メゾメソッドで部分やせ憧れの豊胸と恐ろしい結末・・・

2007年11月13日

憧れの豊胸と恐ろしい結末・・・

何かを体に入れて特定の部位を膨らませる。

人間の体はある部分が出っ張っていると魅力的に感じることが多いです。

そういう願望に応えるべく、昔から美容整形が行われ、悲劇も多くありました。

日本でも随分昔から美容整形を行う医者がいました。、
鼻にパラフィン(石油系炭化水素)を注入して、鼻を高くするというのは、
昭和11年ぐらいにはもう行われていた程です。

特に多かったのは、戦後の混乱期で、材料も簡単に手に入り、
医者でない人間が体内のあちこに打ち込んでいました。
しかし、医学的な知識がない人間が行うことですから、
さまざまな事故が発生したようです。

さて、胸を大きくするいわゆる豊胸についてもパラフィンが
使われていました。

ヨーロッパでは19世紀くらいから行われ始め、日本でも1960年くらい
からオルガノーゲンという正体不明の石油系成分を胸に注入する
美容外科医が現れています。

ただ、このオルガノーゲンですが、大きな社会問題を引き起こしました。

それは、オルガノーゲンにより異物肉芽腫が発生するということです。

出来た異物肉芽腫が皮膚だけでなく、大胸筋や肋間筋にまで広がり、
肉芽組織が胸部全体を多い、呼吸困難すらできなくなるという事態も
発生しました。

また、注入したものが漏れ出すと胸の形が左右でいびつになることから、
健康診断を受けたがらなくなり、乳がんの発見が遅れたり、
胸にいれた異物の影により、レントゲン写真でも癌を発見しにくいという
問題がおきました。

ここで、人間の体というのは、異物が入ってくると、酵素などを用いて
分解しようとします。たとえば、コラーゲンやヒアルロン酸を注入しても
酵素で半年や1年で分解されてしまいます。

分解できないものについては、細胞はコラーゲンを分泌して、
異物をぐるぐる巻きにして体内の重要な組織から遠ざけようとしたり、
カルシウムを沈着させて、固い石灰により固めようとします。

コラーゲンが分泌されるのは、良いと考える方もいるかもしれませんが、
これは量によります。たとえばお酒を飲みすぎると肝臓を壊すといいますが、
肝硬変ではコラーゲンが作られすぎて、本来必要な肝臓の働きをする細胞を
激減させて、肝臓の働きを悪くし、死に至ることも多々起こります。
(コラーゲン繊維が増えるので繊維化といいます)

石灰化も人間の体内では、ある程度年を取ると起こるようになります。
身近なのは動脈硬化。動脈の内部で、炎症が起こると血管に石灰化が起こり、
血管の内面が骨で覆われるような形となり、柔軟性が失われるだけでなく、
詰まるようになります。(これを防ぐのが納豆だとブログに書きました)

また、体に何かをいれるのは美容外科だけではありません。
たとえば、人工臓器を入れる場合もありますが、
これも石灰化や繊維化により、臓器の表面が覆われるだけでなく、
組織から遠ざけられ、機能できなくなる場合もあります。

そのため、人工臓器では表面を特別な膜で覆って、細胞たちに敵ではないんだよと
アピールする必要があります。

ちなみに、この膜に使われているのが、トゥヴェールで採用している
MPCポリマーというものです。モイスチャーローションやAPZローション等に
配合している成分ですが、もともと人工臓器の生体適合性を高めるため
東京大学が開発したものです。

どんなにすばらしい人工臓器であっても、生体から敵とみなされたら
機能できませんからね。

この東京大学が開発したポリマーに目をつけたのが大手化粧品会社のP社で
積極的に自社商品へ採用しただけでなく、珍しく大手化粧品会社の垣根を超えて
採用される原料となりました。(通常は大手各社はプライドがあって、
ライバル社が目玉にする成分は、採用しない)

まあ、ポリマーと聞くと、何でもかんでも駄目だという人もいますが、
医学的に生体からは敵と見なされないポリマーもあるものです。

shin_chanz at 00:01│Comments(0) 美容外科 

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