育毛剤
2007年01月26日
育毛とお肌のお手入れは正反対?
育毛で重要なのは、毛細血管を作るタンパク質のVEGFを
いかに頭皮で作らせるかが重要と書きました。
VEGFを増やすのは、育毛剤のミノキシジルや柿の葉のエタノール抽出物です。
ただ、肌にとっては、VEGFはしわの原因となります。
それはなぜかというと、しわの原因は肌を支えるコラーゲンや
エラスチンが部分的に減少するために起こります。
まあ、よい例えではありませんが、しわは地面の下の部分が崩れて出来る
道路の陥没穴のようなものとお考えください。
紫外線に当たるとこのVEGFの産出が増えて、
毛細血管がいっぱいできます。
そうすると炎症を起こす細胞もその血管を通って集まってきて、
エラスチンなどを分解する酵素を産出していきます。
こうなるとエラスチンがどんどん分解されて、肌を支える土台が
崩壊していき、しわが形成されていきます。
頭皮では髪の毛の救世主であるVEGFが顔や首の皮膚では
しわを発生させる原因物質となります。
毛細血管を作るだけのタンパク質なのに、
まさに相反する結果を与えるわけです。
なお、ハゲ治療の1つに紫外線療法というのもあります。
紫外線を頭皮に当てるのですが、他の治療と併用することで育毛効果が
向上するようです。
肌に当たるとしみやしわを作る紫外線ですが、頭皮に当てると
毛が生えてくるというのは、なかなか興味深いことです。
いかに頭皮で作らせるかが重要と書きました。
VEGFを増やすのは、育毛剤のミノキシジルや柿の葉のエタノール抽出物です。
ただ、肌にとっては、VEGFはしわの原因となります。
それはなぜかというと、しわの原因は肌を支えるコラーゲンや
エラスチンが部分的に減少するために起こります。
まあ、よい例えではありませんが、しわは地面の下の部分が崩れて出来る
道路の陥没穴のようなものとお考えください。
紫外線に当たるとこのVEGFの産出が増えて、
毛細血管がいっぱいできます。
そうすると炎症を起こす細胞もその血管を通って集まってきて、
エラスチンなどを分解する酵素を産出していきます。
こうなるとエラスチンがどんどん分解されて、肌を支える土台が
崩壊していき、しわが形成されていきます。
頭皮では髪の毛の救世主であるVEGFが顔や首の皮膚では
しわを発生させる原因物質となります。
毛細血管を作るだけのタンパク質なのに、
まさに相反する結果を与えるわけです。
なお、ハゲ治療の1つに紫外線療法というのもあります。
紫外線を頭皮に当てるのですが、他の治療と併用することで育毛効果が
向上するようです。
肌に当たるとしみやしわを作る紫外線ですが、頭皮に当てると
毛が生えてくるというのは、なかなか興味深いことです。
2007年01月25日
手作り育毛剤の作り方
市販の育毛剤は主成分がエタノールです。
最低でも35%、通常は50%、多い場合は70%ぐらいになります。
これだけエタノールが多いのは、成分を浸透させるためで、
育毛成分が到達する必要がある箇所は、毛穴の奥の奥です。
皮脂が詰まった毛穴を突き抜けて、毛の生えている根元に
成分を到達させるためには、高濃度エタノールが必然となります。
エタノールがないと効く成分も、頭皮に入っていきません。
他には保湿剤として、グリセリンが1〜2%、ベタインが1%程度でしょう。
頭皮は肌と違ってさほど保湿剤を必要としません。
また、配合するエキスは10%程度となります。
つまり、無水エタノール50g+生薬エキス10g+ベタイン1g、
残り水49gとなります。
ベタインは入れなくてもかまいません。
保湿剤としてグリセリンやBGをいれるときは2g以内にしてください。
通常は入れる必要はありません。
さて、配合するエキスですが、お勧めはいくつかあります。
いずれも50%エタノールで抽出してください。
BGではだめで、50%エタノールが基本となります。
生薬10gに50%エタノール100gをベースにしてください。
生薬エキスで育毛効果が高いのは、冬虫夏草、柿の葉、オトギリソウ、
