2011年03月

2011年03月31日

化粧品の水の問題 その2

猛毒のプルトニウムが検出されたとちょっとした騒ぎになっています。

プルトニウムは角砂糖5個分で2億人も殺せると、言われていますがそのような事実はありません。

他の放射性物質と同じです。長崎に落とされた原爆は角砂糖5個どころか大量のプルトニウムを使ったものですが、日本人が全滅したわけではありません。

プルトニウムの毒性は誇張されすぎで、1965年のアメリカでの事故では、大量のプルトニウムを従業員が吸い込んで、すぐ肺がんになるかと思われましたが、20年経っても問題なく、他の放射性物質とそれほど毒性は変わらないと思われます。
間違って食べても排出されるだけです。(排出される前に放射線で内臓が多少痛む可能性もあります)

プルトニウムは微粒子で存在していて、0.2μから0.3μくらいの粒子です。
ちょうど、絵の具やファンデーションで使われる酸化チタンぐらいの大きさ。

インフルエンザ用マスクをしておけば、空中から浮遊しているプルトニウムから肺を守れますし、水に混ざったとしても家庭用の浄水器でろ過できる可能性は極めて大きいと思います。

それは微粒子として存在しているため、普通の活性炭カートリッジなら0.2μ程度なら止めることが可能と思われます。
家庭で止めなくても浄水場ではすでに高度なろ過が実施されていると思われますので、かなりの確立でプルトニウムの水道への混入は止められていると思います。

他の放射性物質は水に溶けることもあるのですが、原子力発電所で使われるプルトニウムは酸化プルトニウムといって水にはまず溶けないというほど、溶けにくい物質であるため、ろ過することで除去可能です。

それもナノ粒子でしたら大変ですが、ナノとミクロの中間の粒子で、工業的には大量に使われている粒子の大きさなので、今の水道技術なら何とかプルトニウムには対応できると思います。

shin_chanz at 20:43|PermalinkComments(0) 化粧品 

2011年03月29日

化粧品の水の問題

さて、予想以上に放射能が飛び散って水への汚染が心配されています。

化粧品についても影響がありそうですが、いくつかの点で安全策が取られています。

まず、化粧品に使われる水というのは、イオンなどをほぼゼロに近い水を使用して作ることが多いです。

水の管理はどこも昔から頭を悩ませているところですが、化粧品の成分はカルシウムやマグネシウムなどのイオンが入っていると、品質上のトラブルが起きることが多く、水からイオンを抜いています。

このイオンを抜くときに放射性物質もかなり除去されますし、医薬品に使う水のレベルなら、ゼロにまで除去することも可能です。

原子力発電設備では冷却水浄化用には放射性元素のイオンを抜く装置を使っていて、つまり、似たような設備が化粧品メーカーに備わっているとお考えください。
少なくとも医薬部外品を作れる工場にはあります。
ただし、ネット販売の化粧品には化粧品しか作れない工場で作られたものが多いです。医薬部外品を作れないということは、良い化粧品を作るために投資しないというということを明確にしていますので、そういう企業のものは危険かもしれません。
まあ、そういうところに限って価格が高いので、商品代からは判断できません。

なお、アロマの芳香蒸留水についても原理的には、一度水を沸騰させて放射性物質と分離させますので、放射性物質はゼロとなります。

食品についても清涼飲料水についてもイオンを除去することが多いので、案外放射性物質は除去されているものと思われます。

放射性物質の除去で一番安いのはゼオライトで、粉末の合成洗剤には必ず使われている成分です。
こちらは水に溶けている金属を集めて、水の軟水化を行いますが、チェルノブイリの事故では大量のゼオライトを汚染土壌に投入して、放射性物質の吸着を行ったという実績があります。
ゼオライトは天然もの、合成ものがありますが、イオンの補足に優れているのは、合成ゼオライトです。

皮膚は放射線からの被曝に強いとされていますが子供用の衣料等はゼオライトを配合した粉末の合成洗剤(大手の安い粉末洗剤)を使われることをお勧めします。
(すべての放射性物質をゼオライトは吸着できませんが、いくつかの放射性物質は吸着可能です)

