生物農薬空気中のちり

2009年02月16日

ミネラルファンデーションの成分 シリカについて

最近、誤解が多いなと思うのが、シリカ。

ファンデーションに使われる素材で、酸化チタンを安全に使うためのコーティング剤としても多く利用されています。

シリカの結晶も、ファンデーションの素材として使われることが多くなっています。

シリカは、二酸化珪素(ケイソ)、無水珪酸とも呼ばれ、珪素と酸素がくっついた化合物です。

炭鉱などの粉塵で、塵肺になる事故も多く、シリカは毒性が強いなどとネット上では書かれていたりすることもあります。

ただ、よくよく考えてみると、この地球上に最も多い元素は酸素で、次が珪素です。
酸素は反応性が高いため、様々な金属と反応し、化合物を作りますが、
上に書いたとおり、珪素とくっつきシリカとして存在します。

酸素と珪素が反応した珪酸は、さらに他の金属ともくっつき、地面の土として、地球の陸地を形成しています。

つまり、シリカ系(珪酸)の成分は、どこにでも大量にあるもの。

窓ガラスなどは、珪酸にソーダ灰と石灰石を混ぜて作るものですし、セメントも珪酸が大部分を占めるものです。

窓ガラスの成分(シリカ72%、酸化アルミ1%、炭酸カルシウム9%、炭酸ソーダとカリ16%、酸化マグネシウム 2%)

さらには、地面の土の主成分である以上、シリカは大量に浮遊しています。
川崎、横浜地区の工業地帯で、塵を採取して、その組成を調べたものがありますが、
シリカが23〜33%、酸化鉄が7〜15%、酸化アルミが7〜11%、酸化カルシウムが8〜19%となっており、空中に浮遊している塵としては、
シリカが最も多く存在しています。

地面の主成分である以上、太古から風によって飛散するシリカの微粉末を吸って
動物は生活をしており、シリカへの耐性も人間の体はある程度持っているものと考えるほうが妥当ではないでしょうか。

空気中に普遍的に存在し、息をすれば入ってくるものですし、必要以上に危険視するのは、どうかと思います。


shin_chanz at 00:01│Comments(1) ミネラルファンデーション(MMU) 

この記事へのコメント

1. Posted by ガラスを扱う仕事してます   2012年04月12日 14:06
>窓ガラスなどは、珪酸にソーダ灰と石灰石を混ぜて作るものですし、セメントも珪酸が大部分を占めるものです。

とありますが、我々の業界ではガラスの粉末はあきらかに発がん性があるため吸引しないよう厳重な注意を払います。

ガラスに成形済みの物はよほどの事が無い限り粉末状態にまではならないので、歩いていて吸引することはありません。

この事実を考えると、ガラスを引き合いに出されるのは返って説得力を失ってしまうと思うのですが、いかがでしょうか?

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