ニンジン、ジオウ、センブリとなります。
冬虫夏草は資生堂の育毛剤で有名なアデノシンが有効成分となります。
このアデノシンが、毛の成長を促すたんぱく質であるFGFを
産出する働きを持っています。
柿の葉はミノキシジルとおなじように毛根への毛細血管を増やす
効果があります。ミノキシジルは、毛細血管を増やして、
どんどん栄養分を髪の毛に送り届けるのが第一の効果ですが、
柿の葉も同じような血管を作る効果を持っています。
オトギリソウは、花王のフラバサイトの薬用成分の原型となりました。
花王が育毛作用をもつ生薬エキスを探索したところ、
オトギリソウに強い育毛効果を見出し、そこからヒントを得て
育毛剤を開発しました。
ニンジンは細胞賦活、ジオウやセンブリは血行促進となります。
各成分を併用することで、毛根に毛細血管をいくつもつないで、
血行を促進することで、栄養分を送り込み、枯れそうな毛を
甦らせるように働きかけます。
また、発毛を促進するタンパク質を作らせることで、
産毛を太くて硬い毛に変化させていきます。
ちなみに、どんな効果的な育毛剤でも
発毛が見られるためには、毛が生えるサイクルに毛包が移行して
一日0.3mmずつ伸びるとしても2ヶ月程度かかります。
一週間使って脱毛がとまって毛が生えてくるようなものでは
ありませんので、気長に試されることをお勧めします。
最低でも35%、通常は50%、多い場合は70%ぐらいになります。
これだけエタノールが多いのは、成分を浸透させるためで、
育毛成分が到達する必要がある箇所は、毛穴の奥の奥です。
皮脂が詰まった毛穴を突き抜けて、毛の生えている根元に
成分を到達させるためには、高濃度エタノールが必然となります。
エタノールがないと効く成分も、頭皮に入っていきません。
他には保湿剤として、グリセリンが1〜2%、ベタインが1%程度でしょう。
頭皮は肌と違ってさほど保湿剤を必要としません。
また、配合するエキスは10%程度となります。
つまり、無水エタノール50g+生薬エキス10g+ベタイン1g、
残り水49gとなります。
ベタインは入れなくてもかまいません。
保湿剤としてグリセリンやBGをいれるときは2g以内にしてください。
通常は入れる必要はありません。
さて、配合するエキスですが、お勧めはいくつかあります。
いずれも50%エタノールで抽出してください。
BGではだめで、50%エタノールが基本となります。
生薬10gに50%エタノール100gをベースにしてください。
生薬エキスで育毛効果が高いのは、冬虫夏草、柿の葉、オトギリソウ、
ニンジン、ジオウ、センブリとなります。
冬虫夏草は資生堂の育毛剤で有名なアデノシンが有効成分となります。
このアデノシンが、毛の成長を促すたんぱく質であるFGFを
産出する働きを持っています。
柿の葉はミノキシジルとおなじように毛根への毛細血管を増やす
効果があります。ミノキシジルは、毛細血管を増やして、
どんどん栄養分を髪の毛に送り届けるのが第一の効果ですが、
柿の葉も同じような血管を作る効果を持っています。
オトギリソウは、花王のフラバサイトの薬用成分の原型となりました。
花王が育毛作用をもつ生薬エキスを探索したところ、
オトギリソウに強い育毛効果を見出し、そこからヒントを得て
育毛剤を開発しました。
ニンジンは細胞賦活、ジオウやセンブリは血行促進となります。
各成分を併用することで、毛根に毛細血管をいくつもつないで、
血行を促進することで、栄養分を送り込み、枯れそうな毛を
甦らせるように働きかけます。
また、発毛を促進するタンパク質を作らせることで、
産毛を太くて硬い毛に変化させていきます。
ちなみに、どんな効果的な育毛剤でも
発毛が見られるためには、毛が生えるサイクルに毛包が移行して
一日0.3mmずつ伸びるとしても2ヶ月程度かかります。
一週間使って脱毛がとまって毛が生えてくるようなものでは
ありませんので、気長に試されることをお勧めします。
2006年11月28日