また、健康食品でゼオライトが体内被曝対策に売られていますが、ゼオライトは体内に吸収されるわけではなく、他のイオンが豊富ならその交換効果も弱まりますので、効果には疑問があります。
ちなみに食品製造用時の水処理用として、食品添加物グレードのゼオライトがありますが、かなり安価で売られています。
(ただし、ゼオライトの長期摂取については安全性に問題があるということで、昨年にはゼオライトの健康食品メーカーに行政指導が行われています。)


shin_chanz at 20:18|PermalinkComments(0) 化粧品 

2011年03月27日

京土産に京コスメ 3

※この原稿は大地震前に頂いていたことをお断り申し上げます。




次は少し身近なところで、お米屋さん発の人気アイテムです。

“京女の長風呂”ということわざもあるように、紫式部にはじまり、後には芸舞妓さんなど、キレイどころがあふれていた京都では、一般の女性たちも負けじと、長風呂になるほどせっせと丹念に美肌を磨いたのだとか。 

といっても、まだまだ石鹸すらない時代、お米の研ぎ汁で洗顔したところ、肌がしっとりする!と噂が広まり、研ぎ汁洗顔が流行。

そして、もっと美肌に、という飽くなき美の追求から(?)注目されたのが米ぬか。布袋に米ぬかを入れて肌を磨くと、さらにしっとりツヤ肌になれると、米ぬか美容が浸透したそうです。

ビタミンBやE、タンパク質や脂肪など、肌にうれしい成分満載の米ぬかは、今では化粧品の素材としてメジャーですが、創業1866年、140年以上も続く老舗のお米屋さん「新洞食糧老舗」で人気の『京小町ぬか』は、米ぬかそのもの。究極の米ぬかです。

一般的なぬかといえば茶色のイメージですが、『京小町ぬか』はまぶしいほどの純白。なんでも茶色のぬかは一回目の精米で取れるもので、精米の回数を重ねるほど白くなるそう。4回目の精米でようやく現れる貴重な白ぬかを、不純物は取り除きながらも、適度に胚芽の繊維は残すという手作業ならではのふるいのワザにかけてやっと誕生します。

スクラブ代わりに洗顔料に混ぜたり、お湯にとかしてパックに使ったり、お風呂に入れて入浴剤代わりにも使えます。古来の美肌の知恵をお試しあれ。

新洞食糧老舗/京都市左京区新間之町仁王門下ル TEL:075-771-2919


最後にもう一つ、雅な逸品を。

世界中のVIPに愛され続ける「俵屋」は、京都を代表する老舗高級旅館の一つ。しつらいもおもてなしも超一流といわれるその名旅館で、アメニティの一つとして客室に用意されている石鹸が『Savon de Tawaraya』。(オリジナルグッズを集めたカフェ「ギャラリー遊形」にて販売。6個入り¥1365) 

薫りの文化を守りたい、という女将の思いから、俵屋が花王と石鹸の老舗、松山油脂と共同で作り上げたこの石鹸は、ベルガモットやローズ、ムスク、サンダルウッド、ラベンダーなど、200種以上の天然香料を贅沢にブレンド。オリエンタルで上品なその香りは優雅で優しく、使った後の残り香にまでうっとりするほどです。

さらに、もう一つ素晴らしいのがそのパッケージ。金箔に包まれた和菓子のようなパッケージは女将、箱のロゴはそのご主人、フォトジャーナリストのアーネストサトウ氏によるもの。和と洋が融合したデザインも石鹸そのものも洗練されていて、ひと目見た時のインパクトも使った時の感動もバツグン。プレゼントやお土産にぴったりな石鹸です。

