2007年08月29日
EUの化粧品規制
ヨーロッパは環境保護が熱心なせいか非常に化学物質への規制も強くあります。
ただ、化学物質を取り締まるためのものではなく、たとえばリーチ規制は
EU加盟国の競争力向上も規制を行う目的の1つとして挙げていますので、
単に環境保護が熱心なわけではなく、日本や中国、アメリカとの競争に
打ち勝つための規制でもあります。
かつて日本も薬事法で、化粧品に使える成分を2000余りに限定し、
海外からの化粧品の流入を防いでいたこともありました。
アメリカが貿易交渉において、薬事法が海外からの輸出に障壁となっている
ことを強硬に取り上げ、厚生省が規制を撤廃し、全成分表示制に
移行したのは記憶に新しいと思います。
日本の成分規制は、ネガティブリスト制として、
配合してはいけない成分を30個決めて、医薬品の成分以外は
基本的に自由に配合してもよいことになっています。
ただ、タール色素や防腐剤、紫外線吸収剤などは、事前に安全性を
確認したものしか使えません。
これに対して、アメリカでは禁止成分は8個だけ、
色素に関してのみ事前に安全性を確認したものを使うことになっています。
EUは非常に厳しく、配合禁止成分が1211も細かくあります。
色素や防腐剤、紫外線吸収剤については日本と同じように
事前に安全性を確認した成分のみとなっています。
ただ、日本では、日焼け止めに配合する酸化チタンに配合量の規制は
ありませんが、EUでは配合濃度上限が決められています。
フランス人やイタリア人があれこれやっているというより
ドイツ人が細かく緻密に決めているのかなと思っていますが・・(笑)
ただ、規制が厳しい=安全ではないので、念のため。
ただ、化学物質を取り締まるためのものではなく、たとえばリーチ規制は
EU加盟国の競争力向上も規制を行う目的の1つとして挙げていますので、
単に環境保護が熱心なわけではなく、日本や中国、アメリカとの競争に
打ち勝つための規制でもあります。
かつて日本も薬事法で、化粧品に使える成分を2000余りに限定し、
海外からの化粧品の流入を防いでいたこともありました。
アメリカが貿易交渉において、薬事法が海外からの輸出に障壁となっている
ことを強硬に取り上げ、厚生省が規制を撤廃し、全成分表示制に
移行したのは記憶に新しいと思います。
日本の成分規制は、ネガティブリスト制として、
配合してはいけない成分を30個決めて、医薬品の成分以外は
基本的に自由に配合してもよいことになっています。
ただ、タール色素や防腐剤、紫外線吸収剤などは、事前に安全性を
確認したものしか使えません。
これに対して、アメリカでは禁止成分は8個だけ、
色素に関してのみ事前に安全性を確認したものを使うことになっています。
EUは非常に厳しく、配合禁止成分が1211も細かくあります。
色素や防腐剤、紫外線吸収剤については日本と同じように
事前に安全性を確認した成分のみとなっています。
ただ、日本では、日焼け止めに配合する酸化チタンに配合量の規制は
ありませんが、EUでは配合濃度上限が決められています。
フランス人やイタリア人があれこれやっているというより
ドイツ人が細かく緻密に決めているのかなと思っていますが・・(笑)
ただ、規制が厳しい=安全ではないので、念のため。
shin_chanz at 00:02│Comments(0)│
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