脱毛症の新しい薬
日本人の男性型ホルモンに由来する男性型脱毛症は、
軽症の人を含めると、30代で10%、60代で約50%といわれています。
特に重症の人は白人で13%、日本人では4%であり、
若い世代ほど白人の1/4程度となります。
抜け毛の原因は色々あって、ホルモンの変化もありますが、
女性の場合は、無理なダイエットや膠原病、慢性甲状腺炎、貧血も
原因となります。
メルク社のフィナステリドは、ハゲの飲む治療薬として、
日本でも許可されました。
毛乳頭にある男性ホルモンを活性化する酵素を阻害することで、
効果を発揮します。
遺伝的にこの酵素を持たない男性は、男性ホルモンの量は正常ですが、
ひげや体毛がうすく、前立腺肥大やハゲにならないことが
調査でわかっています。
一日1mgの量で、活性が高い男性ホルモンは70%の量にまで落ち、
1年間で有効以上が48%、2年なら66%と薄毛に悩む男性にとっては
なかなか期待できる治療薬です。
(J.Am.Acad.Dermatol 39,578,1998)
内服を中止すると、数ヶ月で効果がなくなるので、
飲み始めるとハゲを気にしなくなるまでは、ずーと飲み続けることになります。
ちなみに、閉経後の女性には、効果はほとんどないため、
男性専用のハゲ治療薬です。
なお、妊娠中の女性は、男児の生殖器の発達に影響を与えるため、
飲むのは禁止されています。
また、男性の精液経由での女性の体内への浸透は軽微なため、
妊娠を希望する女性の夫が服用しても問題ないとされています。
女性の医薬品での治療の場合は、今のところミノキシジル(リアップ)の
外用しかなく、服用ではスピロノラクトンとなります。
他には植毛というのもありますが、なかなか難しいようです。
軽症の人を含めると、30代で10%、60代で約50%といわれています。
特に重症の人は白人で13%、日本人では4%であり、
若い世代ほど白人の1/4程度となります。
抜け毛の原因は色々あって、ホルモンの変化もありますが、
女性の場合は、無理なダイエットや膠原病、慢性甲状腺炎、貧血も
原因となります。
メルク社のフィナステリドは、ハゲの飲む治療薬として、
日本でも許可されました。
毛乳頭にある男性ホルモンを活性化する酵素を阻害することで、
効果を発揮します。
遺伝的にこの酵素を持たない男性は、男性ホルモンの量は正常ですが、
ひげや体毛がうすく、前立腺肥大やハゲにならないことが
調査でわかっています。
一日1mgの量で、活性が高い男性ホルモンは70%の量にまで落ち、
1年間で有効以上が48%、2年なら66%と薄毛に悩む男性にとっては
なかなか期待できる治療薬です。
(J.Am.Acad.Dermatol 39,578,1998)
内服を中止すると、数ヶ月で効果がなくなるので、
飲み始めるとハゲを気にしなくなるまでは、ずーと飲み続けることになります。
ちなみに、閉経後の女性には、効果はほとんどないため、
男性専用のハゲ治療薬です。
なお、妊娠中の女性は、男児の生殖器の発達に影響を与えるため、
飲むのは禁止されています。
また、男性の精液経由での女性の体内への浸透は軽微なため、
妊娠を希望する女性の夫が服用しても問題ないとされています。
女性の医薬品での治療の場合は、今のところミノキシジル(リアップ)の
外用しかなく、服用ではスピロノラクトンとなります。
他には植毛というのもありますが、なかなか難しいようです。
2006年10月27日
お勧めの冬虫夏草エキス
各社の育毛剤を見ていただくとわかりますが、
スキンケア化粧品と違って、育毛剤に使われる生薬は限られています。
その中で手作り育毛剤にお勧めの生薬エキスを紹介します。
まず一番目が冬虫夏草エキスです。
冬虫夏草 は中国で滋養強壮薬として珍重され、
特に男性用滋養強壮薬として、中国及びその近隣諸国の子実体が有名です。
冬虫夏草 とは、コウモリガ、蝉、蚕の幼虫等の虫に寄生し、
子実体である茸を虫から発生することに由来する名称です。
