2009年10月30日
エアレス容器 その2
ちなみに元祖エアレス容器というのは、医薬品の軟膏に使われるアルミチューブ。
あれのどこがエアレスかというと、プラスチックチューブと違ってアルミチューブは一度変形すると元の形には戻りません。
つまり、容器が少なくなればなるほど、容器の形も変化していき、空気がチューブ内へ入ることを防いでいます。
化粧品でアルミチューブというのは、美観上の問題があって余り見かけません。
一方、容器デザインより安全性が重視される医薬品ではアルミチューブが標準となっています。
アルミチューブの方が酸素の遮断率が高く、中身を酸化から守ることができるからです。
もう一つ、空気の侵入を防ぐより重要なことは一度出した中身を戻させないことです。
化粧品でも医薬品でもボトルやチューブから中身を取り出すとき、いつも適量を出せるわけではありません。
少し多かったとき、そのまま使わないのと勿体無いので容器に戻してしまうこともあるかもしれませんが、これが防腐上で一番問題になります。
一度手に取ったものは、通常手のひらの上にいる細菌に汚染されてしまいます。
もう一度容器に戻してしまうと、容器内で菌が繁殖してしまう恐れがあります。
しかし、使うたびに変形して小さくなっていくアルミチューブでは、少し多いからと思っても元へ戻すことはできません。
ここが製薬会社には利点となって、アルミチューブが医薬品に広く用いられています。
あれのどこがエアレスかというと、プラスチックチューブと違ってアルミチューブは一度変形すると元の形には戻りません。
つまり、容器が少なくなればなるほど、容器の形も変化していき、空気がチューブ内へ入ることを防いでいます。
化粧品でアルミチューブというのは、美観上の問題があって余り見かけません。
一方、容器デザインより安全性が重視される医薬品ではアルミチューブが標準となっています。
アルミチューブの方が酸素の遮断率が高く、中身を酸化から守ることができるからです。
もう一つ、空気の侵入を防ぐより重要なことは一度出した中身を戻させないことです。
化粧品でも医薬品でもボトルやチューブから中身を取り出すとき、いつも適量を出せるわけではありません。
少し多かったとき、そのまま使わないのと勿体無いので容器に戻してしまうこともあるかもしれませんが、これが防腐上で一番問題になります。
一度手に取ったものは、通常手のひらの上にいる細菌に汚染されてしまいます。
もう一度容器に戻してしまうと、容器内で菌が繁殖してしまう恐れがあります。
しかし、使うたびに変形して小さくなっていくアルミチューブでは、少し多いからと思っても元へ戻すことはできません。
ここが製薬会社には利点となって、アルミチューブが医薬品に広く用いられています。
shin_chanz at 00:01│Comments(0)│
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