植物性のBG(ブチレングリコール)ケミカルピーリング剤の種類2

2007年06月03日

ケミカルピーリング剤の種類1

ケミカルピーリングとは、溜まった角質を薬剤で剥がすこと。

加齢により、角質は剥がれにくくなり、乾燥肌になることがあります。
高齢者は特にそうなるのですが、保湿成分を失った角質が肌にあると
上層部の角質が乾燥して硬くなり、ヒビ割れることがあります。

下層の角質の保湿成分が上層まで移行すれば、
よいのですがなかなかそうはいきません。

そこで、溜まった角質をはがすために高齢者向けの化粧品には、
角質をはがす作用のある尿素を配合したりすることがあります。

また、ニキビの場合も角質が溜まることにより引き起こされる症状の1つです。

要は毛穴の出口の角質が溜まることで、毛穴に栓をして、
中から出てくるはずの皮脂が出なくなることで、コメドが発生するわけです。

そのため、このコメド対策には、角質を剥がれやすくするための
硫黄などが使われていますが、問題は刺激が強くて、あとニオイもあること。

硫黄温泉などは、非常に強い臭いがしますが、同じような成分を
肌に塗るため、塗りすぎると硫黄の臭いを肌から発散する羽目になります。

そこで、臭いのないピーリング剤が求められるのですが、
そこで出てくるのが、αヒドロキシ酸というものです。

乳酸、グリコール酸、酢酸、クエン酸、グリセリン酸、酒石酸、リンゴ酸
などが相当します。

サリチル酸も使われることがありますが、こちらはβヒドロキシ酸となります。

αヒドロキシ酸も分子が小さいほど、浸透性は高まるため、
一般にニキビ治療などに使われるのは、乳酸、グリコール酸となります。
また、一部、サリチル酸を使う場合もあります。




shin_chanz at 09:02│Comments(3) ニキビ 

この記事へのコメント

1. Posted by るい   2011年03月19日 13:32
しんちゃん様へ

ピーリング石鹸についてお聞きします。

ピーリング石鹸を毎日使用してます。
ちなみにその石鹸は、グリコール酸が0.6%配合で、成分は↓です。

TEA、ステアリン酸、水酸化Na、ラウリン酸、ミリスチン酸、水、ヤシ脂肪酸、コカミドDEA、グリコール酸、グリセリン、BHT


ピーリング石鹸を使ってから、確かにニキビは無くなりましたが、乾燥肌だからなのか肌がつっぱる感じがします。

ニキビが治った今、予防としてピーリング石鹸を使用してますが、毎日使用するは控えた方がよいのですか?

例えば週1〜2回程度にして、あとは普通の洗顔料にする方がよいでしょうか。


2. Posted by しんちゃん   2011年03月21日 11:18
るいさん、こんにちは

ニキビが治ったらピーリング石鹸は肌を削っていくため、乾燥肌になりやすくなります。
普通の洗顔料でよいのではないでしょうか。
特にピーリング石鹸でニキビの予防効果があるわけではなりません。
週に1回程度でも十分だと思います。
3. Posted by るい   2011年03月21日 20:28
ご返事ありがとうございます。

肌を削っていくとは、知りませんでした。
考えたら怖いですね(苦笑)

しんちゃん様、ありがとうございました。

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