ギャラリー遊形/京都市中京区姉小路通麩屋町東入ル TEL:075-257-6880


Mさんの次回更新は4月下旬の予定です。

shin_chanz at 20:24|PermalinkComments(0) 美容愛好家 Mさん 

2011年03月24日

京土産に京コスメ 2

※この原稿は大地震前に頂いていたことをお断り申し上げます。



続いては、ちょっと変わったところで、ゴージャスなパックをご紹介します。

古くから一流の調度品や着物が集まり、神社仏閣なども多いことから、京都にとって金箔は必需品。そんな金箔を作り続けること300年!1711年創業の「堀金箔粉」は徳川幕府の管轄の下、金座付箔師として金箔を作り始め、装飾用のほか、食品添加物としての金箔も開発。今でこそお酒やケーキなどにも使われている金箔ですが、通常は金だけではなく、延ばしやすくするため銀や銅などを混ぜてあるのが当たり前。そんな常識を覆すべく、銅を抜いて体内での安全性を高めたり、不可能といわれた24K(純金)の金箔をも実現した、まさに金箔のパイオニアです。

 そんな会社なので、京土産の定番、油取り紙も販売されていますが(なんと桐箱入りのタイプも!)、本物を手にするせっかくのチャンス!ここではぜひ『ゴールドパック99(10枚入り¥1386)』を。

最高純金箔をエステ用に特に薄く延ばしたこちらは、直接肌に張り付け、軽く刷りこむようになじませるというもの。肌に吸収されるわけではないと思いますが、その生理学的な効果は解明されつつあるようで、使った人の多くが、肌がぽかぽかしたり、肌色が明るくなったり。

不思議なパワーがありそうです。

 堀金箔粉/京都市中京区御池通御幸町東入ル TEL:075-231-5357


shin_chanz at 20:22|PermalinkComments(0) 美容愛好家 Mさん 

2011年03月22日

京土産に京コスメ 1

※この原稿は大地震前に頂いていたことをお断り申し上げます。

記録的な大雪が続いた極寒の冬もようやく終わり、そろそろ本格的な春の兆し。気持ちも明るくなってきますよね。そんな春気分を一気に盛り上げるお花見シーズンも間近という頃でしょうか。

 私の住む京都は、いわずと知れた観光都市。1年を通じて日本はもとより世界中の方が来られるのですが、そのピークは桜の時期。超有名な名所から超穴場まで、数え切れないほどの桜スポットがあるので、毎年訪れても飽きないという人も。今年も美しい桜に誘われて、多くの人が来られそうです。

せっかく来られたら、桜やお食事だけでなく、もっといろんな京都を楽しんでいただきたい!そこで今日は“京都ビューティ”ともいうべき京コスメ(?)をご紹介。といっても、普通の化粧品とは一味違う、京都の老舗発のものをセレクトしました。どのお店も歴史ある店構えがステキで、そこに並ぶアイテムは、こだわりが詰まったオリジナリティあふれる逸品ばかりです。観光ついでにぜひのぞいてみてください。(日祝がお休みのところも多いので、行かれる際はお問い合わせを)


 まずは昨年登場した新しいアイテムから。

創業1751年、日本画をはじめ、日本人形や能面、神社仏閣の壁画や天井画に使われる胡粉を中心に扱う、日本画用絵の具専門店「上羽絵惣」が画期的なアイテムを開発しました。

それが『胡粉ネイル(¥1200)』。何が画期的かというと、ネイルなのに有機溶剤を一切使っていないんです。ホタテの貝殻=胡粉という日本古来の顔料や、ソープフリーのエマルジョンで作られているので、通気性もあり。塗って1〜2分で乾き、取りたくなったらアルコールで簡単に落とせるので、爪も肌も痛めないのがうれしいところ。(アルコール入りの洗剤などを使うと落ちるので、水仕事は避けた方がベターです)絵の具専門店ならではの発色も素晴らしく、和をイメージさせる色が揃っている上、ツヤがほしい人にはトップコート、アロマをプラスした楽しいタイプも揃っています。

