2007年03月12日
トリエタノールアミンというもの 2
トリエタノールアミンで中和したものは低温でも水によく溶けると書きましたが、
これは石鹸でも合成界面活性剤でも同じとなります。
また、泡の感触もクリーミーになるため、
たとえば無駄毛やひげそりに使うクリームでも泡の粘りと
弾力があるトリエタノールアミン石鹸を中心として配合されているものは多いです。
ボディーソープにもラウリン酸TEAなどのトリエタノールアミン(TEA)石鹸を
中心に処方を組み立てられているものも多いです。
固形のTEA石鹸ではコラージュ石鹸が有名です。
敏感肌向けとして皮膚科や薬局で販売されている石鹸です。
アルカリ性がソーダ中和やカリ中和より低いので、アルカリに弱い人に
向いている石鹸です。
コラージュM石鹸の成分です。
TEA、ステアリン酸TEA、牛脂脂肪酸Na、グリセリン、水、ヤシ脂肪酸Na、
ヒマシ脂肪酸Na、牛脂脂肪酸TEA、コカミドDEA、
ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2、オレイン酸TEA、ヤシ脂肪酸TEA、
ヒマシ脂肪酸TEA、トコフェロール
固形にするためには、硬くする必要があるため、
ステアリン酸を中心とする脂肪酸組成にする必要があります。
そのため、この石鹸ではステアリン酸TEAと牛脂脂肪酸Naを中心に配合を
組み立てています。(溶けやすいとすぐ石鹸が小さくなっていくデメリットが
あります)
ちなみにこれに配合されているヒマシ脂肪酸Naやヒマシ脂肪酸TEAは
洗浄力はほとんど期待できないものですが、石鹸の透明性をあげるために
配合されます。
これは石鹸でも合成界面活性剤でも同じとなります。
また、泡の感触もクリーミーになるため、
たとえば無駄毛やひげそりに使うクリームでも泡の粘りと
弾力があるトリエタノールアミン石鹸を中心として配合されているものは多いです。
ボディーソープにもラウリン酸TEAなどのトリエタノールアミン(TEA)石鹸を
中心に処方を組み立てられているものも多いです。
固形のTEA石鹸ではコラージュ石鹸が有名です。
敏感肌向けとして皮膚科や薬局で販売されている石鹸です。
アルカリ性がソーダ中和やカリ中和より低いので、アルカリに弱い人に
向いている石鹸です。
コラージュM石鹸の成分です。
TEA、ステアリン酸TEA、牛脂脂肪酸Na、グリセリン、水、ヤシ脂肪酸Na、
ヒマシ脂肪酸Na、牛脂脂肪酸TEA、コカミドDEA、
ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2、オレイン酸TEA、ヤシ脂肪酸TEA、
ヒマシ脂肪酸TEA、トコフェロール
固形にするためには、硬くする必要があるため、
ステアリン酸を中心とする脂肪酸組成にする必要があります。
そのため、この石鹸ではステアリン酸TEAと牛脂脂肪酸Naを中心に配合を
組み立てています。(溶けやすいとすぐ石鹸が小さくなっていくデメリットが
あります)
ちなみにこれに配合されているヒマシ脂肪酸Naやヒマシ脂肪酸TEAは
洗浄力はほとんど期待できないものですが、石鹸の透明性をあげるために
配合されます。
shin_chanz at 00:01│Comments(0)│
│界面活性剤