合成界面活性剤 合成界面活性剤 

2007年02月18日

合成界面活性剤 

界面活性剤は、油と水に溶けるものがくっついたもの。

そのため、水に溶ける成分は界面活性剤にすることは可能です。
どうやってくっつけるかという工夫一つです。

ただし、くっつけても性能が思うように出ないことはしばしば。
既存のものより何か優れていなければ、使う理由がありません。

さて、食品によく使われる界面活性剤としては、グリセリン系と
糖系があります。

ご存知のように砂糖は水に溶けるものです。
これと油脂の脂肪酸をくっつけたものはショ糖エステル系として
食品によく使われています。

ただ、脂肪酸と砂糖を混ぜてもうまくいきません。
反応しやすくするために脂肪酸を加工します。

加工といってもメタノールと反応させて脂肪酸メチルエステルという
ものにするだけです。これは油とメタノールと苛性ソーダを60℃で
かき混ぜればできるものです。

こうやって作った脂肪酸メチルエステルと砂糖とごくわずかの石鹸を
水に溶かして混ぜて加熱すれば、ショ糖脂肪酸エステルという
界面活性剤ができます。

食べても胃の中で砂糖と脂肪酸に分かれるだけなので、
安全性が高く、食品用乳化剤としてよく使われています。

面白いのは、ショ糖脂肪酸エステルは抗菌効果を持っていることで、
食品に繁殖する菌に効くため抗菌効果を期待して配合されることもあります。

shin_chanz at 16:22│Comments(0) 界面活性剤 

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