2009年02月23日

パウダーのアミノ酸処理

アミノ酸処理パウダーというのがあります。

海外のミネラルファンデーションや有名ブランドのルースパウダーにも
使われているパウダー処理技術です。

アミノ酸処理というからには、アミノ酸をそのままファンデーションの
パウダーにくっつけているというイメージがありますが、実際はそうではありません。

たとえば、ただのアミノ酸パウダーなら、シルクパウダーや
コラーゲンパウダーでしょうか。

これらは、たんぱく質を粉砕して作られたものなので、
アミノ酸というより、たんぱく質のパウダーとなります。
(たんぱく質はアミノ酸がいくつも繋がったものです)

アミノ酸処理パウダーは、たとえばルースパウダーの主成分である
粘土鉱物のタルクやマイカ、酸化チタンなどの表面をシルクや
コラーゲンで覆ったものかと思えば、そうではありません。

では、アミノ酸そのもので覆ったものかというと、純粋なアミノ酸でもありません。

純粋なアミノ酸でマイカなどの表面を覆うことは可能ですが、
すぐに取れてしまいます。

処理(コーティング)に使うアミノ酸が水に溶けるアミノ酸なら、
パウダーの表面を覆っても汗で簡単にアミノ酸だけが流されてしまい、
アミノ酸で処理する意味がありません。

すなわち、粉体の表面処理に使用するなら、コーティング剤はその処理される側の
原料の持つ特性を変えて、相乗的な作用がなければ意味がありません。

たとえば、処理剤が肌との親和性に優れていれば、
酸化チタンやマイカをより肌との密着性をアップさせます。

つまり、これらの粉を顔に長時間留めておくことが出来るということは
化粧効果が長時間続くというメリットが発生します。

粉原料が水に溶けやすいものなら、水に溶けにくいものを
粉の表面にコーティングすることで、原料の弱点を克服し改良を行います。

shin_chanz at 00:01│Comments(2)ミネラルファンデーション(MMU) 

この記事へのコメント

1. Posted by なの   2010年09月02日 13:40
アルミニウムとアルツハイマーの関連性で、どうも、顔に水酸化ALが抵抗があるのですが・・・

アメリカ産のMMUには使われてないようですが、日本のにはよく入ってるんですよね。

あまり好きではないです。
2. Posted by しんちゃん   2010年09月02日 23:00
なのさん、こんにちは

これはミネラルのコーティング剤に使われているだけで、肌に浸透することはありませんし、汗で溶けることはありません。

アルミ自体は海外のミネラルファンデーションに含まれています。
マイカがアルミ化合物なので、マイカに含まれるアルミ含有量に比べるとコーティング剤の水酸化アルミの量は1000分の1やもっと少ない量になると思います。

ただ、化粧品のアルミより野菜やお茶などに含まれるアルミの方が問題で、こちらは体内に吸収される形で入ってきますので、無農薬、農薬野菜共にアルミ問題は消えません。
基本的に土壌自体にアルミが含まれているため、野菜がアルミを吸収せずに作るには野菜工場など、土を使わないで育てる栽培法しか無いと思います。

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