2007年04月18日
アメリカの農業収益
アメリカは石油が少なくなる現状を見つめて、
中東への石油依存を減らす政策を積極的に進めています。
ガソリンの代替として、トウモロコシからのバイオエタノールを、
軽油の代替として、大豆油からの脂肪酸メチルエステルを作るべく、
農産物の燃料化が大規模に進んでいます。
アメリカのトウモウロコシの全生産量の半分が5年以内に
食料ではなく燃料向けとなる予測もあるほどで、
食料の価格が今後どんどん上がる事が予想されます。
トウモロコシを原料にしているのは、コンスターチを原料にしている
ビールが主ですが、ほかにも澱粉を使う食品は影響を受けます。
化粧品では澱粉からビタミンCを発酵して作りますので、
まあ、何らかの影響があるかもしれません。
2006年ではアメリカ農務省の発表で、
1エーカー(63m×63mの面積です)当たりに植えた作物の
収入を発表しています。
米が一番で185ドル、トウモロコシ、大豆で125ドル、
小麦が一番低く50ドルです。
2007年にはトウモロコシが334ドル、米が300ドル、
大豆が200ドル、小麦が100ドルの予想です。
小麦はパンの原料となりますが、かなり生産者にもたらす収入は
かなり増えることが予想されています。
(食料品は流通経路が複雑なので、値上がりがそのまま
パンの価格に跳ね返るわけではありません)
トウモロコシの価格が値上がりしているのは、バイオエタノールの
原料になるので、その影響が大きいのです。
ただし、アメリカは広大な土地なので、日本と違って、収穫後すぐに倉庫に
入れるわけではなく、また、同じ作物を毎年植えると輪作障害が出ますので、
儲かりそうだからといって、トウモロコシばかり植えるわけにはいきません。
大豆は、他の作物と違って、窒素源として空気中の窒素を利用することができ、
手の掛からない作物です。広大な農場で限られた人数で作物を生産するとなると
手のかかるトウモロコシを植える面積というのは、範囲が狭まりますが、
それでも大豆を植える面積は減りそうな感じです。
大豆の生産が減ると、豆腐の値段があがるだけでなく、
油を絞った大豆かすは家畜にとって重要なアミノ酸源となっていますので、
肉の価格も上がります。
また、サラダ油も大豆油の割合が多いので、油の価格も上がってきます。
石油価格が上がっているおかげで、
食料が食料ではなくなってきているのが気になるところです。
ところで、日本の場合、農地を耕すのはその田んぼを持っている百姓が
ほとんどです。
アメリカの場合は、農地を持っている人が必ずしも百姓をしているわけではなく
農業専門会社に農業を任せて、自分たちは都会に住むというケースが
増えてきています。州によっては4割くらいの農民が部分的に土地を貸したり
全部貸したりしているとか。
この場合、農業会社に貸す土地代というのは、一定額ではなく、
収穫できた作物の半分という契約がほとんどです。
収穫は天候や害虫の発生よって大きく左右されますので、
こういう契約ではないと借りる方はやってられないのでしょうね。
子供の頃、NHKで大自然の小さな家という西部開拓時代のドラマを
よく見ていました。苦労して、農場を切り開いたりしていましたが、
今や農業はノウハウを持っている専門業者に任せていれば、
農場主達は遊んで暮らせる時代。
石油の価格上昇は色んなところに波及しています。
中東への石油依存を減らす政策を積極的に進めています。
ガソリンの代替として、トウモロコシからのバイオエタノールを、
軽油の代替として、大豆油からの脂肪酸メチルエステルを作るべく、
農産物の燃料化が大規模に進んでいます。
アメリカのトウモウロコシの全生産量の半分が5年以内に
食料ではなく燃料向けとなる予測もあるほどで、
食料の価格が今後どんどん上がる事が予想されます。
トウモロコシを原料にしているのは、コンスターチを原料にしている
ビールが主ですが、ほかにも澱粉を使う食品は影響を受けます。
化粧品では澱粉からビタミンCを発酵して作りますので、
まあ、何らかの影響があるかもしれません。
2006年ではアメリカ農務省の発表で、
1エーカー(63m×63mの面積です)当たりに植えた作物の
収入を発表しています。
米が一番で185ドル、トウモロコシ、大豆で125ドル、
小麦が一番低く50ドルです。
2007年にはトウモロコシが334ドル、米が300ドル、
大豆が200ドル、小麦が100ドルの予想です。
小麦はパンの原料となりますが、かなり生産者にもたらす収入は
かなり増えることが予想されています。
(食料品は流通経路が複雑なので、値上がりがそのまま
パンの価格に跳ね返るわけではありません)
トウモロコシの価格が値上がりしているのは、バイオエタノールの
原料になるので、その影響が大きいのです。
ただし、アメリカは広大な土地なので、日本と違って、収穫後すぐに倉庫に
入れるわけではなく、また、同じ作物を毎年植えると輪作障害が出ますので、
儲かりそうだからといって、トウモロコシばかり植えるわけにはいきません。
大豆は、他の作物と違って、窒素源として空気中の窒素を利用することができ、
手の掛からない作物です。広大な農場で限られた人数で作物を生産するとなると
手のかかるトウモロコシを植える面積というのは、範囲が狭まりますが、
それでも大豆を植える面積は減りそうな感じです。
大豆の生産が減ると、豆腐の値段があがるだけでなく、
油を絞った大豆かすは家畜にとって重要なアミノ酸源となっていますので、
肉の価格も上がります。
また、サラダ油も大豆油の割合が多いので、油の価格も上がってきます。
石油価格が上がっているおかげで、
食料が食料ではなくなってきているのが気になるところです。
ところで、日本の場合、農地を耕すのはその田んぼを持っている百姓が
ほとんどです。
アメリカの場合は、農地を持っている人が必ずしも百姓をしているわけではなく
農業専門会社に農業を任せて、自分たちは都会に住むというケースが
増えてきています。州によっては4割くらいの農民が部分的に土地を貸したり
全部貸したりしているとか。
この場合、農業会社に貸す土地代というのは、一定額ではなく、
収穫できた作物の半分という契約がほとんどです。
収穫は天候や害虫の発生よって大きく左右されますので、
こういう契約ではないと借りる方はやってられないのでしょうね。
子供の頃、NHKで大自然の小さな家という西部開拓時代のドラマを
よく見ていました。苦労して、農場を切り開いたりしていましたが、
今や農業はノウハウを持っている専門業者に任せていれば、
農場主達は遊んで暮らせる時代。
石油の価格上昇は色んなところに波及しています。
shin_chanz at 00:01│Comments(0)│
│植物の知識