2012年01月08日

ビタミンAと日光

ビタミンA(レチノール)は非常に酸化しやすい成分。

この酸化のしやすさは、逆に体内に取り込まれると、目の中で光の感受性に利用されたりします。

よく「ビタミンAを含む化粧品を日中使っても問題ないか」という質問があります。
一般的に申しますと、夏場で無い限り特に問題にはなりません。

化粧品で配合されるビタミンAというのは、そのものではなく、ビタミンA誘導体がメインとなります。

このビタミンA誘導体は、ビタミンAに比べると油に溶けやすくなり、さらに肌への浸透性も高まるという特徴があります。

その反面、ピュアなビタミンAに戻るためには、酵素が必要で、若干時間がかかるというデメリットもあります。

ただ、安定性が大きく増すために化粧品への配合が大幅に増えています。

日光の紫外線でも安定化したビタミンA誘導体はある程度耐えることが可能です。
まして、抗酸化剤でビタミンA誘導体を包んでいる場合は、さらに日光に対する耐性が高くなります。

また、夏場であってもUVカット効果のある日焼け止めやファンデーションを使用している場合は特に問題にはなりません。

ビタミンA配合化粧品で問題になるのは、日光による劣化よりも、ビタミンAそのもの刺激となりますので、こちらには十分注意する必要があります。

ビタミンAは皮膚に必ず必要な成分であるのにもかかわらず、作用が強くて刺激を与えるためです。
たとえばビタミンAゲルで刺激を感じたら他のゲルやクリームで使用時に薄めて使うというのも、一つの方法です。



shin_chanz at 20:30│Comments(0)化粧品 

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