紫外線 その医薬品に使われる界面活性剤

2007年09月28日

化粧品屋

久しぶりに転職した化粧品メーカーの若い技術屋と飲みに行く機会がありました。

処方作りすればいいと思っていたらしいですが、現実は営業も行わないと
いけないようで、苦労しているとのこと。


さて、化粧品メーカーの技術屋というのは、前にも書きましたが、
転職する人が多いです。

次から次へと渡り歩く人も珍しくありません。

ある程度できる人によっては、売り手市場なんでしょうね。

ただ、それだけに大手や中堅だと売れる化粧品が作れないと判断されたら
処方組みの担当から外されて、工場に飛ばされてしまうこともしばしば。
厳しい企業なら入社5年目でそれなりに販売量が稼げる商品を
開発できなければ、技術屋はクビというところもあります。

まあ、これは化粧品メーカーだけでなくても他の業種でも競争が激しいところは当たり前なのかもしれませんが。

化粧品メーカーは、大きくなってくると買い手の嗜好に合わせて
ブランドを増やしていきます。
安売り化粧品の市場があれば、安売り子会社を作ったり、
無添加化粧品の市場があれば、無添加化粧品を作ったり、
自然派嗜好の市場があれば、自然派化粧品を作ったりという具合です。

面白いのは、たとえば大手メーカーであってもそこの化粧品は
すべてそのメーカーの研究員によって作られているわけではないということです。

制度品大手や中堅、通販大手や中堅、訪販大手や中堅といったメーカーでも
箱の名前はそこの企業であっても処方のアイデアは別メーカーということがあります。

オリンピックのようなもので、たとえばシャンプーなら
幅広い企業から試作品を集めて、一番評価の高い企業に作らせるというものです。
買い手のメーカーにとっては、評価するだけなので、開発コストが要らず
トレンドに合う処方を手に入れることができます。

これは生協やスーパーなどの流通大手、カタログ通販でも幅広く行われています。
直接買い手のメーカーと化粧品製造メーカーがやり取りするのではなくて、
その間に企画会社が入ることも多いです。

要するに情報がないと、どこに売り込めばいいということがわかりません。
そういう情報を持ったり、プレゼンでの提案力は企画会社がノウハウを
持っていることが多いので、企画会社が企画を立てて、それにあう処方を
化粧品屋が作り、カタログ通販などに売り込んでいくとう手法です。

ただ、いくつもの化粧品メーカーが競うのですが、
争いに勝てるのは1つだけです。

そのため、売れる処方(仕事を取れる)を作れる技術屋さんと
そうでない技術屋さんとは格差が広がっていくという厳しい現実があります。

勉強やら講習で手に入れた知識だけではだめなんですよね。
基本的に知っているだけはモノは作れません。
そうでなはなく、何事にも興味をもって自分の経験からどのくらい
学んで成長できるかというのが、技術屋としてのポイントでしょうか。
あと、センスも必要ですね。

shin_chanz at 00:01│Comments(0) 化粧品 

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