2007年04月
2007年04月04日
リポソーム 2
リポソーム化粧品は、どこのメーカーもスキンケアの最上位ブランドに
属していて非常に高いです。
通販メーカーでもなぜか1万円くらいの値段がついています。
リポソームの安定化は色々あるのですが、一番多いのは高分子ポリマーで
安定化することです。
リポソームの粒子が壊れるのは、粒子と粒子同士がぶつかると
2つの粒子が合わさって1つの粒子になっていくからです。
そのため、高分子ポリマーでリポソームの粒子を絡めて、
ぶつかりにくくするのが安定化の基本です。
ただ、高分子ポリマー自体がリポソームの粒子を壊してしまうこともあり、
どういう高分子を使うかが安定化の鍵となります。
しかしながら、高分子ポリマーを使うと、その感触が強く出ることがあります。
有名な高分子にカルボマーがありますが、これを使って安定化しているのが
リポソーム化粧品で一番売れているK社のものとなります。
使ってみると非常にカルボマーの感触が強く出ているなという
印象を持ってしまうのですが、他のメーカーのリポソーム化粧品も
高分子で安定化しているのが多いです。
高分子ポリマーの感触が悪ければ問題ですが、
非常に日本人女性の好みにあった感触を持っています。
カルボマーを水に溶かして、グリセリンやエキスを放り込んだだけでも
バカ売れする化粧品が現にあるのですから、たかがポリマーだとバカにしては
いけません。
属していて非常に高いです。
通販メーカーでもなぜか1万円くらいの値段がついています。
リポソームの安定化は色々あるのですが、一番多いのは高分子ポリマーで
安定化することです。
リポソームの粒子が壊れるのは、粒子と粒子同士がぶつかると
2つの粒子が合わさって1つの粒子になっていくからです。
そのため、高分子ポリマーでリポソームの粒子を絡めて、
ぶつかりにくくするのが安定化の基本です。
ただ、高分子ポリマー自体がリポソームの粒子を壊してしまうこともあり、
どういう高分子を使うかが安定化の鍵となります。
しかしながら、高分子ポリマーを使うと、その感触が強く出ることがあります。
有名な高分子にカルボマーがありますが、これを使って安定化しているのが
リポソーム化粧品で一番売れているK社のものとなります。
使ってみると非常にカルボマーの感触が強く出ているなという
印象を持ってしまうのですが、他のメーカーのリポソーム化粧品も
高分子で安定化しているのが多いです。
高分子ポリマーの感触が悪ければ問題ですが、
非常に日本人女性の好みにあった感触を持っています。
カルボマーを水に溶かして、グリセリンやエキスを放り込んだだけでも
バカ売れする化粧品が現にあるのですから、たかがポリマーだとバカにしては
いけません。
2007年04月02日
ナノの逆
資生堂のブランドは、ブランド毎に乳化方法(油を水に溶かす、水を油に溶かす)を
変えています。
ブランド毎のターゲットになる女性たちを明確にして、
好みに合わせた乳化方法で化粧品を作っています。
中国市場でも資生堂はダントツのブランドを構築していると聞いていますが、
単なる売り方がうまいだけではなくて、製品の作り込みも手を抜かずという
ところが受けているのでしょうか。
今は粒が細かいことを特徴としたナノが流行っていますが、
その逆もあります。
目に見えるくらいの巨大な乳化粒子を特徴とした製剤の開発も
進められて、数々のブランドに採用されているようです。
巨大な乳化粒子の特長は、肌へ塗ったときの感触がちょっと普通の粒子と
違うのと、表面積が小さくなり、酸素との接触も減って
ビタミンAなどの壊れやすい成分の酸化が進みにくいということが
あげられます。
また、表面積が小さくなると界面活性剤の使用量も減ります。
万人好みの感触かどうかは別にして面白い乳化方法と思います。
ところで、ファンデーションや日焼け止めでもわざと粒子が大きい酸化チタンを
使うこともあります。目的は赤外線防御です。
大きさは絵の具や塗料につかうのと同じくらいの大きさで、色も真っ白です。
(ちなみに絵の具の白は酸化チタンの粒子を油や水に分散させたものです)
赤外線というと、こたつやヒーターを思い浮かべる方が多いと思いますが、
大きい粒子をファンデーションに配合すると、
夏の暑い日差しでも赤外線を防御するので、肌のほてりが格段に
少なくなります。また、皮膚温度の上昇も緩やかなので、
汗による化粧崩れも少しましになるような効果もあります。
