肌と過酸化脂質 その2痛くない注射

2009年04月03日

肌と過酸化脂質 その3

出来てしまった過酸化脂質の対策に最も有効なのは洗顔です。

抗酸化剤を塗るより、洗顔して除去してしまうのが、一番効果的。

以前にも書きましたが、油は酸化すると水に若干溶けやすくなります。

酸素を吸収することで、この酸素が水に油を溶け込ませるように
化学構造が変わるからです。

そのため、水洗顔でもある程度過酸化脂質は落ちるようになります。
20℃の水で2分間洗顔した場合ですが、
過酸化脂質は水洗顔の場合、最外層は52%まで落とすことが出来ました。
角層深部では、33%となります。

水が角質層の中まで入り込み、過酸化脂質が水に溶けて
流出していることがわかります。

洗顔料を使う場合は、最外層で76%、角層深部では57%ほど除去しています。

洗顔料を使用しても完全に落とすことは出来ませんが、
水洗顔に比べると洗浄成分がある分、過酸化脂質の落ちは良くなっています。

ちなみに過酸化脂質ではない、通常の肌の油分の除去率は、
水洗顔の場合、最外層で41%となります。ただし、2層目以降はほとんど除去されません。
洗顔料の場合は、最外層で88%となり、水洗顔と同様2層目以降はほとんど取れません。

洗顔料で洗顔すると、角質の奥から皮脂が抜けてしまいそうなイメージがありますが、実際は最外層の皮脂成分が抜ける程度となります。

なお、抜けてしまった皮脂成分は、洗顔後2時間もすれば自然と回復します。
(クリームや乳液などで油分を補給する場合は、瞬時となりますが)

shin_chanz at 00:01│Comments(2) 細胞機能 

この記事へのコメント

1. Posted by レッド   2009年04月03日 18:49
こんにちは。

40℃くらいのぬるま湯の場合ですと、20℃のお水よりも、過酸化脂質の落ち具合は、倍以上位になるのでしょうか?

石鹸洗顔だと顔が赤くなり、たまに石鹸でベースは水に近いぬるま湯洗顔(30秒位)だと顔が赤くなり、洗いすぎなのか、皮脂焼けをしているのかどちらか分からない場合があります。

ぬるま湯だったら丁度良いのかなと思ったので、質問させていただきました。

2. Posted by しんちゃん   2009年04月04日 09:38
レッドさん、こんにちは

ぬるま湯洗顔だと、洗浄力は2,3割アップします。
お湯に皮脂が溶けやすくなるからです。

石鹸で刺激を感じられるようでしたら、
石鹸洗顔は難しいと思いますので、ぬるま湯洗顔の方がよいのかも。

ただ、お湯でも刺激を感じられたら、
その場合は水道水で洗顔していただくしかないですね。

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