成分を配合して、石鹸カスを分散させることです。
合成界面活性剤は、その典型的な例ですが、
こちらは洗濯石鹸によく使われている手法です。

ミネラル分が多いと、洗濯物に石鹸カスが多くつき、それが酸化すると
異臭や衣服の変色を引き起こすため、石鹸カスを洗濯物につけないよう
合成界面活性剤を配合している場合もあります。

ちなみに合成界面活性剤主体の衣料用洗剤にも石鹸が配合されていることもあります。
こちらは石鹸カスを利用したもので、石鹸カスが消泡剤として働くため、
合成界面活性剤の泡消しに使われます。
すすいでも泡が立つといつまでも洗剤が残っているような感じになりますが、
石鹸カスは残存している泡を消していくのです。

合成洗剤に配合されている石鹸は、洗浄力を挙げるためでなく、
粉石けんの問題である石鹸カスの有効利用を目的としています。

なかなか注目するポイントが違って、面白いですよね。

shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(0)化粧品 

2007年12月28日

石鹸の肌への付着 その2

石鹸が肌に付着すると書きましたが、石鹸は色々な脂肪酸が混ざってできたもので
単一の組成ではありません。

ヤシ油はラウリン酸、ミリスチン酸が中心で、ほかにパルミチン酸、
ステアリン酸、オレイン酸が少々。

パーム油はパルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸が中心で、
ほかにはパルミチン酸など。

石鹸はパーム油7割にヤシ油3割など、オイルを混ぜて作ります。
オリーブ油石鹸のようにオリーブ油単独のみで作るというのは、
どちらかというと珍しい存在ですね。

ちなみに石鹸の付着を語るなら、安い石鹸ほど、肌に付着しにくいという
面白いことが挙げられます。

高いヤシ油石鹸やオリーブ油石鹸は意外にも肌につきやすいという
問題があります。

以下はFJ2001年9月号から抜粋したものです。
図をクリックすれば大きくなります。

石鹸付着








一番付着するのがオレイン酸(C18F1)、次にラウリン酸(C12)、
ミリスチン酸(C14)、パルミチン酸(C16)、ステアリン酸(C18)の
順です。

オリーブ油石鹸ならほとんがオレイン酸になりますし、
ヤシ油石鹸ならラウリン酸主体となります。
どちらも高い石鹸になりますが、肌へ石鹸カスが付着しやすいという問題点が
挙げられます。必ずしも高い石鹸だから=安全とは限りません。
100円で何個も入っている石鹸はパーム油主体となりますので、
案外高い石鹸より肌に合うということもありえるのです。



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2007年12月27日

石鹸の肌への付着

石鹸で洗顔するとつっぱり感があるかと思います。

一つは、洗顔することで肌の保湿成分が流され乾燥するということ。
たとえば水だけで洗顔しても、基本的にはツッパリ感が若干出ます。
これは、保湿成分を失うことによる影響です。
すぐに保湿すれば問題ありません。

もうひとつは石鹸カスが付着すること。
石鹸は水道水中のミネラル分と反応して、瞬時に石鹸カスとなります。
石鹸を溶かすと白いカスのようなものが浮いてくることがありますが、
それが石鹸カスです。

石鹸カスは水に溶けないため、肌に吸着されやすいという特徴を持っています。
また、石鹸カスは油と違って、付着すると摩擦が増すようになります。

つまり、髪の毛の表面につくと髪の毛の摩擦が大きくなり、
ぎしぎし感につながります。これが石鹸で髪を洗うと髪の毛がぎしぎしする原因です。合成界面活性剤も同じようにぎしぎし感がでるのですが、
ある成分を添加すると、合成界面活性剤は油に変化し、髪の毛につくと
髪の毛同士の摩擦を減らすようになります。

顔の皮膚に石鹸カスが付着すると非常にツッパリ感がでるようになります。
体の皮膚も同じなのですが、ボディーの場合は、このツッパリ感がないと
洗ったという感じになりません。

