育毛とお肌のお手入れは正反対?デトックス 

2007年01月27日

化粧品技術者

ずいぶん昔のこと。

「何、界面活性剤のことわかっているの?」

元花○という肩書き。
偉そうな態度のおっさんにある化粧品会社を訪問したときに出会いました。

化粧品技術者というのは、色々なタイプがいます。
どこからか天下ってきたとにかく尊大な人もいれば、自分が作るものだけが
最高と考える人、とにかく勤勉で真面目な人もいれば、そうでない人もいます。

仕事も何も研究所にこもりっきりではなく、ひたすら街頭に立って、
じっ〜と通行人を観察して流行を確認したりと地味な作業も色々あります。

ちなみに、化粧品の処方技術者というのは、非常に転職が多く、
気に入らないことがあればすぐに他の会社へと簡単に転職していきます。

これだけ転職が多ければ、各社の独自の技術なんて、ほかのメーカーに
筒抜けだろうという感じですが・・(^^;;

大手メーカーになると入社5年目くらいである程度売れる商品の処方が組めないと
処方技術者としての才覚はないとばっさり切られてしまいます。
結構、給料をもらえるところは評価も厳しいです。

30代に入ると、技術者でいるか、さらに脱皮して学者になるか、
それとも現場で職人を目指すか、またはマネージメントを中心に行い
経営の才覚に目覚めるか、進むべき道は色々分かれていきます。

日本では、会社の肩書きたとえば、○○部長だったりすると偉く思う
肩書き主義ですが、欧米だとそんな肩書きなんぞコネがあれば何ともなると
考えられていて、むしろ博士号を持っているかどうか問題となります。

そのため、日本の優秀な化粧品技術者達は優れた論文は、
海外の雑誌に投稿することが多く、英語が読めるというのは
必須条件になります。
(日本の化粧品雑誌にも投稿することもありますが、審査が厳しいわけではないので
 博士号を取る為の論文投稿のカウントにはなりません)

入社したとき、英語かドイツ語どっちが得意だと聞かれました。
何のことかと思っていると、出された実験ノートはびっしり英語。
しかも盗難対策にところどころ暗号で書かれています・・。

大手の会社で部長が博士号を持っていないと、恥ずかしい思いをすることも
あるせいか、部下が博士号をプレゼントしようとして、必死に論文を
書くこともあります。

要は部長の名前で論文を優秀な部下が自分の時間を削って書くわけです。

ひとつやふたつ書いたところで博士号はとれないので、
長い期間となり、それはもう大変な作業です。
滅私奉公という言葉がありますが、まさにその言葉通りの生活で、
つい最近まではこのようなことがあったようです。

ただ、尊大な態度の化粧品屋も多い中、外資系の大手メーカーでも
非常に丁寧で腰の低いマネージャーもいるので、人というのはわかりません。

さて、冒頭の某氏の態度に腹を据えかねたのが、一緒に同行した顧問。
とある会社を定年退職になり顧問として、うちの会社で働いていました。

「元○○にいて、今はこちらの会社で顧問をしています・・」と一言。

それを聞くと、急に某氏の言葉遣いまで変わり・・・・(^^;;

ふと、昔のことを思い出しました。

shin_chanz at 15:56│Comments(0) 化粧品 

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