2009年10月
2009年10月07日
歯磨きの成分 その2
歯石は、歯垢が歯に沈着したもの。
歯垢の段階ではブラッシングで落ちますが、歯石になると、歯科でないと取れません。
歯垢が歯石に変化する仕組みは、唾液中のカルシウムが関与しているといわれています。
唾液中のカルシウムが歯に沈着して石灰化する過程で、歯垢とも反応し、歯垢を巻き込んで歯石になります。
もともと唾液の成分が固まって行くため、ブラッシングで予防することはできません。
ただ、そうは言っても歯磨き剤としては、歯石対策をしておかないといけないということで、有効成分として、ポリリン酸ナトリウムやゼオライトが配合されています。
いずれもカルシウムをキレートして、歯石の沈着や成長抑止に期待されています。
しかしながら、口をすすぐときにいずれも流れていきますので、それほど効果はないかなと思います。
さて、虫歯は酸によって作られますが、歯自体を改質して耐酸性を強くしようという成分があります。
いわゆるフッ素系成分で、フッ素が歯の表面に浸透することで、歯の化学構造の一部が変化し、フッ素が取り込まれ、歯の耐酸性を向上させます。
さらに酸で削られた部分については、カルシウムイオン等を供給し、再石灰化を行い、歯の再構築を促進させます。
外国では、貧困層に対して低予算で虫歯予防が出来るということで、フッ素を水道水にわざわざ添加したりする国もあるほどです。
なお、日本では、色々と利害が絡み水道水に添加するまでは至ってはいません。
個別対応となりますが、子供の歯にフッ素を塗るくらいでしょうか。
フッ素塗布も歯の耐酸性向上に役立ち、甘いものが好きな子供にとっては、虫歯予防として一定の効果があるようです。
歯垢の段階ではブラッシングで落ちますが、歯石になると、歯科でないと取れません。
歯垢が歯石に変化する仕組みは、唾液中のカルシウムが関与しているといわれています。
唾液中のカルシウムが歯に沈着して石灰化する過程で、歯垢とも反応し、歯垢を巻き込んで歯石になります。
もともと唾液の成分が固まって行くため、ブラッシングで予防することはできません。
ただ、そうは言っても歯磨き剤としては、歯石対策をしておかないといけないということで、有効成分として、ポリリン酸ナトリウムやゼオライトが配合されています。
いずれもカルシウムをキレートして、歯石の沈着や成長抑止に期待されています。
しかしながら、口をすすぐときにいずれも流れていきますので、それほど効果はないかなと思います。
さて、虫歯は酸によって作られますが、歯自体を改質して耐酸性を強くしようという成分があります。
いわゆるフッ素系成分で、フッ素が歯の表面に浸透することで、歯の化学構造の一部が変化し、フッ素が取り込まれ、歯の耐酸性を向上させます。
さらに酸で削られた部分については、カルシウムイオン等を供給し、再石灰化を行い、歯の再構築を促進させます。
外国では、貧困層に対して低予算で虫歯予防が出来るということで、フッ素を水道水にわざわざ添加したりする国もあるほどです。
なお、日本では、色々と利害が絡み水道水に添加するまでは至ってはいません。
個別対応となりますが、子供の歯にフッ素を塗るくらいでしょうか。
フッ素塗布も歯の耐酸性向上に役立ち、甘いものが好きな子供にとっては、虫歯予防として一定の効果があるようです。
2009年10月05日
歯磨きの成分 その1
歯磨きでは、ブラッシングが汚れ除去のキーになりますが、ほとんどの人が歯磨き粉を使用すると思います。
歯科医の中には、歯磨き粉は必要ないという意見もありますが、
単に歯を磨くだけなら、歯磨き粉は必要ないでしょう。
ただ、口臭予防や歯周病予防となると、それに対する成分も必要になります。
虫歯は、食べ物が残ることで、細菌の活動が活発となり、虫歯となります。
詳しく見ると、歯についた歯垢の中に細菌がいて、この細菌が酵素を使って
砂糖を水に溶けないポリマーへ変化させています。
このポリマー、つまりグルカンは粘着性があるためしっかりと歯にくっつき
菌が歯から離れないようにしています。