おなじツッパリ感でも、体の部位が違えば、不愉快にも爽快感にも
変わるというのが、面白いところですが、このためボディシャンプーは
石鹸ベースで作られているのが、ほとんどです。

もし、合成界面活性剤で作るとこのツッパリ感がでないため、
いつまでもぬるぬる感があり、気持ち悪い感じとなります。

ただ、文化が違えば、ぬるぬる感がよいと感じる国もあります。

アメリカ人はその代表例ですが、アメリカの固形石鹸は合成界面活性剤だけで
作ったり、石鹸に合成系面活性剤を混ぜたものがほとんどです。

ちなみに石鹸カスは水道水中のミネラル分で変わるので、
同じ日本国内でもミネラル分が少ない軟水とミネラル分が多い硬水では
違った評価となります。

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2007年12月25日

シャンプーあれこれ その5

シャンプーに使われる界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリウム、
ラウレス硫酸ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸ナトリム、
ココイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム、
スルホコハク酸ラウレス2Na、スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Naのような
陰イオン型界面活性剤とコカミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン、
ラウロアンホ酢酸Naのような両性界面活性剤の組み合わせが基本となります。

陰イオン型界面活性剤は水に溶けるとマイナスイオンとなります。
そのため、○○ナトリウムや○○カリウム、○○TEAという名称がついています。

両性界面活性剤は、水に溶けるとpHによって、プラスになったり、
マイナスになったりします。

泡立ちが良いのは陰イオン界面活性剤ですが、アミノ酸系界面活性剤は
pHに左右されます。泡を立たせるときにさっと泡が立つのが、
ラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムの特徴です。

これに両性界面活性剤のラウラミドプロピルベタインやコカミドプロピルベタインと
組み合わせることで、刺激性を改善することができます。

なぜ、刺激性が改善できるか?

陰イオン型界面活性剤は、マイナスイオンとなるため、
皮膚(タンパク質)のプラスに帯電する部分にくっつきやすくなるという問題点を持っています。

では予めプラスになる成分を入れておけば、
マイナスイオンとなる陰イオン型界面活性剤とくっつき、
皮膚(タンパク質)に付着する量が減るのでは?

実に単純な理屈ですが、これが結構効くのです。

また、陰イオン界面活性剤は、プラスのイオンだけでなく、
高級アルコールやほかの非イオン界面活性剤ともくっつくことができます。

この性質をうまく利用することで、低刺激性に変化させて使いこなすわけです。

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2007年12月24日

シャンプーあれこれ その4

化粧品に使われる界面活性剤は様々です。

基本的にシャンプーに使われる界面活性剤は、皮膚に浸透しにくいもの、
クリームに使われる界面活性剤は、皮膚に浸透しやすいものが使われます。

ラウレス硫酸ナトリウムは、シャンプーに使われる界面活性剤の代表です。
アニオン型界面活性剤と呼ばれ、水に溶けるとマイナスイオンとなります。

泡立ちがよい界面活性剤の必須条件に水に溶けるとイオンになるということが
挙げられます。

これはどういうことかというと、泡というのは、非常に薄い膜で、
この泡を安定化するには、水に溶けている界面活性剤同士が電気的に反発して
微妙な一定距離をとる事で安定化します。

そのため、水に溶けてもイオン化しない界面活性剤だと、
泡は立っても泡が安定化しにくいため、消えやすい泡となります。

シャンプーは、泡立たないと問題ですが、クリームの場合は泡が立つと
問題になります。

これはクリームを肌に延ばしていく瞬間に空気をかみこみ
泡立つことがあるのですが、消費者によっては苦情の対象となります。
そのため、クリームを延ばすときに泡が立たないよう処方に工夫が
必要な場合もあります。

シャンプーの泡はモコモコ泡が立つような泡立ちの良さが求められます。
そして泡の持続力。髪を洗っているときに泡が消えていくようなら
髪の毛同士のまさつが増えて、きしみ感が出るようになります。
そういうことが起きないよう、スタミナの泡が求められます。

