老化 いろいろな説老化 いろいろな説 その3 腹八分目

2007年07月30日

老化 いろいろな説 その2

人間の老化については、学説が色々あります。

どれもそれなりに根拠があるのですが、ただし、矛盾点もあります。

○テロメア説
細胞が分裂できる回数は予め決められているというもの。
テロメア遺伝子は、細胞が分裂するたびに短くなっていく部分で、
ここがある長さまで短くなると細胞の分裂は行われなくなります。

○細胞変異説(エラー説)
細胞が紫外線などの外的要因や内分泌の異常によりDNAの転写の過程や
たんぱく質への翻訳の過程でミスが生じて、異常なたんぱく質などが蓄積されて
細胞機能低下や死につながるというものです。

○自己免疫説
侵入してきた菌やがん細胞と闘う免疫細胞の数が減ったり、
間違って必要な細胞を攻撃したりして、免疫力が衰え、老化が進むというものです。

○分子架橋説
たんぱく質に異常が生じて、体内の酵素では分解できないような
たんぱく質に変化し、どんどん蓄積するということです。
皮膚のコラーゲンの老化は最も典型的な例とされます。

○活性酸素説
酸素が体内の成分とくっつくことで、組織が変性し脆くなっていくことです。
活性酸素は人間のエネルギーを産出するときに必ず放出されます。
また、免疫細胞が侵入してきた菌と戦うときにも活性酸素を
放出して攻撃します。
過剰な活性酸素は、至るところで問題となります。

shin_chanz at 00:01│Comments(0) 老化 

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