成長ホルモン配合化粧品 その2スフィンゴミエリンとアトピー

2007年05月02日

牛乳の有用成分 スフィンゴミエリン

化粧品でも牛乳の成分に注目したものがあります。

微量に含まれる成長ホルモン様成分を濃縮したもの。

また、セラミド誘導体となるスフィンゴミエリンを使用した
ナノカプセル化粧品や保湿化粧品です。

スフィンゴミエリンは脳の発育には必要な成分で、
赤ちゃんの粉ミルクにはミエリンとして配合されています。

これが牛乳には微量ですが含まれています。

実は、皮膚の細胞もスフィンゴミエリンを盛んに作っています。

なんのために作るかというと、このスフィンゴミエリンを
分解してできるのが皮膚バリアの要であるセラミドなんです。

細胞はセラミドを作った後、すぐに部品を足してグルコシルセラミド
もしくはスフィンゴミエリンに転換します。

そして、細胞内の小部屋でグルコシルセラミドやスフィンゴミエリンが
せっせと溜め込まれて、細胞が死ぬ直前に外に出されます。

外に出されたセラミド誘導体は酵素によりセラミドへ戻され、
保湿効果を発揮するわけです。

このとき重要なのが、セラミド誘導体は細胞の周りを覆っている
たんぱく質とくっつくことなんです。

そうすることで、たんぱく質の保湿性をあげる作用もあるのですが、
このたんぱく質とくっつくのがセラミドでは出来なくて、
セラミド誘導体でしか出来ないのです。

大手化粧品メーカーの中には、細胞と細胞の間にあるセラミドより
このたんぱく質とくっつくセラミド誘導体の方が、
保湿の要になっているというほどで、セラミド誘導体というと
セラミドより劣る存在だと思われがちですが、そうではありません。

shin_chanz at 00:01│Comments(0) 化粧品原料 

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