薬用茸の一種で、菌糸が増殖して宿主を死に至らしめた後、
該宿主の体内で菌糸が充満すると子実体を形成し、
冬季には宿主の体内にあり、夏季になると宿主の虫体から
穿ち出る子嚢菌に属する茸です。
冬は虫、夏は草という名前の由来はここから来ています。
漢方薬として用いられる中国産の冬虫夏草はコウモリガの幼虫に寄生し、
その幼虫から発生した子実体である茸及び幼虫となります。
皆さんも名前ぐらいは耳にされたことがあるかと思います。
まあ、男性用の精力増強剤ですので、女性にはあまりなじみが
ないかもしれません。
さて、この冬虫夏草ですが、育毛剤に使用すると血管を拡張して
血流を増加させるという効果を持っています。
資生堂の育毛剤で、ハゲは迷惑とかいう広告で物議をかもした
アデノゲンというものがありますが、これに使われている有効成分の
生体内発毛成分がアデノシンとなります。
冬虫夏草にはそのアデノシンが入っています。
アデノシンは、水には溶けますが、エタノールには溶けないという
性質があるため、無水エタノールでは抽出できません。
冬虫夏草エキスはサントリーが特許を持っているのですが、
この特許によれば、10倍量の50〜75%エタノール水溶液で
抽出すれば、すぐれた育毛成分を取り出せるとあります。
このエタノール濃度が育毛成分を取り出す大きなポイントです。
つまり、粉砕した冬虫夏草1gに無水エタノール3g+水7gで
1週間ほど抽出すればOKです。
特公平02-007568
冬虫夏草はとてつもなく高い漢方薬なので、1g単位で
買える漢方薬店がよいですね。
あまりよく知っているわけではありませんが、
ここでは1g単位で購入できます。
試しに作ってみるなら1gで十分でしょう。
温心堂薬局
まだまだ育毛によい生薬の紹介は続きます。
スキンケア化粧品と違って、育毛剤に使われる生薬は限られています。
その中で手作り育毛剤にお勧めの生薬エキスを紹介します。
まず一番目が冬虫夏草エキスです。
冬虫夏草 は中国で滋養強壮薬として珍重され、
特に男性用滋養強壮薬として、中国及びその近隣諸国の子実体が有名です。
冬虫夏草 とは、コウモリガ、蝉、蚕の幼虫等の虫に寄生し、
子実体である茸を虫から発生することに由来する名称です。
薬用茸の一種で、菌糸が増殖して宿主を死に至らしめた後、
該宿主の体内で菌糸が充満すると子実体を形成し、
冬季には宿主の体内にあり、夏季になると宿主の虫体から
穿ち出る子嚢菌に属する茸です。
冬は虫、夏は草という名前の由来はここから来ています。
漢方薬として用いられる中国産の冬虫夏草はコウモリガの幼虫に寄生し、
その幼虫から発生した子実体である茸及び幼虫となります。
皆さんも名前ぐらいは耳にされたことがあるかと思います。
まあ、男性用の精力増強剤ですので、女性にはあまりなじみが
ないかもしれません。
さて、この冬虫夏草ですが、育毛剤に使用すると血管を拡張して
血流を増加させるという効果を持っています。
資生堂の育毛剤で、ハゲは迷惑とかいう広告で物議をかもした
アデノゲンというものがありますが、これに使われている有効成分の
生体内発毛成分がアデノシンとなります。
冬虫夏草にはそのアデノシンが入っています。
アデノシンは、水には溶けますが、エタノールには溶けないという
性質があるため、無水エタノールでは抽出できません。
冬虫夏草エキスはサントリーが特許を持っているのですが、
この特許によれば、10倍量の50〜75%エタノール水溶液で
抽出すれば、すぐれた育毛成分を取り出せるとあります。
このエタノール濃度が育毛成分を取り出す大きなポイントです。
つまり、粉砕した冬虫夏草1gに無水エタノール3g+水7gで
1週間ほど抽出すればOKです。
特公平02-007568
冬虫夏草はとてつもなく高い漢方薬なので、1g単位で
買える漢方薬店がよいですね。
あまりよく知っているわけではありませんが、
ここでは1g単位で購入できます。
試しに作ってみるなら1gで十分でしょう。
温心堂薬局
まだまだ育毛によい生薬の紹介は続きます。
