2006年11月19日
救急救命の講習を受けてきました
今日は久しぶりに地元の消防団の訓練で、
消防署で救急救命の訓練を受けました。
いわゆる心肺蘇生のやり方を学ぶもので、この8年で4回目の受講となります。
いろいろ手順も簡素化されて、一般の市民でも出来るような形になっています。
講習自体は3時間くらいのものです。
人形の模型を使って、心臓マッサージや人工呼吸のやり方を
指導されます。
模型によっては、人工呼吸での肺への空気の量や心臓マッサージの
力具合を判定するものもあります。
人工呼吸を2回、心臓マッサージを30回 1セットで行います。
書くと簡単なんですが、これを2分やっただけでも結構疲れます。
通報から救急車到着まで平均6分ですから、かなり大変な作業です。
ただ、実際の現場で人工呼吸というのは、相手が口から血や泡をふいていると、
口移しで息を吹き込むというのは、感染症の心配もありますし、
ためらうものです。
その場合は、人工呼吸のみでもよく、たとえ人工呼吸しなくて
相手が死んでしまい、遺族から訴えられても賠償責任はないことになっています。
さて、講習では、駅にも最近設置が始まったAEDについてもありました。
AEDは、心臓発作で倒れた初期段階で使う電気ショックを
与える機械です。
B5くらいの大きさの箱で、そこから取り出した電気パットを
心臓を挟み込むように胸と腰に貼り付けて、スイッチを押すだけです。
だれでも簡単に使えるように、AEDの機械は、音声でやることを
指示してくれます。
また、AEDはコンピューターを搭載していて、
心電図を自動的に解析し、必要な人のみ電気ショックを与えます。
たとえば、電気ショックで回復した後は、AEDが判断して
さらなる電気ショックを与えることはありません。
気をつけないといけないのは、AEDは強力な
電気を発するため、AEDを使用するときに
倒れている人に触れないようにすることが重要です。
もし、体を接触したり下が水で濡れていて
その水に接触すると、電気が自分まで流れ、健康な人であっても
電気ショックにより自分の心臓が止まる可能性があることです。
また、胸毛が多い人は電気パットが皮膚に接触しないため、
胸毛を剃るための剃刀などもついています。
ところで、よくテレビでも出てくる心臓マッサージですが、
何のためにやるかというと、心臓に酸素と栄養を与えるため、
血管を刺激するために行います。
呼吸が止まり、心臓が停止すると、酸素を含んだ血液の動きも止まります。
そこでマッサージを行い、心臓に酸素を与えてなんとか
動き出させようとするわけです。
ただ、酸素を含んだ血液の量というのは、限られるため、
心臓マッサージで救える範囲も限られてしまいます。
倒れて、心臓が停止した場合、5分以内に心臓マッサージするのが
肝要のようです。なかなか出来ないことなんですが・・(^^;;
消防署で救急救命の訓練を受けました。
いわゆる心肺蘇生のやり方を学ぶもので、この8年で4回目の受講となります。
いろいろ手順も簡素化されて、一般の市民でも出来るような形になっています。
講習自体は3時間くらいのものです。
人形の模型を使って、心臓マッサージや人工呼吸のやり方を
指導されます。
模型によっては、人工呼吸での肺への空気の量や心臓マッサージの
力具合を判定するものもあります。
人工呼吸を2回、心臓マッサージを30回 1セットで行います。
書くと簡単なんですが、これを2分やっただけでも結構疲れます。
通報から救急車到着まで平均6分ですから、かなり大変な作業です。
ただ、実際の現場で人工呼吸というのは、相手が口から血や泡をふいていると、
口移しで息を吹き込むというのは、感染症の心配もありますし、
ためらうものです。
その場合は、人工呼吸のみでもよく、たとえ人工呼吸しなくて
相手が死んでしまい、遺族から訴えられても賠償責任はないことになっています。
さて、講習では、駅にも最近設置が始まったAEDについてもありました。
AEDは、心臓発作で倒れた初期段階で使う電気ショックを
与える機械です。
B5くらいの大きさの箱で、そこから取り出した電気パットを
心臓を挟み込むように胸と腰に貼り付けて、スイッチを押すだけです。
だれでも簡単に使えるように、AEDの機械は、音声でやることを
指示してくれます。
また、AEDはコンピューターを搭載していて、
心電図を自動的に解析し、必要な人のみ電気ショックを与えます。
たとえば、電気ショックで回復した後は、AEDが判断して
さらなる電気ショックを与えることはありません。
気をつけないといけないのは、AEDは強力な
電気を発するため、AEDを使用するときに
倒れている人に触れないようにすることが重要です。
もし、体を接触したり下が水で濡れていて
その水に接触すると、電気が自分まで流れ、健康な人であっても
電気ショックにより自分の心臓が止まる可能性があることです。
また、胸毛が多い人は電気パットが皮膚に接触しないため、
胸毛を剃るための剃刀などもついています。
ところで、よくテレビでも出てくる心臓マッサージですが、
何のためにやるかというと、心臓に酸素と栄養を与えるため、
血管を刺激するために行います。
呼吸が止まり、心臓が停止すると、酸素を含んだ血液の動きも止まります。
そこでマッサージを行い、心臓に酸素を与えてなんとか
動き出させようとするわけです。
ただ、酸素を含んだ血液の量というのは、限られるため、
心臓マッサージで救える範囲も限られてしまいます。
倒れて、心臓が停止した場合、5分以内に心臓マッサージするのが
肝要のようです。なかなか出来ないことなんですが・・(^^;;
shin_chanz at 22:14│Comments(2)│
│プライベート
この記事へのコメント
1. Posted by D-PiPi 2006年11月21日 23:25
こんばんは〜
今、自動車学校でも蘇生法の科目があるそうですが
AID?AEDですか?(^^:
実際、起きた時冷静に対処できるでしょうか。
電気ショックの機械あちこち増えました。
ジャスコにもありました。
今、自動車学校でも蘇生法の科目があるそうですが
AID?AEDですか?(^^:
実際、起きた時冷静に対処できるでしょうか。
電気ショックの機械あちこち増えました。
ジャスコにもありました。
2. Posted by しんちゃん 2006年11月22日 14:08
D-PiPiさん、こんにちは
AEDの間違いです・・(^^;;
実際に人が倒れているとなかなか声は
かけずらいだろうなと思います。
ただ、何度か駅で人が倒れていても
周りの人が介抱してあげている場面を
見たことがありますし、AEDについての
見識が広がれば変わって行くかもしれませんね。
AEDは機械の言うとおりにやればよいだけですが
心臓マッサージは、子供や老人なら
肋骨がポキポキおれるほどやらないといけないので
そっちの方が難しいと思います。
AEDの間違いです・・(^^;;
実際に人が倒れているとなかなか声は
かけずらいだろうなと思います。
ただ、何度か駅で人が倒れていても
周りの人が介抱してあげている場面を
見たことがありますし、AEDについての
見識が広がれば変わって行くかもしれませんね。
AEDは機械の言うとおりにやればよいだけですが
心臓マッサージは、子供や老人なら
肋骨がポキポキおれるほどやらないといけないので
そっちの方が難しいと思います。