年金問題ローズマリーの抗酸化成分 その2

2007年07月19日

ローズマリーの抗酸化成分 その1

ローズマリーはハーブの代表例で、お料理などにも使う方は多いかと思います。

これを使った化粧水で有名なのはハンガリーウォーター。
この化粧水についてのハンガリー女王の伝説は、手作り化粧水をされた方なら
ご存知ではないでしょうか。

さて、ローズマリーの成分には、ウルソール酸という抗しわ成分が
含まれています。これはローズマリー軟膏の有効成分になりますが、
他にも色々含まれています。

今回は、抽出溶媒違いでの出てくる成分について解説したいと思います。

ローズマリーの成分で、特によく出てくる成分は3種類あります。
ロスマリン酸、カルノソール、カルノジック酸です。

ニキビが出来やすい方には特に重要となるのが、ロスマリン酸。

抗酸化だけでなく、抗炎症、抗アレルギーの作用を持っています。

抗原などの起炎症物質の刺激に対して、血管内皮細胞上に発現する接着分子や
ケモカインの誘導を抑制して、炎症局所への白血球の侵入を抑えます。
また、白血球が作るラジカルを消去したりします。

ニキビは、白血球が患部へ集まりすぎると、ラジカルなどの活性酸素を
放出してコラーゲン繊維を破壊、局所的に患部を破壊して、
ニキビ跡を作ります。
つまり、ニキビ跡は、アクネ菌などのニキビの原因菌が直接作るのではなくて、
ニキビ患者が持つ白血球の過剰反応によって引き起こされます。

ニキビの方に、ローズマリーの化粧水が特に効果的という感想をいただくことが
多いのですが、おそらくロスマリン酸という抗生物質と同じように
白血球の活動を抑える成分が効いているのではないかと考えています。


shin_chanz at 00:01│Comments(0) お勧め植物エキス 

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