2008年02月20日
酸化チタン その3
酸化チタンはそのまま使うだけでなく、今ではほかの素材と
組み合わせて使うことが一般的となっています。
たとえば、球状のナイロンと組み合わせることで、使用感の向上を図ったものや、
12ミクロンという大きな球状ポリエチレンに微粒子酸化チタンを
くっつけたものもあります。
通常は酸化チタンの周囲をシリコーンやシリカなどで覆っただけですが、
この微粒子酸化チタンを12ミクロンの球状ポリエチレンの表面に
コーティングすると紫外線カット力は向上して、肌の付着量は3倍以上となり、
肌への広がりも2倍にもなります。
ちなみにキューピーのマヨネーズは油をレシチンで乳化して
水に分散させたものですが、そのサイズは1ミクロン。
いわばマヨネーズの12倍もの大きな粒子で、肌に入る可能性も少なく、
微粒子酸化チタンをうまく使いこなす技術の一つです。
ファンデーションの原料にナイロンやポリエチレンと表示されていると
こうした複合原料である可能性が高いです。
このほか白雲母の表面に酸化チタンをくっつけた雲母チタンというものもあります。
真珠様の光沢を出す素材ですが、これをファンデーションに配合することで、
質感を向上させることができます。
パール顔料をファンデーションに配合するというのは、結構革新的な試みの
ようであったのですが、場合によっては不自然な仕上がりとなることもあって
使いこなしは難しい原料です。
組み合わせて使うことが一般的となっています。
たとえば、球状のナイロンと組み合わせることで、使用感の向上を図ったものや、
12ミクロンという大きな球状ポリエチレンに微粒子酸化チタンを
くっつけたものもあります。
通常は酸化チタンの周囲をシリコーンやシリカなどで覆っただけですが、
この微粒子酸化チタンを12ミクロンの球状ポリエチレンの表面に
コーティングすると紫外線カット力は向上して、肌の付着量は3倍以上となり、
肌への広がりも2倍にもなります。
ちなみにキューピーのマヨネーズは油をレシチンで乳化して
水に分散させたものですが、そのサイズは1ミクロン。
いわばマヨネーズの12倍もの大きな粒子で、肌に入る可能性も少なく、
微粒子酸化チタンをうまく使いこなす技術の一つです。
ファンデーションの原料にナイロンやポリエチレンと表示されていると
こうした複合原料である可能性が高いです。
このほか白雲母の表面に酸化チタンをくっつけた雲母チタンというものもあります。
真珠様の光沢を出す素材ですが、これをファンデーションに配合することで、
質感を向上させることができます。
パール顔料をファンデーションに配合するというのは、結構革新的な試みの
ようであったのですが、場合によっては不自然な仕上がりとなることもあって
使いこなしは難しい原料です。
shin_chanz at 00:01│Comments(0)│
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