2007年03月23日
オーダーメード化粧品って・・?
化粧品の悪徳商法といえば、オーダーメード化粧品です。
街で肌に悩みを抱えてそうな女性に声をかけて、
肌の悩みに合わせて調合した化粧品を売りつけるという商法です。
調合された化粧品が高いので、解約を申し出てもオーダーメードで
作ったから、返品はできないと押し売りするのが特徴です。
訪問販売でもインターネットの通販でもオーダーメード化粧品が
増えてきました。
まあ、手作り化粧品もオーダーメード化粧品の一種ですが・・(^^;;
オーダーメード化粧品というのは、肌質にあわせて
油や水溶性保湿剤の量を変化させるというのが、
特徴らしいですが、顔全体が脂ぎったり乾燥している人は少なく、
部分的に皮脂が多かったり、乾燥したりするのが、
当然ではないでしょうか。
そうすると部分毎に化粧品の使い分けが必要となってきますが、
そこまで作りこむわけではなく、とりあえず乾燥した部分にあわせたとか
そういうお茶を濁したようなオーダーメード化粧品となる可能性があります。
普通の化粧水でも乾燥する部分は多めにつけたりして対応すれば
済むことのような気がしますが・・(^^;;
オーダーメード化粧品に否定的な化粧品屋は多いです。
一人一人に合わせるという理念には共感しても、
製品の作りこみという点からは問題点が多くなります。
通常の開発では、製品を作りあげるためは長期安定性を見るのに、
オーダーメードでは成分の配合量を細かく変更しても
安定性を確認せずに販売することになります。
安定性をきちんと確認せずに販売するということは、
大きなメーカーならありえないことです。
一つ一つを作っていくから製造費が掛かりそうなイメージがありますが、
単に成分をかき混ぜただけのオーダーメードなら、開発費がゼロに近いので、
コスト的に高くなる要因というのは、特に無いのです。
クリームでもパートのおばちゃんが慣れた人なら原料を計量して、
混ぜ合わせるだけで10分程度で作ってしまいますし、
時給が1万円の人間を雇っているならともかく、
自給800円程度のパートなら、1個の化粧品を作るのに製造費は100円以下。
それなのに、普通の化粧品より高く売れて、
調合したから使用前であっても返品は受け付けないという
オーダーメード化粧品は美味しい商売なのです。
ところで、オーダーメード化粧品は成分や油分の量を選べても
使用感は選べません。
たとえば、資生堂ならブランド毎に油と水を混ぜる乳化方法が異なっていますが、
決して、オーダーメード化粧品で資生堂のどのブランドと同じ使用感に
してほしいとかそういうリクエストは受け付けられません。
ここがオーダーメードの一番の問題点で、油を水に混ぜる方法一つで
使用感が変わるのに、使用感をオーダーすることができないなんて・・・(^^;;
結局、オーダーメードといえば聞こえがよいですが、
少しでも高く売りつけたいだけのところが多いのではないでしょうか。
ところで、大手化粧品メーカーは必ずしも自前の設備で化粧品を
作っているわけではありません。
そこで、大手メーカーから仕事をもらうためには、色々方法があるのですが、
その一つが大手ブランドのクリームと全く同じ使用感のクリームを作って
製造技術を認めてもらうというのがあります。
大手から仕事をもらうときに完全に処方を開示されるわけではなく、
部分的な開示でちゃんと商品を作れるか、大手がチェックするわけです。
それできちんと結果を出すと、大手から仕事をもらえる、
つまり売り上げや利益がどどーんと増えるということになります。
オーダーメードではありませんが、大手ブランドと同じ使用感を再現して
お金儲けしている技術屋達もいるのです。
街で肌に悩みを抱えてそうな女性に声をかけて、
肌の悩みに合わせて調合した化粧品を売りつけるという商法です。
調合された化粧品が高いので、解約を申し出てもオーダーメードで
作ったから、返品はできないと押し売りするのが特徴です。
訪問販売でもインターネットの通販でもオーダーメード化粧品が
増えてきました。
まあ、手作り化粧品もオーダーメード化粧品の一種ですが・・(^^;;
オーダーメード化粧品というのは、肌質にあわせて
油や水溶性保湿剤の量を変化させるというのが、
特徴らしいですが、顔全体が脂ぎったり乾燥している人は少なく、
部分的に皮脂が多かったり、乾燥したりするのが、
当然ではないでしょうか。
そうすると部分毎に化粧品の使い分けが必要となってきますが、
そこまで作りこむわけではなく、とりあえず乾燥した部分にあわせたとか
