2007年08月19日
トリエタノールアミンが人気なので 1
トリエタノールアミンの毒性でこちらに飛んでくる方も多いので、
もうちょっと付け加えます。
トリエタノールアミンは発がん性があると主張する方も多いのですが、
それはかつてのFDAの報告にあります。
ただ、この報告を読んでみると、トリエタノールアミンではなく、
トリエタノールアミンに微量含まれているジエタノールアミンが
亜硝酸と反応して出来るニトロソジエタノールアミンを問題にしています。
ところがなぜかトリエタノールアミンが問題とする主張も多い。
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンは、
それぞれアンモニアに酸化エチレンをくっつけて作ります。
モノエタノールアミンなら、酸化エチレンは1つ、
ジエタノールアミンなら2つ、トリエタノールアミンは3つです。
それじゃ、4つはないのかというと・・・、ありません。
それは、反応しないからです。
これが重要なんです。
トリエタノールアミンになると、それ以上はよほど特別なものでないと
反応しにくくなります。
つまり、それなりに安定だということ。
逆にモノエタノールアミンは、他のものとくっつくための手が2つ、
ジエタノールアミンは1つ余っています。
つまり、こちらの両者は「別の何か」に変わる余地があるということです。
ちなみに人間様はエタノールアミンと関係ないかというと、
そんなことはありません。
人間の体でも、大量にエタノールアミンが作られています。
工業的には酸化エチレンが使われますが、人間様は酵素で楽に作ります。
ちなみにモノエタノールアミンは、非常に強いアンモニア臭がありますが、
これがジエタノールアミン、トリエタノールアミンになるに従い
匂いが減っていきます。
とくにトリエタノールアミンになるとほとんど臭いがなくなるため、
化粧品に良く使われます。
もうちょっと付け加えます。
トリエタノールアミンは発がん性があると主張する方も多いのですが、
それはかつてのFDAの報告にあります。
ただ、この報告を読んでみると、トリエタノールアミンではなく、
トリエタノールアミンに微量含まれているジエタノールアミンが
亜硝酸と反応して出来るニトロソジエタノールアミンを問題にしています。
ところがなぜかトリエタノールアミンが問題とする主張も多い。
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンは、
それぞれアンモニアに酸化エチレンをくっつけて作ります。
モノエタノールアミンなら、酸化エチレンは1つ、
ジエタノールアミンなら2つ、トリエタノールアミンは3つです。
それじゃ、4つはないのかというと・・・、ありません。
それは、反応しないからです。
これが重要なんです。
トリエタノールアミンになると、それ以上はよほど特別なものでないと
反応しにくくなります。
つまり、それなりに安定だということ。
逆にモノエタノールアミンは、他のものとくっつくための手が2つ、
ジエタノールアミンは1つ余っています。
つまり、こちらの両者は「別の何か」に変わる余地があるということです。
ちなみに人間様はエタノールアミンと関係ないかというと、
そんなことはありません。
人間の体でも、大量にエタノールアミンが作られています。
工業的には酸化エチレンが使われますが、人間様は酵素で楽に作ります。
ちなみにモノエタノールアミンは、非常に強いアンモニア臭がありますが、
これがジエタノールアミン、トリエタノールアミンになるに従い
匂いが減っていきます。
とくにトリエタノールアミンになるとほとんど臭いがなくなるため、
化粧品に良く使われます。
shin_chanz at 09:48│Comments(0)│
│発がん性物質