炎天下でスポーツなどされる方には、赤外線防御はよいかもしれません。
あと、ほてりやすい方も。
変えています。
ブランド毎のターゲットになる女性たちを明確にして、
好みに合わせた乳化方法で化粧品を作っています。
中国市場でも資生堂はダントツのブランドを構築していると聞いていますが、
単なる売り方がうまいだけではなくて、製品の作り込みも手を抜かずという
ところが受けているのでしょうか。
今は粒が細かいことを特徴としたナノが流行っていますが、
その逆もあります。
目に見えるくらいの巨大な乳化粒子を特徴とした製剤の開発も
進められて、数々のブランドに採用されているようです。
巨大な乳化粒子の特長は、肌へ塗ったときの感触がちょっと普通の粒子と
違うのと、表面積が小さくなり、酸素との接触も減って
ビタミンAなどの壊れやすい成分の酸化が進みにくいということが
あげられます。
また、表面積が小さくなると界面活性剤の使用量も減ります。
万人好みの感触かどうかは別にして面白い乳化方法と思います。
ところで、ファンデーションや日焼け止めでもわざと粒子が大きい酸化チタンを
使うこともあります。目的は赤外線防御です。
大きさは絵の具や塗料につかうのと同じくらいの大きさで、色も真っ白です。
(ちなみに絵の具の白は酸化チタンの粒子を油や水に分散させたものです)
赤外線というと、こたつやヒーターを思い浮かべる方が多いと思いますが、
大きい粒子をファンデーションに配合すると、
夏の暑い日差しでも赤外線を防御するので、肌のほてりが格段に
少なくなります。また、皮膚温度の上昇も緩やかなので、
汗による化粧崩れも少しましになるような効果もあります。
炎天下でスポーツなどされる方には、赤外線防御はよいかもしれません。
あと、ほてりやすい方も。
2007年04月01日
リポソーム
ナノ化粧品と一口にいっても化粧水や乳液、クリームの場合は、色々あります。
たとえばリポソーム。
レシチンという卵黄や大豆などに含まれるリン脂質を使用した場合は、
リポソームという特別な名前がつけられますが、
こちらは水に溶けるもの、油に溶けるものの2種類をナノカプセル化
することが可能となります。
ナノエマルジョンだと、油に溶けるものの周りに乳化剤がとりついた
だけですので、単に油に溶ける成分だけしかナノカプセル化することは
できません。
油に溶ける成分だけでなく水にも溶ける成分をナノカプセル化するのが
リポソームの特徴といえるでしょう。
リポソームも一重膜の場合もありまし、多重膜の場合もあります。
1重膜だと、水に溶ける成分と油に溶ける成分を
それぞれ1カプセルずつ包みこむことができますが、
多重膜の場合は、水に溶ける成分、油に溶ける成分を
包んだ後、さらにその周囲に水に溶ける成分、油に溶ける成分を
包み込んでいきます。
イメージはバームクーヘンのような感じでしょうか。
なお、リポソームはかなり安定性が悪いです。
手作り化粧品原料でもリポソーム化されている原料が売られていますが、
化粧水などに配合しても、うまいこと安定せずに分離するのが普通です。
安定配合というのは、ある程度ノウハウが必要なんですね・・(^^;;
たとえばリポソーム。
レシチンという卵黄や大豆などに含まれるリン脂質を使用した場合は、
リポソームという特別な名前がつけられますが、
こちらは水に溶けるもの、油に溶けるものの2種類をナノカプセル化
することが可能となります。
ナノエマルジョンだと、油に溶けるものの周りに乳化剤がとりついた
だけですので、単に油に溶ける成分だけしかナノカプセル化することは
できません。
油に溶ける成分だけでなく水にも溶ける成分をナノカプセル化するのが
リポソームの特徴といえるでしょう。
リポソームも一重膜の場合もありまし、多重膜の場合もあります。
1重膜だと、水に溶ける成分と油に溶ける成分を
それぞれ1カプセルずつ包みこむことができますが、
多重膜の場合は、水に溶ける成分、油に溶ける成分を
包んだ後、さらにその周囲に水に溶ける成分、油に溶ける成分を
包み込んでいきます。
イメージはバームクーヘンのような感じでしょうか。
なお、リポソームはかなり安定性が悪いです。
手作り化粧品原料でもリポソーム化されている原料が売られていますが、
化粧水などに配合しても、うまいこと安定せずに分離するのが普通です。
安定配合というのは、ある程度ノウハウが必要なんですね・・(^^;;