安物LEDに注意炎症と老化 その2

2011年07月05日

炎症と老化 その1

進化論という考え方があります。

人生における最もエネルギーを使う過程というのは、成長、成熟過程にあり、生命の存在目的である種の維持や拡大を行います。

魚などはこの典型的な例ですが、次世代を出産すれば、死滅するように仕向けられています。
この合理的な遺伝子の仕組みは限りのある食料や疫病対策などを想定して緻密に組み立てられているものと思います。
野生動物は、老化=死であり、体力が弱まると天敵に捕食される恐れがあります。
人間のように老化しても長生きできることはなく、その点からは人間は特殊な存在といえるでしょう。

人間も30歳くらいがピークで、あとは細胞の成長が衰え始め、生まれてくる細胞よりも死んでいく細胞の数の方が多くなっていきます。

子供の成長過程は明らかに生まれてくる細胞の方が圧倒的に多いのですが、老人になると死んでいく細胞の方が多いため、この現象が各所に現れてきます。

老化は基本的に一方的に進んでいくもので、若返りが起こることはありません。
外部の環境にも大きく左右されずゆっくりと確実に進行してきます。

寿命が短いねずみで成功している老化対策は今のところカロリー制限が一番のようです。何かの薬剤やホルモンなどが効きそうですが、結局のところ無駄なカロリーの摂取を控えたねずみが老化の進行が遅く長生きする結果になっています。

もう昔から知られたことですが、今でもこの結果は変わらないようです。

それでは老化が進行しやすいモデルというのは、何かというと肥満だそうです。

shin_chanz at 20:09│Comments(0) 老化 

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