あえて糖化させる成分アミノ酸の原料メーカー

2009年12月04日

合成洗剤の刺激を抑える原料

合成洗剤の刺激を抑えるのは何も抗炎症剤ではありません。

糖系の保湿剤も刺激を抑える効果があります。

たとえば前回ご紹介した異性化糖もそのうちの一つ。
他によく使われるのは、ポリオキシエチレンメチルグルコシドというもの。

メチルグルセスという表示名称で使われていますが、こちらは保湿効果の他、化粧水の感触改良、そして抗炎症効果があります。

合成洗剤のラウリル硫酸ナトリウムに刺激を感じる6名の方でパッチテストを行ったところ、以下の結果が得られています。

10%ラウリル硫酸ナトリウム液では100%陽性反応(肌に赤みがでてチクチクするなど)が出るのに対して、

10%ラウリル硫酸ナトリウム+0.3%グリチルリチン酸ジカリウムは67%、
10%ラウリル硫酸ナトリウム+0.1%グリチルレチン酸ステアリルは33%、
10%ラウリル硫酸ナトリウム+1%異性化糖は33%
10%ラウリル硫酸ナトリウム+4%メチルグルセスは33%となっています。

10%ラウリル硫酸ナトリウムをパッチテストするというのは、結構過酷な条件なのですが、それでも各成分が陽性率を下げてしまうのは、その効果は侮れないと思います。

ちなみにグリチルリチン酸ジカリウムは化粧品にかなりといって良いほど、よく使われる抗炎症剤なのですが、同程度以上の抗炎症効果を持つ糖系保湿剤があるということも興味深いと思います。

メチルグルセスは、大手ブランド中心によく配合される原料ですが、なんとなく使われる理由がお分かりなられたことでしょう。

shin_chanz at 00:01│Comments(5) 化粧品原料 

この記事へのコメント

1. Posted by ゆか   2009年12月05日 16:59
初めまして!調べものをしていた時にこのblogを見つけて以来、よくお世話になってます。
過去の記事も見させて頂きましたが、とても勉強や参考になり助かっています★

いきなりで失礼かと思いますが、最近よく防腐(剤)の事を記事にされてるので質問させて下さい↓↓
化粧水を自作していて、容器などはよく洗い、煮沸消毒・アルコール消毒、冷蔵庫に保存、1週間で使い切るなど気を付けているのですが、やはり不安になりますし、手間もかかるので防腐剤を入れようと思っています。
2週間保てばいいのですが、どれをどの程度配合すれば効果があるのか分かりません(汗
何かおすすめな防腐剤や方法などありましたら是非教えて頂きたいです!

お手数かけますが、お返事宜しくお願い致します↓↓
2. Posted by しんちゃん   2009年12月06日 14:44
ゆかさん、こんにちは

防腐剤は一定量以上を入れないと効果がありません。
たとえばパラベンでもある濃度以上でないと効果が出ないばかりか、耐性菌などが出現してきます。

そのため、一定量を入れることになるのですが、その場合は1ヶ月程度持つことになります。
2週間分といって、量を減らすと効果が全く無くなりますので、ご注意ください。

一番良いのは保湿剤兼抗菌剤となるヘキサンジオールでしょうか。
トゥヴェールのしっとり補充液などを使えば良いですよ。
3. Posted by ゆか   2009年12月07日 16:52
お返事ありがとうございます↑↑

そうなんですね!1ケ月持つならそれはそれで安心です(もちろん注意しますが)
ヘキサンジオール、候補にしてたのでこれを防腐剤にしようと思います!
本当に助かりました、ありがとうございます♪

ヘキサンジオールは、1%や2%とサイトによって配合量に差が出るのですが、正確にはどの程度配合すればいいのでしょうか?できるだけ必要最低限の量に留めたいです。
化粧水には保湿剤2種類、pH調整剤の他に、新に生薬エキスも配合する予定でいます。

また、調べていてパラベン程の防腐力や安全性はないとあったので、ヘキサンジオールと一緒に入れる事も考えてるのですが、この場合メチルパラベンとヘキサンジオールの割合はどの位になるでしょうか?
この場合も、ヘキサンジオールと特にメチルパラベンは必要最低限の量に留めたいです。

質問ばかりで本当にすみませんが、再度お返事頂けたら嬉しいです。
宜しくお願い致します↓↓
4. Posted by しんちゃん   2009年12月07日 21:59
ゆかさん、こんにちは

ヘキサンジオールは2%をお勧めします。
カビが1%では全く生育阻止できません。

なお、パラベンは0.2%入れます。
ただ、水には簡単に溶けませんので、パラベン2gをエタノールもしくはBG8gに溶かして、そして溶かした溶液を1g配合するという具合です。
この場合はBGでも溶かすのに苦労するので、エタノールが良いでしょう。
ヘキサンジオールを併用する場合は、ヘキサンジオールは1gで構いません。
ただし、パラベンは0.2g無いと防腐力を発揮しませんので、正確な計量が無理ならヘキサンジオールをお勧めします。
5. Posted by ゆか   2009年12月08日 21:04
又々お返事ありがとうございますm(__)m

ヘキサンジオール単体は2%、パラベンと併用はヘキサンジオール1%にパラベン0.2%(エタノールに溶かす)ですね!アドバイスに解説までして頂き、ありがとうございます!助かりました。
正確にはかれる計量器はまだ持っていないので、アドバイス通りヘキサンジオール2%配合にします↑↑
詳しく教えて頂き、本当に本当にありがとうございました!!

HP・blog共にこれからも陰ながら応援させて頂きますので、大変かと思いますが頑張って下さい★
またすぐ、拝見しに来させて頂きます(^^)

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