美女とゴリラの違い円形脱毛症の治療法 その1

2006年10月20日

円形脱毛症の確率論

脱毛症にはいろいろあります。

年齢によって起こるもの、ホルモンバランスが崩れて起こるもの・・

ただ、若くても深刻な脱毛症に悩まされることがあります。
それは円形脱毛症(です。

円形脱毛症は通常の脱毛症と大きく違う点があります。

どういうことかというと、自分の免疫組織が毛の根っこを攻撃して、
毛を枯らしていくことにあります。

円形脱毛症は子供でも発病します。
確率的には、人口の0.1%程度で発症し、一生において
1.7%の確立で円形脱毛症になると言われています。

円形脱毛症になりやすい人というのは、
アトピー性皮膚炎の素因を持つ人が特に多くなります。

発症に年齢は関係ありません。
幼い子供でも発症します。

円形脱毛症には1〜2個の脱毛症が発生するものと、
それ以上出来る場合の2通りあり、2個以上できた場合、
全頭で毛がなくなる確立はかなり高くなります。

円形脱毛症が家族内に発生していると、遺伝する確立も高くなります。
10〜20%や20〜40%で家族内発生が見られるという報告があります。

アトピー皮膚炎だと、重症でないと他の人からはわかりませんが、
円形脱毛症は異常がわかるため、患者の大きな負担となります。
特に子供の場合は、登校拒否やノイローゼという精神的にも
追い詰められていく状態になっていきます。

年齢が比較的に高くて円形脱毛症を発症した場合は、
またよくなる可能性が高くなりますが、
子供の場合は、悪くなる確立の方が高くなります。

自然に治ることはなく、たとえ一度治ってもかなりの確立で
再発するのが円形脱毛症の特徴です。

近年、アトピー皮膚炎で悩む子供は多くなっていますが、
円形脱毛症で苦しむ子供も多くなっています。

shin_chanz at 22:43│Comments(0) 毛の知識 

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