2007年10月23日
やっぱり納豆?
納豆というのは、いまさらですが非常に優れた食品だと思います。
私はどうも好きにはなれないので食べませんが、
女性にとっては食べないといけない食材の一つではないでしょうか。
一つは、ビタミンKに関することです。
ビタミンKは血液凝固にかかわるビタミンです。
ビタミンKがないと出血したときに血が固まりません。
そのほか骨粗鬆症にも関係している重要なビタミンです。
化粧品では、目のくまを軽減するとして、一時期流行ましたね。
いまはどうだかわかりませんが・・(^^;;
さて、ビタミンKは植物に含まれるビタミンK1と卵や肉、納豆に含まれる
ビタミンK2があります。
ここで重要なのが野菜由来のビタミンK1は吸収力が悪いということ。
さらに、細胞への効果についてもK2の方が2重結合が多いため、
細胞への効果もK1より高くなっています。
腸内細菌でもビタミンK2を作るので、以前はビタミンKの不足は
起こらないと考えられていましたが、腸内細菌が作るビタミンK2は
吸収されにくいので、やはり食事から摂取することが重要視されています。
ちなみにビタミンK2は、血液凝固因子ですが、
それより重要なのは骨粗鬆症と動脈硬化の予防です。
骨粗鬆症の治療薬としては、ビタミンK2が使用されるのですが、
ビタミンK2は分子の大きさによって細かく分類されます。
特に納豆に含まれるビタミンK2は骨代謝を調整するだけではなく、
骨組織に直接骨の形成を促したり、骨細胞のコラーゲン合成を促す特別なタイプです。
納豆を食べる習慣があるところとあまり食べない地域では
骨折の発生率が違うと言われていますが、納豆のビタミンK2は
骨の形成の治療薬に使われるくらいですから違ってきて当然なのかもしれません。
私はどうも好きにはなれないので食べませんが、
女性にとっては食べないといけない食材の一つではないでしょうか。
一つは、ビタミンKに関することです。
ビタミンKは血液凝固にかかわるビタミンです。
ビタミンKがないと出血したときに血が固まりません。
そのほか骨粗鬆症にも関係している重要なビタミンです。
化粧品では、目のくまを軽減するとして、一時期流行ましたね。
いまはどうだかわかりませんが・・(^^;;
さて、ビタミンKは植物に含まれるビタミンK1と卵や肉、納豆に含まれる
ビタミンK2があります。
ここで重要なのが野菜由来のビタミンK1は吸収力が悪いということ。
さらに、細胞への効果についてもK2の方が2重結合が多いため、
細胞への効果もK1より高くなっています。
腸内細菌でもビタミンK2を作るので、以前はビタミンKの不足は
起こらないと考えられていましたが、腸内細菌が作るビタミンK2は
吸収されにくいので、やはり食事から摂取することが重要視されています。
ちなみにビタミンK2は、血液凝固因子ですが、
それより重要なのは骨粗鬆症と動脈硬化の予防です。
骨粗鬆症の治療薬としては、ビタミンK2が使用されるのですが、
ビタミンK2は分子の大きさによって細かく分類されます。
特に納豆に含まれるビタミンK2は骨代謝を調整するだけではなく、
骨組織に直接骨の形成を促したり、骨細胞のコラーゲン合成を促す特別なタイプです。
納豆を食べる習慣があるところとあまり食べない地域では
骨折の発生率が違うと言われていますが、納豆のビタミンK2は
骨の形成の治療薬に使われるくらいですから違ってきて当然なのかもしれません。
shin_chanz at 00:01│Comments(3)│
│抗酸化ビタミン
この記事へのコメント
1. Posted by ありこ 2007年10月24日 20:40
お久しぶりです
ありこです。
毎回楽しみに読ませて頂いてます。
ビタミンK入りの化粧品・・ありますね。
目のクマによいとかで。
でもとても不思議な作用をするのではなかったですか?
血液凝固因子であるにも関わらず、外用すると血流を良くするのだとか・・
何かで読んだ覚えがあります。
ありこです。
毎回楽しみに読ませて頂いてます。
ビタミンK入りの化粧品・・ありますね。
目のクマによいとかで。
でもとても不思議な作用をするのではなかったですか?
血液凝固因子であるにも関わらず、外用すると血流を良くするのだとか・・
何かで読んだ覚えがあります。
2. Posted by しんちゃん 2007年10月25日 22:57
ありこさん、こんにちは
ビタミンKは直接血液凝固因子にはなりません。
血液凝固を行うのは別のタンパク質で、このタンパク質を活性化するのがビタミンKです。
面白いことに血液凝固を抑制するタンパク質を活性化するのもビタミンKです。
つまり、ビタミンKは血液凝固にだけ働くわけではありません。
外用の場合は、血流増加ですね。
ただ、日本ではビタミンKそのものを配合することは禁止されていますので、ビタミンKを多く含む植物油を配合しています。
そのため、効果はそれほど高くないと思われます。
ビタミンKは直接血液凝固因子にはなりません。
血液凝固を行うのは別のタンパク質で、このタンパク質を活性化するのがビタミンKです。
面白いことに血液凝固を抑制するタンパク質を活性化するのもビタミンKです。
つまり、ビタミンKは血液凝固にだけ働くわけではありません。
外用の場合は、血流増加ですね。
ただ、日本ではビタミンKそのものを配合することは禁止されていますので、ビタミンKを多く含む植物油を配合しています。
そのため、効果はそれほど高くないと思われます。
3. Posted by ありこ 2007年10月25日 23:47
しんちゃんさま
ありがとうございました。
そういえば・・・凝固にも凝固抑制にも関わる・・そんなことも読んだ覚えがあったような気が・・
なるほど〜
なんとも巧妙な仕組みで人の体は成り立っているのですね。
Kの効果はやはり今一なのですね〜
この頃あまり聞きませんものね。
ありがとうございました。
そういえば・・・凝固にも凝固抑制にも関わる・・そんなことも読んだ覚えがあったような気が・・
なるほど〜
なんとも巧妙な仕組みで人の体は成り立っているのですね。
Kの効果はやはり今一なのですね〜
この頃あまり聞きませんものね。