一方、ボディシャンプーも泡立ちの良さが求められますが、
それと同時にすすぎのときはさっと消えるような泡でないといけません。
いつまでもぬるぬるするような残存感のあるようなものでは、
気持ち悪くて、ボディシャンプーには使えません。




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2007年12月22日

浸透させない技術

最近はナノテクノロジーを使った製品が身近にあります。

金属をナノサイズにすると、表面エネルギーが増加して、
たとえば何百度に加熱したときに出現する機能が、
常温で発揮するなど面白い効果があります。

ただ、ナノテクノロジーといっても、安全性を優先させないといけないこともあります。

化粧品で一番小さなナノテクノロジーを使用したものはフラーレンです。

炭素だけで出来た化合物ですが、このフラーレンはβカロチンや
アスタキサンチンと似たような化学構造を持つため、
活性酸素の除去に優れた効果を発揮します。

サイズも1nmと非常に小さなものです。

話題の白金ナノコロイドは2nmですから、白金ナノコロイドより
小さなものとなります。

ただ、フラーレンは水にそのままでは溶けませんので、
溶かす工夫が必要となります。

それは水溶性のポリマーでフラーレンの周囲を絡めてしまうということです。

たとえばバスケットボールをポリマーで出来た球体と考えると、
その中に、ゴマ粒より小さなフラーレンが入っているという感じでしょうか。

ポリマーのサイズは690nmと非常に大きいため、表皮と真皮の間にある
基底膜を通過することができず、真皮には浸透しません。

もし、フラーレンだけだとサイズが小さいので、皮膚に塗ると真皮に
到達します。

そこで皮膚内へ浸透させない技術として、通常のクリームより
少し粒子が小さい程度のポリマー球体に吸着させることで、
真皮には浸透しないサイズとし、安全に使えるよう工夫がされてあります。

最近は何かとサイズを小さくすることばかりが取り上げられていますが、
化粧品の日焼け止めに含まれる微粒子酸化チタンより数十倍も大きなサイズのもの
へ吸着させることで、物理的に浸透しすぎないよう工夫されたものもあるということです。

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2007年12月20日

東京近郊在住女性たちの年代別の乾燥意識

東京近郊在住の健常日本人女性174名、17〜77歳の
スキコン(水分量測定器)による水分値についての調査結果です。
(粧技誌、27,45,1993)

図をクリックすれば大きくなります。
皮膚の水分量







肌の水分量は、30代くらいでピークとなり、その後は少しずつ落ちていきます。

10代〜20代前半の女性と20代半ば〜30代半ばの女性では
肌の水分量が2倍以上も違うことに注目してください。

肌への水分量が多ければ、当然肌状態には満足される方が多いように思えます。
ところが調査結果では、意外にも一番水分量が多い20代半ば〜30代半ばの
女性達が、肌の乾燥を意識しているという結果でした。

乾燥意識






若いと肌がみずみずしく、水分量が多そうに思えますが、
実際は50代半ば以降の女性とさほど水分量は変わりません。
ただ、肌が乾燥しているという意識が少ない、もしくは気にしないため、
水分量が低くてもそのまま過ごしているのが実情でしょうか。

20代に入ると、使用する化粧品も増えますので、一気に水分量は増加しますが、
ただ、乾燥への過度の不安から、肌水分は十分なのに自分の肌は乾燥していると
意識される方が多くなっています。


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2007年12月18日

化粧品のチェインストア

会社の近くにある駅前にひっそりとした資生堂のチェインストアがあります。
化粧品だけではやっていけないのか、洋服や雑貨、色んなものを置いています。
看板もお店の外観も古びていて、活気がないような感じです。

