2007年01月04日
酸化を促進する? ビタミンE
お正月休みも昨日で終わり、今日は出勤日。
休みといっても4日間しかないので、もうちょっとごろごろして休みたいところです(笑)
近所の神社に初詣に行くと、結構な人がいてびっくりしました。
1時間近く列に並んで、ようやくお賽銭箱にたどり着くような感じで
えらくくたびれてしまいました・・(笑)
さて、冬なので、キャリアオイル主体でお手入れされている方も
多いかと思います。
オイルの酸化防止には、ビタミンEが有名ですが、
入れすぎると酸化を促進することをご存知でしょうか?
(画像をクリックすると大きくなります)
数値が大きいほど、酸化されにくいことを表しています。
綿実油というのは、リノール酸が多すぎて、化粧品のオイルとしては、
テクスチャも安定性も余り良いものではありませんが、酸化されやすい
オイルに対しての各種抗酸化剤の能力を表しています。
トコフェロールというのが、ビタミンEですが、あまり効果を発揮していません。
0.1%というと、100mlのオイルに100mgのビタミンEが
入っている換算となり、ほんのわずかなビタミンEでも酸化安定性に
影響を及ぼします。ビタミンEを入れたからといって、
必ずしも酸化安定性が良くなるとは限らないことにご注意ください。
(BHTやBHAは合成抗酸化剤です。)
ただ、これはオイルによって、どの抗酸化剤がよいかは変わりますので、
すべてのオイルに当てはまるわけではありません。
水素添加した場合の数値はオリーブオイルやホホバ油より
さらに酸化されにくいオイルの例とお考えください。
結局、酸化されやすい油の場合、水素を添加するのが一番効果があるのですが、
これはすなわち脂肪酸組成が変わることによりオイルの酸化性というのは、
大きく変わるということがお分かりいただけると思います。
つまり、酸化しやすいリノール酸やリノレン酸の割合をどれだけ減らすかで、
オイルの安定性は代わりますし、抗酸化剤の配合より脂肪酸の組成を
重視すべきということを示唆しています。
なお、これは食品用オイルのデータなので、レシチンなどがのっていますが、
化粧品用オイルの抗酸化剤には使いません。
レシチンが入っていると、油で炒め物をするときに、食品中の水分が
飛び跳ねにくいという利点があるので、食用オイルの抗酸化剤として
よく使用されます。
休みといっても4日間しかないので、もうちょっとごろごろして休みたいところです(笑)
近所の神社に初詣に行くと、結構な人がいてびっくりしました。
1時間近く列に並んで、ようやくお賽銭箱にたどり着くような感じで
えらくくたびれてしまいました・・(笑)
さて、冬なので、キャリアオイル主体でお手入れされている方も
多いかと思います。
オイルの酸化防止には、ビタミンEが有名ですが、
入れすぎると酸化を促進することをご存知でしょうか?
(画像をクリックすると大きくなります)
数値が大きいほど、酸化されにくいことを表しています。
綿実油というのは、リノール酸が多すぎて、化粧品のオイルとしては、
テクスチャも安定性も余り良いものではありませんが、酸化されやすい
オイルに対しての各種抗酸化剤の能力を表しています。
トコフェロールというのが、ビタミンEですが、あまり効果を発揮していません。
0.1%というと、100mlのオイルに100mgのビタミンEが
入っている換算となり、ほんのわずかなビタミンEでも酸化安定性に
影響を及ぼします。ビタミンEを入れたからといって、
必ずしも酸化安定性が良くなるとは限らないことにご注意ください。
(BHTやBHAは合成抗酸化剤です。)
ただ、これはオイルによって、どの抗酸化剤がよいかは変わりますので、
すべてのオイルに当てはまるわけではありません。
水素添加した場合の数値はオリーブオイルやホホバ油より
さらに酸化されにくいオイルの例とお考えください。
結局、酸化されやすい油の場合、水素を添加するのが一番効果があるのですが、
これはすなわち脂肪酸組成が変わることによりオイルの酸化性というのは、
大きく変わるということがお分かりいただけると思います。
つまり、酸化しやすいリノール酸やリノレン酸の割合をどれだけ減らすかで、
オイルの安定性は代わりますし、抗酸化剤の配合より脂肪酸の組成を
重視すべきということを示唆しています。
なお、これは食品用オイルのデータなので、レシチンなどがのっていますが、
化粧品用オイルの抗酸化剤には使いません。
レシチンが入っていると、油で炒め物をするときに、食品中の水分が
飛び跳ねにくいという利点があるので、食用オイルの抗酸化剤として
よく使用されます。
shin_chanz at 11:19│Comments(0)│
│抗酸化ビタミン