水と電気と洗剤がほとんど不要な洗浄システム年末警戒

2008年12月29日

原油の値下がり

ガソリン価格がとうとう1L100円を割ってきました。

夏ごろはとんでもない値段だったのに、ここまで変動すると感覚がおかしくなります。
あらゆるものの値段が下がってきていて、工業製品も12月から値段が下がり、
来年の1月と4月にはさらに値段が下がるような見込みがあります。

プラスチックの値段というのは、ややこしくて、数ヶ月前の相場の値段が
現在の値段に跳ね返る仕組みとなっています。

つまり、値上げは遅くて値下げも遅いという感じでしょうか。

新聞にナフサの値段が載っていますが、あの値段によって化学製品の値段も
大きく左右されることになります。

石油製品は今後安くなると思いますが、化粧品の容器では
砂糖を原料にしたポリエチレンなどの容器を採用する動きが
化粧品会社の間で徐々に広まっています。

大手では資生堂がシャンプー容器に採用を決定しています。

10年ほど前、ドイツのウエラが植物原料にしたプラスチックを採用したのが
初めてのケースでしたが、バイオプラスチックが世の中に出始めて
コスト的にも性能も石油系のものに比べても劣らないものが開発されています。

中身を植物系でアピールしても容器が石油からできていては、
完全な植物系とは言えませんが、ようやく中身も外側も植物系ということが
謳えるようになりました。

昔は、砂糖から石油製品と同じものができるなんて、想像もしませんでしたが、
技術の進化は確実に実を結んでいます。

さて、自動車においても来年は電気自動車が話題になりそうですね。
ガソリン車の1/5程度のコストで走れるのは魅力的です。
長い時間走れないので、ドライブには不向きですが、近場の買い物程度なら
十分に使えそうです。

ちなみに企業において電気自動車というのは、20年以上前から使われていました。

14年前会社に入ったときに、電気で動く車が実用化されていたので、
ちょっと衝撃を受けました。電気で動くというのは、まだまだ先の話だと
思っていましたからね。

会社で使うのは、自動車というより、構内作業で使用するリフトなのですが
住宅地に隣接している工場や倉庫では騒音対策で、電気で走るリフトが使われています。

エンジン音がなく、静かなのが良いのですが、昼休みと仕事終わりに充電を
忘れると、動かなくなるという問題点があります。

技術的には昔から可能だった電気自動車もようやく、発売の目処がついたようなので、今後の進歩を楽しみにしています。

shin_chanz at 00:02│Comments(0) 化学の基礎 

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