2006年12月16日
クレンジング剤 シリコーンを溶かす
クレンジング剤は、日焼け止めや耐水性のメイクを落とす必要がありますが、
そういったものには、シリコーンが基材として使われています。
落ちにくいシリコーンの代表例がジメチコンというものです。
フェニルトリメチコン、シクロメチコンなどもありますが、
こちらは大部分がオリーブオイルなどに溶けます。
ほかにも数多くのシリコーン誘導体などもあります。
ほとんどすべてのシリコーンを溶かす溶剤というのは、
環状シリコーンである、シクロメチコンやシクロペンタシロキサン、
シクロヘキサシロキサン、カプリリルメチコンなどがあります。
とくにシクロメチコンやシクロペンタシロキサン、シクロヘキサシロキサンは
日焼け止めやリキッドファンデーションによく使われるものです。
こちらは徐々に数時間かけて蒸発するため、肌に残りません。
また、さらさらのさっぱりしたオイルです。
クレンジングにもシリコン系として、これらの揮発性シリコーンが
多用されます。
他には、ミリスチン酸イソプロピルやパルミチン酸イソプロピルも
ジメチコンを溶かしますので、クレンジング剤の基材に使われます。
これらは安価であるというのが非常に大きいです。
ただし、若干刺激性があります。
ほかにシリコーンの溶解力が高いものに、
イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシルなどがあります。
イソノナン酸イソノニルは臭いが少ないのが特徴で、クレンジング力も
ミリスチン酸イソプロピルなどより上になります。
その他、オクタン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、
イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソデシル、
ジカプリン酸ネオペンチレングリコールなどもシリコーンを溶かすことができます。
こういう成分がないとクレンジング剤としては洗浄力が落ちることになります。
そういったものには、シリコーンが基材として使われています。
落ちにくいシリコーンの代表例がジメチコンというものです。
フェニルトリメチコン、シクロメチコンなどもありますが、
こちらは大部分がオリーブオイルなどに溶けます。
ほかにも数多くのシリコーン誘導体などもあります。
ほとんどすべてのシリコーンを溶かす溶剤というのは、
環状シリコーンである、シクロメチコンやシクロペンタシロキサン、
シクロヘキサシロキサン、カプリリルメチコンなどがあります。
とくにシクロメチコンやシクロペンタシロキサン、シクロヘキサシロキサンは
日焼け止めやリキッドファンデーションによく使われるものです。
こちらは徐々に数時間かけて蒸発するため、肌に残りません。
また、さらさらのさっぱりしたオイルです。
クレンジングにもシリコン系として、これらの揮発性シリコーンが
多用されます。
他には、ミリスチン酸イソプロピルやパルミチン酸イソプロピルも
ジメチコンを溶かしますので、クレンジング剤の基材に使われます。
これらは安価であるというのが非常に大きいです。
ただし、若干刺激性があります。
ほかにシリコーンの溶解力が高いものに、
イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシルなどがあります。
イソノナン酸イソノニルは臭いが少ないのが特徴で、クレンジング力も
ミリスチン酸イソプロピルなどより上になります。
その他、オクタン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、
イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソデシル、
ジカプリン酸ネオペンチレングリコールなどもシリコーンを溶かすことができます。
こういう成分がないとクレンジング剤としては洗浄力が落ちることになります。
shin_chanz at 00:01│Comments(6)│
│クレンジング
この記事へのコメント
1. Posted by D-PiPi 2006年12月17日 20:58
こんばんは。
トランス脂肪酸のレス遅てすみません。
留学ではなくセミナーで滞在しました。
オランダは、行政主導ではなく企業の自主規制でトランス脂肪酸の低減をしていたことがわかりました。
これが理想でしょうか(^^;
アイメイクリムーバーは、シクロメチコンベースですね。
シャンプーやトリートメントにジメチコンなどのシリコーンが多く配合されるとキューティクルがはがれるような現象が起きるんでしょうか?
そんなことを説明する美容師さんも多いです。
ただそのようなことが起きた経験はありません。
トランス脂肪酸のレス遅てすみません。
留学ではなくセミナーで滞在しました。
オランダは、行政主導ではなく企業の自主規制でトランス脂肪酸の低減をしていたことがわかりました。
これが理想でしょうか(^^;
アイメイクリムーバーは、シクロメチコンベースですね。
シャンプーやトリートメントにジメチコンなどのシリコーンが多く配合されるとキューティクルがはがれるような現象が起きるんでしょうか?
