2010年07月23日
ショコラエステ
チョコレートを使ったエステは日本では余りなじみがありませんが、外国ではあるようです。ショコテラピーなどいうものもあるようで、結構盛んだったりします。
チョコレートには様々な成分が含まれています。
チョコレートの色はポリフェノールやアミノカルボニル化合物なのですが、よくよく考えてみると、あれだけ高濃度にポリフェノールを含んでいる食品は滅多にありません。
化粧品と比べてもかなりの高濃度エキスです。
高カカオ分のチョコレートになってくると、ポリフェノール含量は通常の植物エキスに比べても負けてはいません。
たとえばカカオの恵みのカカオ分70%タイプだと10gに170mgのポリフェノールが含まれています。
植物エキス原液なみのポリフェノールが1本10gのチョコレートに含まれていることはかなりの驚きです。
そのままエステに使用されていてもなんら不思議ではありません。
ちなみにカカオポリフェノールを東北大で皮膚細胞への影響を調査したところ、表皮と真皮の肌細胞を共に増殖させる効果があるとか。
ほかにポリフェノールなので、美白効果もあると思います。
ただ、チョコレートの甘い匂い、あれは問題です。
お菓子臭が強くて、そのまま顔に塗るわけにはいきません。
そのため、エステで使うのは、カカオから抽出したエキスを使用します。
高カカオのチョコレートを代用したいところですが、残念ながらチョコには還元糖が含まれていて、これが肌のアミノ酸と反応すると、透明感が損なわれよろしくないです。(還元糖の反応は、肌のタンパク質とくっつくと保湿力をアップすることもあるため、なかなかややこしい反応となります)
一部のエステではチョコレートを溶かしてそのまま塗るところもあるようですが、使うのはポリフェノールのみにしたいところです。
チョコレートには様々な成分が含まれています。
チョコレートの色はポリフェノールやアミノカルボニル化合物なのですが、よくよく考えてみると、あれだけ高濃度にポリフェノールを含んでいる食品は滅多にありません。
化粧品と比べてもかなりの高濃度エキスです。
高カカオ分のチョコレートになってくると、ポリフェノール含量は通常の植物エキスに比べても負けてはいません。
たとえばカカオの恵みのカカオ分70%タイプだと10gに170mgのポリフェノールが含まれています。
植物エキス原液なみのポリフェノールが1本10gのチョコレートに含まれていることはかなりの驚きです。
そのままエステに使用されていてもなんら不思議ではありません。
ちなみにカカオポリフェノールを東北大で皮膚細胞への影響を調査したところ、表皮と真皮の肌細胞を共に増殖させる効果があるとか。
ほかにポリフェノールなので、美白効果もあると思います。
ただ、チョコレートの甘い匂い、あれは問題です。
お菓子臭が強くて、そのまま顔に塗るわけにはいきません。
そのため、エステで使うのは、カカオから抽出したエキスを使用します。
高カカオのチョコレートを代用したいところですが、残念ながらチョコには還元糖が含まれていて、これが肌のアミノ酸と反応すると、透明感が損なわれよろしくないです。(還元糖の反応は、肌のタンパク質とくっつくと保湿力をアップすることもあるため、なかなかややこしい反応となります)
一部のエステではチョコレートを溶かしてそのまま塗るところもあるようですが、使うのはポリフェノールのみにしたいところです。
shin_chanz at 00:00│Comments(0)│
│食品の科学