大手のみならず色々な企業がチェインストア(特約店)を作っています。
ただ、どこも経営が厳しい。

昔は化粧品の再販制度(小売店へ価格を維持させ、値引きさせない)が
しっかりしていて、どこの店も高い値段で売っていました。

しかし、今ではドラッグストアで安く売られることもあって、
この再販制度は崩壊しています。

資生堂のチェインストアは全盛期2万6千店ほどありましたが、
毎年1000店近くが廃業していき、現在は1万5千店になったと言われています。

再販制度の是非が問われたとき、化粧品会社は特約店の崩壊につながるとして
反対していましたが、結局、消費者団体や大手のドラッグストアなどに
押し切られ、あっけなく再販制度は縮小してしまいました。

ちなみにドラッグストアでは大手の化粧品を扱うところも多いですが、
主には客寄せのためです。

ドラッグストアの仕入れはせいぜい定価の65〜70%程度でしか
仕入れることができません。それを客寄せのため定価の20〜30%引きとして
販売するわけです。利益は定価の5〜15%程度で、大量に販売するわけです。

他に利益率が高い商品があるので、利益はそちらで稼ぎ、
大手のブランド品の安売りは客寄せに使うのが安売りドラッグストアの商法です。

しかし、こんなことされたら化粧品だけで食べていこうとする
チェインストアは大変です。

そのため、毎月の売り上げは大変厳しく、1万5千店のチェインストアのうち
月商が70万以上のところが3500店、月商31〜69万が約4000店、
月商30万以下が7500店と、おそらく皆さんの想像より
はるかに低い売り上げとなっています。

しかも、月商30万の店でも在庫として100〜150万円くらいの
商品を仕入れていますから、お金の回収が大変遅くやりくりが大変です。

このような状況だからこそ、毎年1000店近くが廃業していくことになります。

なお、コーセーも2万4千店の取引店を抱えていますが、
月商の低い低額店とは契約を解除していき、店の数を2/3へリストラする方針を
打ち出しています。

化粧品業界の売り上げ拡大は止まり、縮小傾向となり始めた今、
大手の取引店といえど、厳しい現状となっています。

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2007年12月17日

化粧品会社の研究費

また、財務ネタで・・(笑)

企業が持続的に成長していくには、ある程度研究をやっていく必要があります。

メーカーである以上当たり前のことで、常に変化していく消費者ニーズに
合わせた商品開発を進めていく必要があります。

そして、企業たるものは、良い製品を開発しても、それを幅広く知らしめて
認知されないと、いくら待っても売れることはありません。

製品の良さをどう伝えるかが、課題となります。

大手企業の2006年の財務では以下の通りでした。

研究開発費の比率は花王が3.6%、資生堂が2.3%、コーセーが2.4%、
ファンケルが0.9%、ドクターシーラボが0.5%、ハーバーが1.1%
ライオンが2.4%でした。

これらは売り上げに対する比率です。
各社の売り上げは以下の通りです。
花王が1兆2千億、資生堂が69百億、コーセーが17百億、
ファンケルが1千億、ドクターシーラボが180億、ハーバーが110億、
ライオンが33百億円でした。

売り上げに上記の研究開発費の比率を掛けると、研究費が出てきますが、
やはり花王は研究費をかけていますね。
ただ、花王の場合は、化粧品は事業のほんの1部に過ぎません。

ちなみに広告宣伝費の比率は、花王が7.9%、資生堂が7.3%、
コーセーが5.1%、ファンケルが9.3%、ドクターシーラボが18.5%、
ハーバーが11.7%、ライオンが7.2%でした。
通販化粧品の比率が高いのは、広告する以外に売り上げをアップさせる
お客さんを集める手段がないからです。

最近はデパートなどに進出するメーカーも増えてきましたが、
やはり新聞の折込チラシやテレビ、ラジオ、雑誌、インターネットで
大量の広告を打ち込まないと、商品は売れませんので、通販メーカーの
比率は高くなります。

逆に店頭中心で販売するメーカーは売上販促費の比率が
高くなります。

shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(0)化粧品