2006年10月26日
ミノキシジルの作用
ミノキシジルはおそらく育毛剤の中では最強の部類に入るものです。
塗り薬では、今のところミノキシジル5%と同等の威力のある
育毛剤はないと思います。
もともと高血圧患者用の血圧降下剤として開発されていたものですが、
発毛促進という副作用が見つかり、発毛剤への応用がされたものです。
ミノキシジルの作用は、血管拡張により毛に栄養を送ることが
第一ですが、他に毛細血管の新生を促すVEGFというたんぱく質の
合成も促進させることがわかっています。
血流増加はビタミンEやほかの成分でもできますが、
VEGFの産出というのは、ほかの育毛成分ではできない機能です。
毛細血管は一度できると切れないものではなくて、
場合によって毛細血管がなくなることもあります。
そうなると、血が巡らなくなるので、十分な栄養が髪の毛にいかず、
毛が枯れてしまうということも多々起こります。
そのため、人間の体には、毛細血管を作るたんぱく質と
毛細血管をなくすたんぱく質の両方が働いてバランスを保っています。
ミノキシジルの場合は、毛を作る細胞に取り込まれた後、
そこから血管がたくさん作られて、大きな血管に接続し、
大量の栄養分を毛に運ぶようにしていくわけです。
毛を木に例えると、栄養を地中から吸うための貧弱な根っこが、
ミノキシジルで太くたくさん根を生やすというイメージでしょうか。
円形脱毛症の場合は、免疫細胞が毛を作る細胞を攻撃していきますが、
ミノキシジルを使うと、たくさんの栄養分が毛に集まるようになって
その攻撃に耐えうるようになり、毛が生えてきます。
それでは毛細血管が増えれば、肌のアンチエイジングによいような
気がしますが、そういうわけにはいかないのが、
皮膚の面白いところです。
頭皮にはVEGF産出は毛の救世主となりますが、
しわの発生にVEGFが関わっていますので、
ミノキシジルをお肌に塗るわけにはいきません。
塗り薬では、今のところミノキシジル5%と同等の威力のある
育毛剤はないと思います。
もともと高血圧患者用の血圧降下剤として開発されていたものですが、
発毛促進という副作用が見つかり、発毛剤への応用がされたものです。
ミノキシジルの作用は、血管拡張により毛に栄養を送ることが
第一ですが、他に毛細血管の新生を促すVEGFというたんぱく質の
合成も促進させることがわかっています。
血流増加はビタミンEやほかの成分でもできますが、
VEGFの産出というのは、ほかの育毛成分ではできない機能です。
毛細血管は一度できると切れないものではなくて、
場合によって毛細血管がなくなることもあります。
そうなると、血が巡らなくなるので、十分な栄養が髪の毛にいかず、
毛が枯れてしまうということも多々起こります。
そのため、人間の体には、毛細血管を作るたんぱく質と
毛細血管をなくすたんぱく質の両方が働いてバランスを保っています。
ミノキシジルの場合は、毛を作る細胞に取り込まれた後、
そこから血管がたくさん作られて、大きな血管に接続し、
大量の栄養分を毛に運ぶようにしていくわけです。
毛を木に例えると、栄養を地中から吸うための貧弱な根っこが、
ミノキシジルで太くたくさん根を生やすというイメージでしょうか。
円形脱毛症の場合は、免疫細胞が毛を作る細胞を攻撃していきますが、
ミノキシジルを使うと、たくさんの栄養分が毛に集まるようになって
その攻撃に耐えうるようになり、毛が生えてきます。
それでは毛細血管が増えれば、肌のアンチエイジングによいような
気がしますが、そういうわけにはいかないのが、
皮膚の面白いところです。
頭皮にはVEGF産出は毛の救世主となりますが、
しわの発生にVEGFが関わっていますので、
ミノキシジルをお肌に塗るわけにはいきません。
2006年10月17日
育毛剤の種類について
脱毛の原因はいろいろあります。
かなり複雑ですが、年齢に従い髪の毛が少なくなってくることから、
一番は細胞の老化によるものが大きいです。
