成分の吸収 その4成分の吸収 その6

2009年08月19日

成分の吸収 その5

角質層と表皮との違いは何であるかご存知でしょうか?

まず、pHが大きく違います。

肌は弱酸性と言われていますが、pH5なのは、角質層だけの話。

これが、角質層の下の生きた細胞がいる表皮になると、pHは7.4の中性となります。

つまり、弱酸性が良いのは、あくまで角質層での話で、生きた細胞層に到達すると
中性のものが自然なものとなります。

また、角質層は、たんぱく質から出来た細胞とセラミドや脂肪酸の油の層の2層から
成り立っていて、油になじむものの方が肌によく浸透するという性質があります。

ただし、これは角質層だけの話。

角質層を抜けると、大量の水で溢れた生きた細胞層になります。

角質層を抜けるのには、油に溶ける成分の方が有利となりますが、
生きた細胞層に入って行くには水に溶ける成分の方が有利となります。

油に溶ける成分というのは、角質層を抜けて、生きた細胞層の手前で
一旦、浸透が止まり、足踏み状態となります。

水に溶けにくいとかなり浸透力が落ちるためで、このような状態を貯留効果とも言います。

水溶性のビタミンC誘導体は、角質層を抜けるのには時間がかかりますが、
抜けた後は、さっと生きた細胞層へ拡散していきます。

油溶性のビタミンC誘導体は、角質層へは速やかに浸透してきますが、
その後の浸透は遅くなります。
ただ、角質層には、様々酵素があり、油溶性ビタミンC誘導体を徐々に
分解して、水溶性のビタミンCへと変えていきますので、
酵素分解されたものについては、速やかに生きた細胞層へ広がっていきます。

shin_chanz at 00:01│Comments(0) 化粧品 

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