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2007年04月02日

ナノの逆

資生堂のブランドは、ブランド毎に乳化方法(油を水に溶かす、水を油に溶かす)を
変えています。

ブランド毎のターゲットになる女性たちを明確にして、
好みに合わせた乳化方法で化粧品を作っています。

中国市場でも資生堂はダントツのブランドを構築していると聞いていますが、
単なる売り方がうまいだけではなくて、製品の作り込みも手を抜かずという
ところが受けているのでしょうか。

今は粒が細かいことを特徴としたナノが流行っていますが、
その逆もあります。

目に見えるくらいの巨大な乳化粒子を特徴とした製剤の開発も
進められて、数々のブランドに採用されているようです。

巨大な乳化粒子の特長は、肌へ塗ったときの感触がちょっと普通の粒子と
違うのと、表面積が小さくなり、酸素との接触も減って
ビタミンAなどの壊れやすい成分の酸化が進みにくいということが
あげられます。

また、表面積が小さくなると界面活性剤の使用量も減ります。

万人好みの感触かどうかは別にして面白い乳化方法と思います。

ところで、ファンデーションや日焼け止めでもわざと粒子が大きい酸化チタンを
使うこともあります。目的は赤外線防御です。

大きさは絵の具や塗料につかうのと同じくらいの大きさで、色も真っ白です。
(ちなみに絵の具の白は酸化チタンの粒子を油や水に分散させたものです)

赤外線というと、こたつやヒーターを思い浮かべる方が多いと思いますが、
大きい粒子をファンデーションに配合すると、
夏の暑い日差しでも赤外線を防御するので、肌のほてりが格段に
少なくなります。また、皮膚温度の上昇も緩やかなので、
汗による化粧崩れも少しましになるような効果もあります。

炎天下でスポーツなどされる方には、赤外線防御はよいかもしれません。
あと、ほてりやすい方も。

shin_chanz at 00:01│Comments(0) 化粧品 

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