リポ酸
2007年01月21日
来年のトレンドになるかな、αリポ酸
αリポ酸の化粧品への配合が今年中に実現しそうです。
医薬品としてαリポ酸は使われているため、化粧品への配合は
できなかったのですが、皮膚に塗っても医薬品としての効果が発揮されないことが
わかったため、化粧品への配合が近々認められ。
まあ、これはすなわち真皮までは浸透しないということなので、
αリポ酸としての機能は、抗酸化が主な効能ということになります。
ただ、女性誌には、「αリポ酸で過剰な皮下脂肪をカットして
小顔にダイエット!」的な広告が出るかもしれませんね(笑)
リポ酸を配合した化粧品は、皮膚科が院内処方される化粧品以外は
個人輸入するかしかいまのところ手に入れる方法はありません。
リポ酸は医薬品としては、慢性肝炎うあ肝硬変、脂肪肝、多発性神経炎などに
対して効果があるとされています。
光や熱、酸には不安定で、水には溶けません。ただ、アルカリで中和すると
水に溶けるようになります。
D体とL体がありますが、生物的な活性があるのはD体のみです。
αリポ酸自体も抗酸化作用がありますが、抗酸化作用が最も強いのは、
αリポ酸が還元されたジヒドロリポ酸体となります。
そのため生体内ではリポ酸を還元して抗酸化力を高めて利用しています。
ただ、リポ酸が化粧品で問題になるのは、分解してしまうと
非常に不快な臭いがでることと、紫外線に当たりすぎると、
リポ酸同士がくっついて、樹脂になることです。
ジヒドロリポ酸同様に分子内にSH基を持つ還元性をもつグルタチオンという
ペプチドがあります。こちらは美白効果や抗酸化力を持つことが
知られていますが、安定性が悪く分解すると臭気が発生することから
あまり化粧品には使われていません。
ただ、ヨーロッパの化粧品原料メーカーがすでにカプセル化した
リポ酸を販売していますので、おそらく日本で化粧品に配合するとしても
そういったカプセル化したリポ酸を配合するのが一般的になると思われます。
今年の夏にリポ酸が解禁されると、発売は来年春くらいでしょうか。
コエンザイム化粧品のようにブームが訪れればよいですけど、
あるあるがあんなことになった今、ブレイクするか微妙ですね・・(^^;;
医薬品としてαリポ酸は使われているため、化粧品への配合は
できなかったのですが、皮膚に塗っても医薬品としての効果が発揮されないことが
わかったため、化粧品への配合が近々認められ。
まあ、これはすなわち真皮までは浸透しないということなので、
αリポ酸としての機能は、抗酸化が主な効能ということになります。
ただ、女性誌には、「αリポ酸で過剰な皮下脂肪をカットして
小顔にダイエット!」的な広告が出るかもしれませんね(笑)
リポ酸を配合した化粧品は、皮膚科が院内処方される化粧品以外は
個人輸入するかしかいまのところ手に入れる方法はありません。
リポ酸は医薬品としては、慢性肝炎うあ肝硬変、脂肪肝、多発性神経炎などに
対して効果があるとされています。
光や熱、酸には不安定で、水には溶けません。ただ、アルカリで中和すると
水に溶けるようになります。
D体とL体がありますが、生物的な活性があるのはD体のみです。
αリポ酸自体も抗酸化作用がありますが、抗酸化作用が最も強いのは、
αリポ酸が還元されたジヒドロリポ酸体となります。
そのため生体内ではリポ酸を還元して抗酸化力を高めて利用しています。
ただ、リポ酸が化粧品で問題になるのは、分解してしまうと
非常に不快な臭いがでることと、紫外線に当たりすぎると、
リポ酸同士がくっついて、樹脂になることです。
ジヒドロリポ酸同様に分子内にSH基を持つ還元性をもつグルタチオンという
ペプチドがあります。こちらは美白効果や抗酸化力を持つことが
知られていますが、安定性が悪く分解すると臭気が発生することから
あまり化粧品には使われていません。
ただ、ヨーロッパの化粧品原料メーカーがすでにカプセル化した
リポ酸を販売していますので、おそらく日本で化粧品に配合するとしても
そういったカプセル化したリポ酸を配合するのが一般的になると思われます。
今年の夏にリポ酸が解禁されると、発売は来年春くらいでしょうか。
コエンザイム化粧品のようにブームが訪れればよいですけど、
あるあるがあんなことになった今、ブレイクするか微妙ですね・・(^^;;
shin_chanz at 17:59|Permalink│Comments(4)│