ホルモン入り化粧品シルクパウダーとアレルギー

2008年11月26日

爪のお手入れ

人間の体は、皮膚というアミノ酸が重合したポリマーで覆われています。

そのポリマーの中でも爪は、硬く透明感のあるポリマー体となっています。

爪は結構厚みがあるのに、半透明なため、爪の下の皮膚の血流状態を
ある程度判別することができます。

たとえば爪を押せば、毛細血管に流れる血の量が少なくなるため、
赤みが消えたりという状態を確認できます。

爪も皮膚や毛髪と同じケラチンというタンパク質から成り立っていますが、
このタンパク質の組成はどちらかというと毛髪に近い組成となります。

毛髪のようにアミノ酸同士を固く結びつけることができるアミノ酸を
含んでいるため、爪はある程度硬さを持っています。

この硬さゆえに、指先を保護したり、細かいものを掴むのに役立ったり、
指先の感覚を鋭くしたりという爪の重要な役割を果たせるようになります。

また、爪は内臓の状態を表すともいえ、爪半月の状態で、
病気の推測がされることもあります。

ちなみに爪は角化細胞が層状に重なって出来るものです。
薄い角質細胞が何層にも積み重なって、爪となります。

皮膚と同じケラチンタンパク質とはいえ、水を吸っても皮膚ほど
軟らかくなることはありません。

これは上で書いたとおり、アミノ酸同士を固く結びつける特殊なアミノ酸が
入っているからです。

ただ、爪もアミノ酸から成り立っているため、水分を補給しないと脆くなります。
皮膚に接触している部分の爪は皮膚から水分が補給されますが、
皮膚と接触していない部分の爪だと透明感が損なわれて白くなり、
脆くなりやすくなります。

爪のお手入れに化粧水などは必要ありませんが、保湿クリームを塗って
水分を与えることで、柔軟性を保つことができます。

ネイルエナメルを多用すると爪の水分が損なわれ、
病的に進むと爪の先端部分が剥離し、二枚爪という状態になりますので、
しっかりと水分補給を行うことが必要です。

shin_chanz at 00:01│Comments(0) 化粧品 

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