今一度ホルモンとシミについて その3油の吸収

2010年02月01日

たらみのゼロカロリーゼリーとダイエット

この前、スーパーでたらみのゼロカロリーゼリーがあったので、食べてみました。

ゼロカロリーの割りに結構、しっかりとした味わいじゃないですか。
ナタデココも歯ごたえのあるもので、ちょっと感心しました。

今までのゼロカロリーというと、いまいちのものが多かったのですが、これなら昼食をこのゼリーに置き換えて済ましてしまうということも出来るかと。

ダイエット食材としては優秀だと思います。

さて、ダイエット食材の多くは、食物性繊維を利用しています。

ダイエットのつもり水だけ飲んでも空腹感を満たすことはできず、ある程度「食べた」という実感が必要なのでしょう。

また、味もそれなりになければなりません。
塩味や甘い味はゼロカロリー調味料で出来ますが、油っぽさを出すのは無理です。
アメリカで油の代替商材が発売されましたが、味の面で難点がありました。

ゼリーやジュースのゼロカロリーがあっても、ポテトチップスやチョコレートのゼロカロリーは実現不可。

食事のカロリーは、主に炭水化物と脂質から摂っていますので、人間は本質的に求めるようです。

食品中の脂肪は、人間の酵素によって分解され吸収されていきます。
この酵素の働きを止めれば、簡単にダイエットできそうですが、これも失敗に終わってます。

最大の問題は、便失禁が起こること。
油は人間の体温では液状となっており、これがこのまま大腸までやってくると下痢や便が液状となり「漏れ出してしまう」という問題が起こりました。

油の代替品の普及が失敗し、ダイエット用の抗酵素薬も伸び悩んでいるのも油が吸収されない代わりに生じたこの問題が重くのしかかっています。

その点ゼリーは、ほぼ水分で出来上がっていて、腸で水分はほとんど吸収されてしまい、下痢になることもほとんどありません。

腹持ちという点に課題が残りますが、これも進化することで解決されるのでしょうか。

shin_chanz at 00:00│Comments(0) 食品の科学 

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