そういうお茶を濁したようなオーダーメード化粧品となる可能性があります。
普通の化粧水でも乾燥する部分は多めにつけたりして対応すれば
済むことのような気がしますが・・(^^;;
オーダーメード化粧品に否定的な化粧品屋は多いです。
一人一人に合わせるという理念には共感しても、
製品の作りこみという点からは問題点が多くなります。
通常の開発では、製品を作りあげるためは長期安定性を見るのに、
オーダーメードでは成分の配合量を細かく変更しても
安定性を確認せずに販売することになります。
安定性をきちんと確認せずに販売するということは、
大きなメーカーならありえないことです。
一つ一つを作っていくから製造費が掛かりそうなイメージがありますが、
単に成分をかき混ぜただけのオーダーメードなら、開発費がゼロに近いので、
コスト的に高くなる要因というのは、特に無いのです。
クリームでもパートのおばちゃんが慣れた人なら原料を計量して、
混ぜ合わせるだけで10分程度で作ってしまいますし、
時給が1万円の人間を雇っているならともかく、
自給800円程度のパートなら、1個の化粧品を作るのに製造費は100円以下。
それなのに、普通の化粧品より高く売れて、
調合したから使用前であっても返品は受け付けないという
オーダーメード化粧品は美味しい商売なのです。
ところで、オーダーメード化粧品は成分や油分の量を選べても
使用感は選べません。
たとえば、資生堂ならブランド毎に油と水を混ぜる乳化方法が異なっていますが、
決して、オーダーメード化粧品で資生堂のどのブランドと同じ使用感に
してほしいとかそういうリクエストは受け付けられません。
ここがオーダーメードの一番の問題点で、油を水に混ぜる方法一つで
使用感が変わるのに、使用感をオーダーすることができないなんて・・・(^^;;
結局、オーダーメードといえば聞こえがよいですが、
少しでも高く売りつけたいだけのところが多いのではないでしょうか。
ところで、大手化粧品メーカーは必ずしも自前の設備で化粧品を
作っているわけではありません。
そこで、大手メーカーから仕事をもらうためには、色々方法があるのですが、
その一つが大手ブランドのクリームと全く同じ使用感のクリームを作って
製造技術を認めてもらうというのがあります。
大手から仕事をもらうときに完全に処方を開示されるわけではなく、
部分的な開示でちゃんと商品を作れるか、大手がチェックするわけです。
それできちんと結果を出すと、大手から仕事をもらえる、
つまり売り上げや利益がどどーんと増えるということになります。
オーダーメードではありませんが、大手ブランドと同じ使用感を再現して
お金儲けしている技術屋達もいるのです。
shin_chanz at 00:01│Comments(2)│
この記事へのコメント
1. Posted by りー 2007年03月23日 23:40
こんばんは。
「あなただけの」オーダーメイド化粧品は一時流行っていたようですが
まだあるのですね。
確かにオーダーというと特別なものという意識にさせられてしまいます。
(よーーく考えないとダメですよね)
ところでメルマガを見たのですが・・・
お嬢様ご誕生ということでおめでとうございます!
いつの日かお化粧品使ってもらえそうですよね。^^
「あなただけの」オーダーメイド化粧品は一時流行っていたようですが
まだあるのですね。
確かにオーダーというと特別なものという意識にさせられてしまいます。
(よーーく考えないとダメですよね)
ところでメルマガを見たのですが・・・
お嬢様ご誕生ということでおめでとうございます!
いつの日かお化粧品使ってもらえそうですよね。^^
2. Posted by しんちゃん 2007年03月24日 12:48
りーさん、こんにちは
オーダーメード化粧品は、高いものが多いだけに
金銭トラブルが多発しているみたいですね。
キャッチセールスで真面目な人が狙われるようです。
さて、娘の誕生まだなんです・・(^^;
来週の予定ですけど、とても子供が降りては
きていないような感じなので、どうなることやら。
胎盤が小さくて、今でぎりぎりなので、
4月にずれ込むとハラキリになりそうです・・
オーダーメード化粧品は、高いものが多いだけに
金銭トラブルが多発しているみたいですね。
キャッチセールスで真面目な人が狙われるようです。
さて、娘の誕生まだなんです・・(^^;
来週の予定ですけど、とても子供が降りては
きていないような感じなので、どうなることやら。
胎盤が小さくて、今でぎりぎりなので、
4月にずれ込むとハラキリになりそうです・・