冬の肌荒れ爪のほくろ

2009年06月15日

足底のホクロにはご注意

紫外線に当たりすぎは皮膚がんの元。

私が小学生くらいまでは、日焼け大会などというものがあって、
どれだけ日焼けして、皮膚が黒くなったかということを競いあっていました。

しかし、今では、このような催しものはありません。

むしろ、日焼けの害が一般に浸透していて、子供向けの日焼け止めが良く売れているようです。

紫外線に当たりすぎると、細胞のDNAが光酸化され、致命的なエラーが発生することがあります。

身の回りの食中毒を起こす細菌ですら、日光に当たるとDNAが壊れ、死滅します。
布団を干すのは、日光消毒を利用するものですが、消毒剤を使わずとも安全に殺菌することができます。

さて、イメージ的に皮膚がんは日光が一番当たる場所、つまり顔や腕、手などに
多く出来そうに思えます。

しかしながら、日本人の皮膚がんの多くは、日光にほとんど当たることのない
足底に出現します。

なんで、足底なのか、色々説はありますが、足底にホクロが出現したら注意が必要です。

ちなみに日本人のホクロは、2mm以上のものが平均4個ぐらいあります。

癌はホクロが大きくなったものといわれますが、7mmというのが、基準となります。

ホクロ自体は幼児のときから20歳になるまで、様々な場所に出現し、
増え続けていきますが、20歳以降はそれほど増えません。
50歳以降になると逆に減っていきます。

問題は、大きくなっていくもので、ホクロの大きさが7mm以上になると癌の可能性があり、専門医の診察が不可欠となります。

なお、ホクロは足底のほか、爪の下にも出現してくるものもあります。
爪のほくろについては、かなり人種差があり、白人では少なく、黒人では多くなるという傾向があります。

shin_chanz at 00:01│Comments(0) 病気 

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