2009年10月23日
エキス保存と容器
植物エキスというのは、生き物と考えても差し支えありません。
それは大半のエキスが抗酸化力をもっているからです。
抗酸化とは、活性酸素と反応しやすいこと。
肌よりすばやく酸化されることで、活性酸素から肌を守ります。
いわばボディガードのような成分です。
このすばやく反応するというのは長所でもあり、欠点でもあります。
それは保存中に酸素と反応してしまうという点です。
つまり、保存はかならず密栓して保存しておかないと効力が失われていきます。
生薬の成分として、生薬の中に存在しているときは、酸素との接触が少ないため、何年も保存することができるのですが、これがエキスにすると一気に酸素との接触回数が増えて、酸化という問題が生じてしまうのです。
このとき、保存がガラス製容器であれば問題ありません。
それはガラスは、空気(酸素)を通さないからです。
ただ、プラスチックだと、注意が必要です。
プラスチックは、一見空気を通さないように見えても徐々に空気を通すものがあるからです。
水は通さなくても空気は通してしまう。これが、後々の問題を引き起こします。
たとえば、PE(ポリエチレン)や飲料水に使われるPET容器などは空気(酸素)を通す代表例です。
これらのプラスチックに対する酸素対策は色々ありますが、一般的なのが内面に空気を通さないプラスチックをコーティングすること。かなり酸素の透過がかなり抑えられるようになります。
さらには最近の容器は酸素を遮断するために、酸素を遮断すだけではなく、酸素吸収剤の層を組み合わせたものもあります。
容器の中に透過した酸素を酸素吸収剤の層で吸収して、より透過を防ぐという方法です。
身近で代表的なものは、PETのお茶の容器でしょうか。
温めて飲むお茶のPET容器は少し肉厚になっていますが、これは酸素遮断剤や酸素吸収剤の層を組み合わせて作られているからです。
ただ、これよりも酸素遮断性に長けるのがアルミ製容器です。
こちらはほぼ酸素をシャットダウンします。
しかし、あくまで金属容器。残念ながらエキスは弱酸性のため、もし、アルミ缶の内面に施されたコーティングに穴が開いていると、アルミが溶出する可能性もあります。
様々な要因を勘案すると、エキスはガラス容器が無難ということになります。
それは大半のエキスが抗酸化力をもっているからです。
抗酸化とは、活性酸素と反応しやすいこと。
肌よりすばやく酸化されることで、活性酸素から肌を守ります。
いわばボディガードのような成分です。
このすばやく反応するというのは長所でもあり、欠点でもあります。
それは保存中に酸素と反応してしまうという点です。
つまり、保存はかならず密栓して保存しておかないと効力が失われていきます。
生薬の成分として、生薬の中に存在しているときは、酸素との接触が少ないため、何年も保存することができるのですが、これがエキスにすると一気に酸素との接触回数が増えて、酸化という問題が生じてしまうのです。
このとき、保存がガラス製容器であれば問題ありません。
それはガラスは、空気(酸素)を通さないからです。
ただ、プラスチックだと、注意が必要です。
プラスチックは、一見空気を通さないように見えても徐々に空気を通すものがあるからです。
水は通さなくても空気は通してしまう。これが、後々の問題を引き起こします。
たとえば、PE(ポリエチレン)や飲料水に使われるPET容器などは空気(酸素)を通す代表例です。
これらのプラスチックに対する酸素対策は色々ありますが、一般的なのが内面に空気を通さないプラスチックをコーティングすること。かなり酸素の透過がかなり抑えられるようになります。
さらには最近の容器は酸素を遮断するために、酸素を遮断すだけではなく、酸素吸収剤の層を組み合わせたものもあります。
容器の中に透過した酸素を酸素吸収剤の層で吸収して、より透過を防ぐという方法です。
身近で代表的なものは、PETのお茶の容器でしょうか。
温めて飲むお茶のPET容器は少し肉厚になっていますが、これは酸素遮断剤や酸素吸収剤の層を組み合わせて作られているからです。
ただ、これよりも酸素遮断性に長けるのがアルミ製容器です。
こちらはほぼ酸素をシャットダウンします。
しかし、あくまで金属容器。残念ながらエキスは弱酸性のため、もし、アルミ缶の内面に施されたコーティングに穴が開いていると、アルミが溶出する可能性もあります。
様々な要因を勘案すると、エキスはガラス容器が無難ということになります。
shin_chanz at 00:01│Comments(0)│
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