色々書いていたのに男性ホルモンの分泌 その2

2011年03月06日

男性ホルモンの分泌

ホルモンの分泌量が人間の行動に影響を及ぼすという報告があります。

男性ホルモンが多い人は、積極的で、攻撃的、そして冒険好きなど様々な性格との関連付けが指摘されています。

社会科学的な研究では、男性ホルモン量が多いと、リスクをとって、冒険をしたくなるとか。銀行や証券のトレーダーの男性ホルモン量を調べると利益が多いトレーダーほど、男性ホルモンの量が多いとの報告があります。
ただ、無茶な投機で失敗するトレーダーも男性ホルモン量が多く、昨今は投資ブームが来て久しいですが、ばくち打ちのような一発勝負で儲けようとする人は、男性ホルモン量が多いようです。

また、男性ホルモンと顔の関連を調査したものもあります。顔の長さが長いほど、男性ホルモン量が多く、また積極性が高いとのこと。

身の回りに顔の長い人がおられるなら、その行動を見てください。

この男性ホルモンですが、遺伝子である程度日常の分泌量は制御されています。
男性であっても男性ホルモン量が低い人もいれば、女性でも高い人がいます。

男性ホルモンの分泌を決定するのは、遺伝要素以外にも「競争に勝つ」ということで、ホルモン量の分泌が促進されていきます。

たとえば、子供が友達と競争して、スポーツなどで打ち勝つと男性ホルモンの分泌量が増えていきます。そうすると、さらに自信やさらなる挑戦に対する意欲が沸き、男性ホルモンの量が相乗的に増えていきます。

ただ、この男性ホルモン量ですが、高ければいいというものではありません。
男性ホルモンが高いと痛みを感じにくくなるという問題もあります。

武士や戦士など、やられてもやられても立ち上がって闘うというシーンが映画などで出てきますが、男性ホルモン量が多いと、痛みを感じなくさせていくため、あながち嘘ではありません。


shin_chanz at 20:21│Comments(0) 細胞機能 

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