2007年07月06日
体に大事なアミノ酸��
アミノ酸はたんぱく質の原料となると書きましたが、
それだけではありません。
アミノ酸はこのほか神経伝達物質にもなります。
アドレナリン、セロトニンなどは脳内での情報をやり取りする成分ですが
チロシンやトリプトファンというアミノ酸から合成されます。
睡眠を促すメラトニンもアミノ酸が出発物質です。
また、人間が食べるものがなく飢餓状態に陥ったとき、
エネルギー源にもなります。
たとえば脳細胞は、脂肪をエネルギーにすることはできません。
ブドウ糖やケトンなどしかエネルギー源にならないのですが、
それではいくら体脂肪があっても脳にほとんどエネルギーを供給できず、
意識を失う事態となります。
その前に人間の体はどうするのかというと、
筋肉を分解して、アミノ酸に戻し、そのアミノ酸からブドウ糖を作って
脳へ栄養を供給するようにします。
飢餓状態ではなくても糖が急激になくなる場合があります。
マラソンなどが代表的ですが、長時間運動すると筋肉に蓄えられている
糖（グリコーゲン）がなくなると、筋肉を分解して糖を
作り出すようにします。
グリコーゲンはあまり筋肉や肝臓に蓄えることができませんから、
激しい運動をするということは、筋肉まで分解して
エネルギーにしているということです。
そこで今流行しているのは、アミノ酸をエネルギー源に使うスポーツドリンクで
（ＢＣＡＡと言っていますね）、アミノ酸をエネルギーに使うと
発痛物質である乳酸ができにくくなり、長時間の運動を行っても
疲労感が少なくなるというものです。
それだけではありません。
アミノ酸はこのほか神経伝達物質にもなります。
アドレナリン、セロトニンなどは脳内での情報をやり取りする成分ですが
チロシンやトリプトファンというアミノ酸から合成されます。
睡眠を促すメラトニンもアミノ酸が出発物質です。
また、人間が食べるものがなく飢餓状態に陥ったとき、
エネルギー源にもなります。
たとえば脳細胞は、脂肪をエネルギーにすることはできません。
ブドウ糖やケトンなどしかエネルギー源にならないのですが、
それではいくら体脂肪があっても脳にほとんどエネルギーを供給できず、
意識を失う事態となります。
その前に人間の体はどうするのかというと、
筋肉を分解して、アミノ酸に戻し、そのアミノ酸からブドウ糖を作って
脳へ栄養を供給するようにします。
飢餓状態ではなくても糖が急激になくなる場合があります。
マラソンなどが代表的ですが、長時間運動すると筋肉に蓄えられている
糖（グリコーゲン）がなくなると、筋肉を分解して糖を
作り出すようにします。
グリコーゲンはあまり筋肉や肝臓に蓄えることができませんから、
激しい運動をするということは、筋肉まで分解して
エネルギーにしているということです。
そこで今流行しているのは、アミノ酸をエネルギー源に使うスポーツドリンクで
（ＢＣＡＡと言っていますね）、アミノ酸をエネルギーに使うと
発痛物質である乳酸ができにくくなり、長時間の運動を行っても
疲労感が少なくなるというものです。
shin_chanz at 00:06│Comments(5)│
│化学の基礎
この記事へのコメント
1. Posted by たく 2007年07月06日 20:37
私はVAAMなどのアミノ酸を運動前に摂っていますが、アミノ酸はいつ摂ったら効果的なんでしょうか。主にダイエット目的です。
2. Posted by D-PiPi 2007年07月07日 17:29
こんにちは。
現在、スポーツ栄養学、医科学でも分岐鎖アミノ酸などのサプリメントの有効性を科学的に検証中なんですがまだ不明の部分が多いです。
運動強度が高くなるとアミノ酸の分解が高まるのは血中尿素窒素濃度でわかります。
運動継続時間１００分を超えると急速に分解が高まるので運動前の摂取が有効なのかもしれません。
摂り過ぎるとエネルギーに変る可能性もあります。
これはトップアスリートの実験なので一般の人にあてはまるのかわかりません（＾＾；
現在、スポーツ栄養学、医科学でも分岐鎖アミノ酸などのサプリメントの有効性を科学的に検証中なんですがまだ不明の部分が多いです。
運動強度が高くなるとアミノ酸の分解が高まるのは血中尿素窒素濃度でわかります。
運動継続時間１００分を超えると急速に分解が高まるので運動前の摂取が有効なのかもしれません。
摂り過ぎるとエネルギーに変る可能性もあります。
これはトップアスリートの実験なので一般の人にあてはまるのかわかりません（＾＾；
3. Posted by しんちゃん 2007年07月08日 09:41
たくさん、こんにちは
ダイエットなら運動前でしょうね。
吸収を考えると１時間前くらいには飲んでおきたいです。
ただ、アミノ酸は筋肉にとって重要なエネルギー源です。
せっかく運動してもその飲んだアミノ酸の分も余計に運動しないとダイエットにはなりません。
飲みすぎて、運動量が少ないと逆に太る原因となるので、注意してくださいね。
ダイエットなら運動前でしょうね。
吸収を考えると１時間前くらいには飲んでおきたいです。
ただ、アミノ酸は筋肉にとって重要なエネルギー源です。
せっかく運動してもその飲んだアミノ酸の分も余計に運動しないとダイエットにはなりません。
飲みすぎて、運動量が少ないと逆に太る原因となるので、注意してくださいね。
4. Posted by しんちゃん 2007年07月08日 10:13
D-PiPiさん、こんにちは
アミノ酸はスポーツ飲料の売り上げが
かなり大きくなっていますし、空前のブームですね。
ＢＣＡＡは真面目に試したことはないですが（笑）、クラブ活動などで体を酷使している子供や学生には結構良いのではと思います。
アミノ酸はスポーツ飲料の売り上げが
かなり大きくなっていますし、空前のブームですね。
ＢＣＡＡは真面目に試したことはないですが（笑）、クラブ活動などで体を酷使している子供や学生には結構良いのではと思います。
5. Posted by たく 2007年07月09日 20:40
なるほど。アミノ酸とったからって痩せるっつーものでもないんですね〜。
