肌に良いといわれ始めた銀、果たして・・?無理なダイエットはハゲのもと・・

2006年12月04日

みかんを食べ過ぎると・・・

これからの季節、こたつに入ってみかんを食べる機会が
増えてきます。

とくにお子さんなんかは、食べ過ぎてしまうこともあるかと思います。

小さな体なのにみかんを食べ過ぎると、皮膚が黄色くなることがあります。

私も一度なったことがって、驚きました。

なぜか、足底やてのひら、鼻などが黄色くなります。

原因は、カロチンが角質層と皮下脂肪に沈着することで起こります。
とくに害はないですが、同じように黄色くなる黄疸と間違えないように
しないといけません。こちらは肝機能に異常をきたして起こるものですが、
かゆみなどが伴います。

一般的には、血中のカロチン濃度が0.5mg/dlを超えると
症状が出てくるようです。

食べすぎで出てくる場合は、よいのですが、
とくにカロチン含有食品を食べ過ぎずに症状が出た場合は、
肝臓障害や高脂血症が疑われます。

肝臓障害では、カロチンがビタミンAに転換されなくて、
いつまでもカロチンとして、血液の中にいることになります。

高脂血症では、カロチンが脂溶性のため、血液中の脂質の量が
多くなるためにカロチンが溶けやすくなり発症します。

カロチンを含む食品は、みかんなどのかんきつ類の他、
かぼちゃ、にんじん、ほうれん草、トウモロコシ、卵黄、バターなどがあります。

shin_chanz at 00:01│Comments(5) 皮膚病 

この記事へのコメント

1. Posted by こなまず   2006年12月06日 03:24
私もミカンの食べ過ぎで、手のひらが黄色くなったことがあります!
いくらホントだと言っても、友だちが"そんなバカな"と取りあってくれなかったのですが、これで立派に説明がつきます。ありがとう、しんちゃん!!
(ちなみにうちの祖母は、みかんを皮をむくたびに、手に付いた皮の汁というか油を手の甲に塗り付けてました。あれは肌にいいんですかね・・・)
2. Posted by しんちゃん   2006年12月06日 23:09
こなまずさん、こんにちは

みかんのオイルは、リモネンなどが
主体なので、すぐに蒸発するため、
保湿効果はあまり期待できないような。

ただ、温州みかんの皮はチンピという
生薬の原料ですし、何らかの効果はあると思います。
ちょっと困るのは紫外線にあたると
毒性持つクマリンという成分も混在するので、
お顔にはあまり使えないかなと思います。
入浴剤とかそういうのには向いているかもしれません。

3. Posted by D-PiPi   2006年12月07日 22:29
こんばんは。

みかん、黄色くなりますよね。
β-カロテンのサプリメントの摂りすぎで柑皮症は多いです(+_+)
ビタミンAサプリメントや動物性のレバーなどの摂りすぎについては、食品安全委員会から出てます。
4. Posted by もと   2006年12月17日 23:19
黄色くなるほどみかんを食べたことはありませんがお風呂に入れるのに自家製や在庫のハーブ(蓬、ローズマリー、月桂樹など適当)にみかんの皮の干したのを一つかみステンレス鍋に入れて10分ほど煮出して冷めるまで置いておいたら鍋肌が新品のようにピカピカになりました。
ちなみに入浴剤としては蓬とローズのミックスが一番効きました。
5. Posted by しんちゃん   2006年12月18日 22:39
もとさん、こんにちは

みかんの皮にはリモネンなどのオレンジオイルと呼ばれる成分がありますので、洗浄効果は高いでしょうね。
昔は、みかんの皮でなべを拭いたとか聞いたことがあります。
また、柑橘系のすっきりとした香も入浴剤には合いそうです。

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