ビタミンEパウダー その1ビタミンEパウダー その3

2010年11月23日

ビタミンEパウダー その2

新しい機能とは従来のビタミンEではなかった抗炎症作用。
医薬部外品の有効成分と認められたほどなので、その能力はかなりのもの。
しかも、合成洗剤の刺激を抑えれるというのは、今まではトランシーノや歯磨きの宣伝に出てくるトラネキサム酸ぐらいしかなかったので、これは画期的な成分と思われます。

また、ビタミンC誘導体と協調して、その効果をアップさせるのも面白い点。
実はビタミンE自体はビタミンC誘導体と協調して、効果を上げるというのは昔から知られていたのですが、それは他社の特許であり、いいと思っていても使うことは出来ませんでした。

しかし、新しいビタミン誘導体であるビタミンEパウダーはそういった過去の呪縛から解き放たれ、きっちりビタミンC誘導体との協調効果もはっきりしています。
ビタミンC誘導体を使うなら、一緒に使っていきたい成分でもあります。

ただ、少し問題なのが、取り扱いが少々やっかいなこと。

ビタミンEパウダー(TPNa、VEP)は水溶性のパウダーで水に溶かすことができますが、元は油に溶ける成分。水に溶かすには色々な細かい条件がついています。

簡単には溶けず、溶ける際も相手を選ぶといった特徴があります。

ルールその1

ビタミンC誘導体とは一緒に溶解できません。(配合できないという意味ではありません)
一緒に配合したいのなら、必ずビタミンEパウダーを先に完全溶解してから、ビタミンC誘導体を溶かし込む必要があります。
同時に溶かそうとした場合、順番が逆の場合は、一切溶けません。

高速でせん断力のあるミキサーを使って溶かすのなら別ですが、手軽には溶けません。
順番を間違えるとまったく溶けませんし、そういう意味では難しい成分です。
なお、ビタミンC誘導体を加えると化粧水自体の粘度がどろっとしたような感じになることがまれにありますが、肌につけた瞬間さらっとした化粧水へ変化します。

ルールその2
水にしか溶けず、それもミネラルが少ない軟水である必要がある。お湯で溶かそうとすると分解する。

成分がデリケートなので、お湯で溶かすと一部分解してしまい、沈殿が生じます。
また、ミネラルがあると水に溶けない成分となってしまい、この場合も沈殿が生じます。

shin_chanz at 23:00│Comments(0) 化粧品 

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