また、男性や女性ホルモンの変動も大きいです。
若い女性でも産後では脱毛に悩まされる方は多いです。
皮膚の炎症などは皮膚科での治療が必要なものもあります。
ちなみに眉毛の場合は、甲状腺ホルモンが関与しています。
甲状腺ホルモンは頭髪のつやや色など、毛の質に影響を及ぼしますが
眉毛の外側にも影響を及ぼします。
こちらはヨードを含む海藻を食べるのがよいとされますが、
女性は年齢を重ねるにつれて甲状腺ホルモンの分泌が変動しやすくなります。
市販の化粧品では、
養毛剤は毛を保護して、脱毛を防止するもの。
育毛剤とは毛の成長を促進するもの。
発毛促進剤は毛母細胞を活性化し、発毛を促進するもの。
となります。
まあ、毛がある場合は養毛剤で、だんだん少なくなってきたら育毛剤
そして、毛がない部分にはやそうとすると発毛促進剤となります。
医薬品の育毛剤がありますが、こちらはずばり若年性脱毛症や
円形脱毛症などに効くという表現が可能となります。
ただ、若年性脱毛症というのは、治療がかなり困難なものです。
毛は毛乳頭という部分から生えてくるのですが、
若年性脱毛症つまり若はげになると、毛乳頭自体が萎縮してなくなるのです。
そうすると毛穴がないつるつるとした皮膚になります。
育毛剤や発毛剤などが効くのは、あくまで毛乳頭がある場合で、
毛乳頭がないと全く効く要素がなくなります。
ちなみに毛乳頭の数は、生まれたときに決まっていて、
この細胞が増えることはありません。
増やそうとすると皮膚移植しか道はありません。
かなり複雑ですが、年齢に従い髪の毛が少なくなってくることから、
一番は細胞の老化によるものが大きいです。
また、男性や女性ホルモンの変動も大きいです。
若い女性でも産後では脱毛に悩まされる方は多いです。
皮膚の炎症などは皮膚科での治療が必要なものもあります。
ちなみに眉毛の場合は、甲状腺ホルモンが関与しています。
甲状腺ホルモンは頭髪のつやや色など、毛の質に影響を及ぼしますが
眉毛の外側にも影響を及ぼします。
こちらはヨードを含む海藻を食べるのがよいとされますが、
女性は年齢を重ねるにつれて甲状腺ホルモンの分泌が変動しやすくなります。
市販の化粧品では、
養毛剤は毛を保護して、脱毛を防止するもの。
育毛剤とは毛の成長を促進するもの。
発毛促進剤は毛母細胞を活性化し、発毛を促進するもの。
となります。
まあ、毛がある場合は養毛剤で、だんだん少なくなってきたら育毛剤
そして、毛がない部分にはやそうとすると発毛促進剤となります。
医薬品の育毛剤がありますが、こちらはずばり若年性脱毛症や
円形脱毛症などに効くという表現が可能となります。
ただ、若年性脱毛症というのは、治療がかなり困難なものです。
毛は毛乳頭という部分から生えてくるのですが、
若年性脱毛症つまり若はげになると、毛乳頭自体が萎縮してなくなるのです。
そうすると毛穴がないつるつるとした皮膚になります。
育毛剤や発毛剤などが効くのは、あくまで毛乳頭がある場合で、
毛乳頭がないと全く効く要素がなくなります。
ちなみに毛乳頭の数は、生まれたときに決まっていて、
この細胞が増えることはありません。
増やそうとすると皮膚移植しか道はありません。
2006年10月15日
市販育毛剤の成分
手作りの育毛剤というのは、昔から要望があります。
まずは市販の育毛剤の薬効成分をどんなものか見てみましょう。
血行促進:センブリエキス、ビタミンE、ニコチン酸ベンジルエステル、
セファランチン、塩化カルプロニウム、ミノキシジル
局所刺激:トウガラシチンキ、カンタリスチンキ、カンフル、ノニル酸ワニリルアミド
毛包賦活:ヒノキチオール、感光素、パントテン酸誘導体
抗男性ホルモン:エストラジオール、エストロン
抗脂漏:イオウ、チオキソロン、ビタミンB6
角質溶解:サリチル酸、レゾルシン
殺菌:サリチル酸、ヒノキチオール、塩化ベンザルコニウム、感光素
消炎:グリチルリチン酸、メントール
育毛剤というのは、医薬部外品になります。
医薬部外品というのは、薬効成分の配合量が法律で定められています。