そんなことを説明する美容師さんも多いです。
ただそのようなことが起きた経験はありません。
2. Posted by しんちゃん 2006年12月17日 22:53
D-PiPiさん、こんにちは
海外でセミナーとはすごいですね。
旅行でしかいったことがないので、
尊敬します(笑)
さて、ジメチコンがキューティクルを
はがすことはないですね。
もともと分子が大きいオイル状のものなので、
髪の毛にまとわりつくようなものです。
キューティクルをはがすのは、美容院でやる
カラーやパーマの方です。
ただ、なにか悪者が合った方がよいということで
シリコーンがとばっちりを受けているような状況でしょうか。
実際のところジメチコンは枝毛コート剤として有用です。
髪の毛と髪の毛の摩擦を減らすので、
枝毛がそれ以上増えないように働きかけます。
海外でセミナーとはすごいですね。
旅行でしかいったことがないので、
尊敬します(笑)
さて、ジメチコンがキューティクルを
はがすことはないですね。
もともと分子が大きいオイル状のものなので、
髪の毛にまとわりつくようなものです。
キューティクルをはがすのは、美容院でやる
カラーやパーマの方です。
ただ、なにか悪者が合った方がよいということで
シリコーンがとばっちりを受けているような状況でしょうか。
実際のところジメチコンは枝毛コート剤として有用です。
髪の毛と髪の毛の摩擦を減らすので、
枝毛がそれ以上増えないように働きかけます。
3. Posted by りー 2006年12月18日 01:32
こんばんは。
前回私がコメントの中でお聞きした質問のお答えを
今日詳しく書いていただいていてとても勉強になりました。^^
セルフケアクリニックの方でもご質問されている方がいましたね。(汗)
週に1度か2度のペースでまとめ読みしてるので気づくのが遅くて。(すみませ〜ん)
あちらも一通り全部目を通させていただいています。
お蔭様で成分については素人なりにも少しづつ詳しくなってきた気がしますが
相変わらず悪者にされたり槍玉にあげられるものが出てくるので(シリコンや合成界面活性剤や防腐剤などなど)
しっかり学んで本当のことを知っておかないといけませんよね。
前回私がコメントの中でお聞きした質問のお答えを
今日詳しく書いていただいていてとても勉強になりました。^^
セルフケアクリニックの方でもご質問されている方がいましたね。(汗)
週に1度か2度のペースでまとめ読みしてるので気づくのが遅くて。(すみませ〜ん)
あちらも一通り全部目を通させていただいています。
お蔭様で成分については素人なりにも少しづつ詳しくなってきた気がしますが
相変わらず悪者にされたり槍玉にあげられるものが出てくるので(シリコンや合成界面活性剤や防腐剤などなど)
しっかり学んで本当のことを知っておかないといけませんよね。
4. Posted by D-PiPi 2006年12月19日 22:31
そうですか。
よかった。
ありがとうございます。
よかった。
ありがとうございます。
5. Posted by ぴおにぃ 2006年12月31日 13:36
しんちゃん様、はじめまして!ジメチコン・シクロヘキサキロキサンを調べていてこちらにたどり着きました。シリコンの一種なんですね。
この成分は私が今使っているオイル系の美容液に含まれていて、何でオイルなのにこんなにさらさらするんだろう??と不思議に思っておりましてやっと謎がとけました。
クレンジングなのですが、私は最近初椿という椿油でクレンジングをしています。そのため溶解力のあるシリコーン等は配合されていません。
記事を拝見し、きちんとクレンジングできているのかちょっと心配になってきました。今のところ肌のトラブルはありませんが、100%オイルでもシリコーンは落とせるのでしょうか?
この成分は私が今使っているオイル系の美容液に含まれていて、何でオイルなのにこんなにさらさらするんだろう??と不思議に思っておりましてやっと謎がとけました。
クレンジングなのですが、私は最近初椿という椿油でクレンジングをしています。そのため溶解力のあるシリコーン等は配合されていません。
記事を拝見し、きちんとクレンジングできているのかちょっと心配になってきました。今のところ肌のトラブルはありませんが、100%オイルでもシリコーンは落とせるのでしょうか?
6. Posted by しんちゃん 2006年12月31日 23:16
ぴおにぃさん、こんにちは
シクロヘキサシロキサンが配合されていれば
かなりオイルをさらさらにすることができます。
減粘剤とお考えください。
なお、椿油にはジメチコンやほかのシリコーン樹脂
が溶けないので完全に取り去るということはできないです。
手の甲ならともかくお顔の場合は、
できればシリコーンを落とすクレンジングを
考えられた方がよいですね。
ただ、お使いのファンデーションや美容液が
シクロヘキサシロキサンなどの揮発性シリコーン
主体でしたら、シリコーンはほとんど肌に
残らないので、椿油だけでも問題ないこともあります。
シクロヘキサシロキサンが配合されていれば
かなりオイルをさらさらにすることができます。
減粘剤とお考えください。
なお、椿油にはジメチコンやほかのシリコーン樹脂
が溶けないので完全に取り去るということはできないです。
手の甲ならともかくお顔の場合は、
できればシリコーンを落とすクレンジングを
考えられた方がよいですね。
ただ、お使いのファンデーションや美容液が
シクロヘキサシロキサンなどの揮発性シリコーン
主体でしたら、シリコーンはほとんど肌に
残らないので、椿油だけでも問題ないこともあります。