睫毛の育毛剤・・抗菌性のあるアルコール その2

2009年11月04日

抗菌効果のあるアルコール類

昔はBG(ブチレングリコール)しかありませんでしたが、今では抗菌性を持つ、いろいろなアルコール類があります。

防腐剤無添加という市場はかなり大きいので、そこを狙う原料メーカーが増えてきたということでしょうか。

アルコール系で多いのが、ヘキサンジオール。
水によく溶け油にも若干溶けるアルコールです。

エタノールのようなアルコールというより、グリセリンに近い多価アルコールの分類に入るものです。

分子内に水酸基が二つあり、1つのエタノールより刺激性は低く、揮発性も低いのが特徴です。

抗菌性のあるアルコールは水酸基が二つまでというのが特徴です。

水酸基というのは、水をひきつける部分のことで、これが多いと蒸発しにくくなります。

グリセリンはこれが3つもあり、かつ分子が小さいため、保湿性が高くなります。
BGやヘキサンジオールは水酸基が二つです。

BGとヘキサンジオールの違いは、ヘキサンジオールの方が油性が高くなっていること。

これが抗菌性に大きく影響します。
ヘキサンジオールでは2%の配合で済むものが、BGなら30%という具合です。

ペンチレングリコールというのもよく使われる抗菌アルコールです。
こちらはヘキサンジオールより油性が低いため、その分抗菌性を持たせようとすると数倍多めに配合しないといけません。だいたい5%ぐらいでしょうか。

逆にヘキサンジオールより油性が高いカプリリルグリコールになると0.5%の配合量でも抗菌性を示します。

エタノールは水酸基が一つで、すぐに蒸発し、保湿性はありませんが、優れた殺菌力があります。

ただ、エタノールよりさらに小さいメタノールにはあまり殺菌効果は期待できません。
エタノールより分子が少しだけ大きいイソプロピルアルコールはエタノールより殺菌力が高くなります。

shin_chanz at 00:01│Comments(0) 化粧品原料 

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