少なくても多くてもだめで、法律で決められた量を配合しないといけません。
本当に効くかどうか別にして、これらの薬効成分を組み合わせて
法律で定められた量を配合するだけで、出来てしまうので、
販売側にとっては、とても美味しいアイテムと言われています。
さて、血行促進にあげた成分は皮膚の真皮まで到達して、
血管神経系に作用する必要があります。
局所刺激のものは、とても刺激が強すぎて顔には塗れないものばかりですが、
頭皮は顔より皮膚が強いし、あれてもわからないので、
これらの成分を配合する場合もあります。
カッーとした刺激があって、その刺激により血行を促進するものです。
抗脂漏や角質溶解、殺菌はどちらかというとふけ防止成分です。
これらだけでは育毛剤にはなりえません。
育毛剤の成分には、他にもペンタデカン酸グリセリドやt−フラバノン、
6−べンジルアミノプリンなどがあります。
育毛剤の基材はほとんどエタノールで、少ないもので30%
多いものでは90%エタノールを配合されています。
むしろ、エタノールの中に有効成分が溶けているというだけと
考えられた方がよいでしょう。
そして薬効成分の違いで、有効成分を自社開発できる限られた
大手メーカーと、法律でこれを混ぜたら育毛剤という成分を配合して
作った中小メーカーの育毛剤と2種類あります。
なんで育毛剤はあんなに高いものなのか謎ですが(笑)、
大手も中小メーカー製も同じような値段なら、大手製をお勧めします。
やっぱり、法律で決められた量を混ぜただけの育毛剤と
原料から開発したものでは、原価があまりにも違いすぎますからね。
まずは市販の育毛剤の薬効成分をどんなものか見てみましょう。
血行促進:センブリエキス、ビタミンE、ニコチン酸ベンジルエステル、
セファランチン、塩化カルプロニウム、ミノキシジル
局所刺激:トウガラシチンキ、カンタリスチンキ、カンフル、ノニル酸ワニリルアミド
毛包賦活:ヒノキチオール、感光素、パントテン酸誘導体
抗男性ホルモン:エストラジオール、エストロン
抗脂漏:イオウ、チオキソロン、ビタミンB6
角質溶解:サリチル酸、レゾルシン
殺菌:サリチル酸、ヒノキチオール、塩化ベンザルコニウム、感光素
消炎:グリチルリチン酸、メントール
育毛剤というのは、医薬部外品になります。
医薬部外品というのは、薬効成分の配合量が法律で定められています。
少なくても多くてもだめで、法律で決められた量を配合しないといけません。
本当に効くかどうか別にして、これらの薬効成分を組み合わせて
法律で定められた量を配合するだけで、出来てしまうので、
販売側にとっては、とても美味しいアイテムと言われています。
さて、血行促進にあげた成分は皮膚の真皮まで到達して、
血管神経系に作用する必要があります。
局所刺激のものは、とても刺激が強すぎて顔には塗れないものばかりですが、
頭皮は顔より皮膚が強いし、あれてもわからないので、
これらの成分を配合する場合もあります。
カッーとした刺激があって、その刺激により血行を促進するものです。
抗脂漏や角質溶解、殺菌はどちらかというとふけ防止成分です。
これらだけでは育毛剤にはなりえません。
育毛剤の成分には、他にもペンタデカン酸グリセリドやt−フラバノン、
6−べンジルアミノプリンなどがあります。
育毛剤の基材はほとんどエタノールで、少ないもので30%
多いものでは90%エタノールを配合されています。
むしろ、エタノールの中に有効成分が溶けているというだけと
考えられた方がよいでしょう。
そして薬効成分の違いで、有効成分を自社開発できる限られた
大手メーカーと、法律でこれを混ぜたら育毛剤という成分を配合して
作った中小メーカーの育毛剤と2種類あります。
なんで育毛剤はあんなに高いものなのか謎ですが(笑)、
大手も中小メーカー製も同じような値段なら、大手製をお勧めします。
やっぱり、法律で決められた量を混ぜただけの育毛剤と
原料から開発したものでは、原価があまりにも違いすぎますからね。