有機溶剤特有のニオイもなく、落とす時も優しいネイルだから、妊婦さんや子供だって楽しめそうです。

 上羽絵惣/京都市下京区東洞院通松原上ル TEL:075-351-0693


shin_chanz at 14:21|PermalinkComments(0) 美容愛好家 Mさん 

2011年03月20日

水のいらないシャンプー

震災で水の要らないシャンプーに脚光が浴びています。

すすぐときに水が要らないシャンプーです。

洗髪した後、紙タオルなどで髪を拭き取ります。

なぜ、すすぎのときに水が要らないか?
それはこのシャンプーに使われる界面活性剤に秘密があります。

この界面活性剤は水が蒸発すると結晶化する特性があり、そのとき汚れも一緒に抱き込んで結晶化します。

この結晶化が重要でべたっと髪につくようでは意味がありません。
さらっとした結晶となり、しかも髪からさっと取れるような結晶です。

通常、シャンプーに使われる界面活性剤は、水が少なくなるとどろっとしたゲルとなります。
このゲル状態ではタオルでふき取っても拭き取りにくく、水ですすぐ必要があります。

しかし、すすぎの要らないシャンプーの結晶は水が少なくなると、白い粉状の結晶となります。
この結晶化の違いは、ミネラル成分にあって、シャンプーに使われる界面活性剤はミネラルが多いと白い粉状になることを利用して作られています。

石鹸はミネラルと出合うと瞬時にねっとりとしたオイル状の石鹸カスとなり、水だけではなく、クエン酸等で酸分解しないと髪から落とせませんが、合成界面活性剤はミネラルで粉状となることを利用して作られています。

水の要らないシャンプーは入浴が困難な老人介護分野では広く使われていますが、震災時には生活の質を向上させる貴重なアイテムです。

ちなみにカーペットシャンプーも同じ理屈です。あちらもカーペットをシャンプーして汚れを抱き込んだ結晶を浮かせた後、掃除機で吸い取るだけです。

shin_chanz at 20:54|PermalinkComments(0) 化粧品 

2011年03月17日

放射能対策 その2

除染について書いたらものすごいアクセス数になっていたので、驚きました。

これから除染を売り物にする色々な業者も出てきそうですが、除染成分を化粧品で売るのは難しいでしょう。
かつてエデト酸はアレルギーを引き起こす成分で、配合濃度が1%以下に制限されていた成分。

緊急時ならともかく毎日安全に高濃度のエデト酸を使うのは難しいというもの。

エデト酸以外にもキレートする成分はたくさんあります。
たとえばグリシンなどのアミノ酸も金属と結合できます。

しかし、身近な例で言えば石鹸の方が金属より結合する力が強いので、グリシンから金属を奪って石鹸かすとなります。

キレート出来ても一度掴んだ金属を握り締めて離さない力が強くないと意味はありません。
また、キレート剤がすべての金属と結合することは無理で、得意な分野と不得意な分野があります。
前述のグリシンがキレートできる金属というのは、かなり限定的で、能力も低いといえます。

キレート剤はたくさんの種類があるのですが、かなり広範囲の相手と結合できて、つまり、放射性物質も含めて、一度掴んだら離さないという特質はエデト酸以外にも限られたものしかありません。

肌に優しいキレート剤など、意味は無いとお考えください。

実際に核兵器の実験で死の灰をかぶった人間の除染にも使われたという実績の点からエデト酸が一番有効なのかなと思います。
他にNTAというキレート剤もありますが、こちらはEDTAより若干キレート力が落ちて、たとえば石鹸と結合した金属を分解する力も弱くなります。

shin_chanz at 21:32|PermalinkComments(0) プライベート 

2011年03月15日

放射能対策

原発で放射能漏れが起こっています。
早く収まって欲しいと切に願います。

さて、放射能を除去できる成分は意外にも化粧品によく使われています。

エデト酸という成分で、石鹸やシャンプーに入っていますが、これが放射能と結合して、放射能汚染から身を守ります。

エデト酸は無添加石鹸愛好者から敵視されている成分。
しかし、放射能を効率的に取り除けるのは放射能と結合して水に可溶化させるエデト酸しかありません。

様々な放射能が漏れる事故で除染時に使われる成分です。

エデト酸はあらゆる金属と結合して、水に可溶化する性質があり、この性質によって体に付着した放射能を洗い落とせるという性質があります。

なお、除染には家庭での石鹸レベル(エデト酸配合量0.05%程度)では少なすぎて、相当高濃度である必要があります。

日本製エデト酸は最高品質のものでも1キロ500円くらい。
融通が利かず何でも金属成分を可溶化するという性質はアレルギーの原因にもなりますが、緊急時には頼もしい成分となります。