しっかりと歯に粘着した細菌は糖から乳酸を作り、この乳酸が歯の主成分であるカルシウムを水溶性に変化させて、溶かし出し、虫歯にしていきます。
口の中から細菌の栄養源となる食べ物の残渣をブラッシングで取り除くのはもちろん必要ですが、ただ、それだけでは口臭予防にはなりません。
菌の繁殖を抑える殺菌剤が必要で、生薬の甘草に含まれるグリチルリチン酸や
グルコン酸クロルヘキシジン、塩化セチルピリジニウムが使われます。
殺菌剤で特に効果的なのは塩化セチルピリジニウムでしょうか。
洗口剤のほか、口臭防止医薬品のトローチにも有効成分として使われます。
ただ、歯磨きの発泡剤と相性が悪いため、歯磨き粉にはそれほど配合されません。
この成分は石鹸やラウリル硫酸ナトリウムのような発泡剤とくっつく性質があり、
一度くっつくとオイル状に変化し、泡を立たなくします。
また、殺菌剤を使用しても菌数はいずれ回復します。
この菌の回復力は口内環境によっても代わり、歯垢が取り除けていなければ、
菌数は殺菌前の元の勢力まですぐに戻ります。
ただ、元の数まで戻る間は、口臭成分の発生が少なくなるため、殺菌剤は時間限定となりますが、口臭予防に効果を発揮します。
歯科医の中には、歯磨き粉は必要ないという意見もありますが、
単に歯を磨くだけなら、歯磨き粉は必要ないでしょう。
ただ、口臭予防や歯周病予防となると、それに対する成分も必要になります。
虫歯は、食べ物が残ることで、細菌の活動が活発となり、虫歯となります。
詳しく見ると、歯についた歯垢の中に細菌がいて、この細菌が酵素を使って
砂糖を水に溶けないポリマーへ変化させています。
このポリマー、つまりグルカンは粘着性があるためしっかりと歯にくっつき
菌が歯から離れないようにしています。
しっかりと歯に粘着した細菌は糖から乳酸を作り、この乳酸が歯の主成分であるカルシウムを水溶性に変化させて、溶かし出し、虫歯にしていきます。
口の中から細菌の栄養源となる食べ物の残渣をブラッシングで取り除くのはもちろん必要ですが、ただ、それだけでは口臭予防にはなりません。
菌の繁殖を抑える殺菌剤が必要で、生薬の甘草に含まれるグリチルリチン酸や
グルコン酸クロルヘキシジン、塩化セチルピリジニウムが使われます。
殺菌剤で特に効果的なのは塩化セチルピリジニウムでしょうか。
洗口剤のほか、口臭防止医薬品のトローチにも有効成分として使われます。
ただ、歯磨きの発泡剤と相性が悪いため、歯磨き粉にはそれほど配合されません。
この成分は石鹸やラウリル硫酸ナトリウムのような発泡剤とくっつく性質があり、
一度くっつくとオイル状に変化し、泡を立たなくします。
また、殺菌剤を使用しても菌数はいずれ回復します。
この菌の回復力は口内環境によっても代わり、歯垢が取り除けていなければ、
菌数は殺菌前の元の勢力まですぐに戻ります。
ただ、元の数まで戻る間は、口臭成分の発生が少なくなるため、殺菌剤は時間限定となりますが、口臭予防に効果を発揮します。
2009年10月02日
アタックNEO
いろんなところでキャンペーンをやっていますので、使ってみました。
汚れ落ちもなかなかなもので、まあ、仕上がりもまずまずではないでしょうか。
さて、洗剤の歴史を見ると、泡が少ない液体洗剤というのが登場したのは、約20年前。
ただ、そのときは泡立ちが悪く、洗濯=泡という概念が根強く、
結局、泡が立たない洗剤は失敗に終わっています。
今回、再挑戦するNEOの売れ行きに各社注目しています。
ちなみにすすぎが1回で出来るというのは、なんだか不思議なような気がしますが、
レストランで使われている業務用自動食器洗浄機用の世界では、特に難しい技術でもありません。
あの機械では、厨房に集められた食器をすぐに洗って、使えるようにするために
1分程度で洗浄を完了し、すすぎもすぐに終えなければなりません。
しかも自動食器洗浄機では強い圧力で水を皿やコップに当てて、
汚れを剥がしていきます。
泡が立つと泡がクッションになり、水で汚れを削ぐ力が落ちて、
洗浄力に影響するため、特殊な界面活性剤が使われていました。
アタックNEOはどうやらその界面活性剤を応用して作られているようです。
通常、台所洗剤や洗濯洗剤の主剤にはポリオキシエチレンラウリルエーテルという
界面活性剤が使われるのですが、これだと泡切れが悪くしかもこれ単体だと
冷たい水に溶けにくいという問題があります。
特に北海道での使用を想定すると、かなり低温の水にも溶けて洗浄力を
発揮しなければならないという問題に直面するのですが、
冷たい水に溶け残し無しで溶かすというのは難しいです。
粉石鹸では必ず溶け残りが発生します。
前述の界面活性剤では、そもそも原料そのものが冷水には溶けにくいため、
水にすんなり溶けるような配合が必要となり、副材料も多くなります。
しかし、原料そのものが冷水に溶けやすいものなら、
副材料も少なく済み、しかもすすぎの水が節約できるというメリットがあります。
ただ、この場合、洗濯時の泡立ちが悪くなるため、使っている人にとっては
(泡立ちが少ないため)本当に洗濯できているのか不安があり、ここが普及のネックになっていました。
この点を節水という新たな視点を加えて、クリアできたのは大きいと思います。
通常、洗濯にかかるコストは、洗剤代より水道代の方が高いので、
節水は洗濯代のコストダウンにつながります。
また、粉末洗剤や粉末石鹸を作る設備というのは、非常に大きくて、ビル並みの大きなドライヤー設備を用いて、水分を蒸発させ、洗剤を粉末化していきます。
液体洗剤はこういった大掛かりな設備が必要なく(原料を混ぜるだけの釜があればいい)、水分を蒸発させるための重油も必要でないため、CO2削減にも大きなメリットを生み出します。
汚れ落ちもなかなかなもので、まあ、仕上がりもまずまずではないでしょうか。
さて、洗剤の歴史を見ると、泡が少ない液体洗剤というのが登場したのは、約20年前。
ただ、そのときは泡立ちが悪く、洗濯=泡という概念が根強く、
結局、泡が立たない洗剤は失敗に終わっています。
今回、再挑戦するNEOの売れ行きに各社注目しています。
ちなみにすすぎが1回で出来るというのは、なんだか不思議なような気がしますが、
レストランで使われている業務用自動食器洗浄機用の世界では、特に難しい技術でもありません。
あの機械では、厨房に集められた食器をすぐに洗って、使えるようにするために
1分程度で洗浄を完了し、すすぎもすぐに終えなければなりません。
しかも自動食器洗浄機では強い圧力で水を皿やコップに当てて、
汚れを剥がしていきます。
泡が立つと泡がクッションになり、水で汚れを削ぐ力が落ちて、
洗浄力に影響するため、特殊な界面活性剤が使われていました。
アタックNEOはどうやらその界面活性剤を応用して作られているようです。
通常、台所洗剤や洗濯洗剤の主剤にはポリオキシエチレンラウリルエーテルという
界面活性剤が使われるのですが、これだと泡切れが悪くしかもこれ単体だと
冷たい水に溶けにくいという問題があります。
特に北海道での使用を想定すると、かなり低温の水にも溶けて洗浄力を
発揮しなければならないという問題に直面するのですが、
冷たい水に溶け残し無しで溶かすというのは難しいです。
粉石鹸では必ず溶け残りが発生します。
前述の界面活性剤では、そもそも原料そのものが冷水には溶けにくいため、
水にすんなり溶けるような配合が必要となり、副材料も多くなります。
しかし、原料そのものが冷水に溶けやすいものなら、
副材料も少なく済み、しかもすすぎの水が節約できるというメリットがあります。
ただ、この場合、洗濯時の泡立ちが悪くなるため、使っている人にとっては
(泡立ちが少ないため)本当に洗濯できているのか不安があり、ここが普及のネックになっていました。
この点を節水という新たな視点を加えて、クリアできたのは大きいと思います。
通常、洗濯にかかるコストは、洗剤代より水道代の方が高いので、
節水は洗濯代のコストダウンにつながります。
また、粉末洗剤や粉末石鹸を作る設備というのは、非常に大きくて、ビル並みの大きなドライヤー設備を用いて、水分を蒸発させ、洗剤を粉末化していきます。
液体洗剤はこういった大掛かりな設備が必要なく(原料を混ぜるだけの釜があればいい)、水分を蒸発させるための重油も必要でないため、CO2削減にも大きなメリットを生み出します。