shin_chanz at 21:14|PermalinkComments(0) プライベート 

2011年03月13日

地震について

東日本太平洋沖地震当該地域の皆様のご無事を心から祈ります。
また被害がこれ以上広がらないことを切に願っております。

すでに大阪の消防署から消防隊員が集められて現地に向かっているようです。
他の都道府県からも続々と応援が向かっており、
まだまだ全容が明らかになるには時間を要すると思いますが、
生存者の方々の救助が速やかに行われることを祈るばかりです。

特別公務員である消防団員が全国各地にいますので、
自衛隊や警察で足りない場合は消防団員も組織力を生かして防災に役立ててほしいと思います。

shin_chanz at 11:05|PermalinkComments(0) プライベート 

2011年03月10日

男性ホルモンの分泌 その3

男性ホルモンが減ると、炎症を引き起こすタンパク質が増えます。
化粧品では表皮の成長を促すEGFなどのタンパク質が人気ですが、体の中には成長ではなく、炎症や破壊を促すタンパク質も存在しています。

まあ、バランスが大事なのですが、炎症性のタンパク質が増えると、組織が壊れすぎてしまい色々な病気につながります。

男性ホルモンはこの炎症性タンパク質の分泌量を低くするように働きかけますが、炎症性タンパク質もまた男性ホルモンの分泌を低下させるように働きかけます。

お互いがけん制し合っている状態で、ただ、バランスが壊れると、炎症性タンパク質の量が増えて、色々な体の障害を引き起こします。

こうなるのは中年以上の男性で、自分でうまく男性ホルモンの分泌が出来なくなっているため、ホルモンの補充治療がかなり有効に働きます。
ホルモンを補充することで、炎症性タンパク質の量が減っていくからです。

男性ホルモンが減ると、病気になる前、精神的に不安定になったり、身体的に問題が生じたりします。

不安やいらいら、うつ、集中力や記憶力の低下、筋力低下、疲労感、頭痛、めまいなど。数え切れない症状が若かった頃に比べて、一気に出てきます。

女性の更年期ばかりがクローズアップされていますが、男性の更年期もあり、男性の場合は徐々に進行し、たとえばよくゴルフに出かけていたのに、ほとんど行かなくなってきたら、男性ホルモンの分泌がかなり減ってきている可能性があります。

定年前は、定年になったら、奥さんと海外旅行へでかけたり、色々な趣味に挑戦したりと構想を練っていても、いざ定年になると、男性ホルモンの分泌量が低下して、意欲が減退し、家でゴロゴロするしかやる気が出ないということもあるでしょう。

女性の更年期障害がホルモン補充で緩和されるのと同じで、男性の更年期についてもホルモン補充をすることで、体形を維持するだけでなく、精神的な充実感ややる気についても回復させることが可能となります。

ところで、女性が女性ホルモンを補充したり、男性が男性ホルモンを補充するのは、なんとなく理屈がわかると思います。

しかし、海外では女性が男性ホルモンを使う場合があります。

性転換するためではありません。

何に使うのか。それは美肌のためでなく、強い性欲増進剤となります。

男性が女性ホルモンを服用すると性欲がかなり削がれるのですが、女性が男性ホルモンを服用すると性欲が増進すると言われ、女性版バイアグラと言われています。
卵巣摘出手術を受けた人が主な対象となり、肌に貼り付けるだけ。
効果はそれなりにあるため、アメリカでは乱用が問題視されているようです。

shin_chanz at 20:52|PermalinkComments(3) 細胞機能