2008年02月01日
最近の値上がり
ついこないだまで帰り道にあるドラッグストアには
一斤79円の食パンが山積みにされてあったのですが、
今年に入ってからは売り切れ状態。
スーパーの食パンも1斤100円のものは姿を消し、
全体的に値上がり傾向。
かなりのスピードであらゆるものの値段が上がっていますね。
今後下がることはなく、値上がりしかないようですので、
時代の流れが明らかに変わってきています。
化粧品を見ると、化粧品原料を製造する大手化学メーカーのプラントで
色々とトラブルが発生しています。
たとえば、化粧品に保湿剤としてよく使われるBGは、
日本で2社(合成法)しか作っていませんが、そのうちの1社のプラントが止まって
大変な供給不足に陥っています。
石油から合成界面活性剤を作るのですが、シェルや三菱化学といったプラントも
突然トラブルによって停止して、品不足となっています。
化粧品には石油系は価格が高くて、イメージもあまりよくないということで
界面活性剤としては使われていませんが、メイククレンジング用の
油剤原料として大量に使われています。(シリコーンをよく溶解します)
植物系界面活性剤についても、植物油の価格は2割も3割も一昨年に比べて
上昇しているため、原料価格は上がる一方です。
花王など一部の企業は家庭品の値上げを行わないということを宣言していますが、
企業相手の化粧品原料については大幅な値上げを行っており、
花王は原料会社という側面を持っていますので、このやり方には業界から
大変な反発を招いています。
一昔と違って、原料の値上げを認めないのなら、よそ様から買ってくださいと
強硬な態度に出る企業も多く、90年代はお金の価値が上がって、
原料の価格が下がる一方だったのに比べると、転換点を迎えたと実感しています。
一斤79円の食パンが山積みにされてあったのですが、
今年に入ってからは売り切れ状態。
スーパーの食パンも1斤100円のものは姿を消し、
全体的に値上がり傾向。
かなりのスピードであらゆるものの値段が上がっていますね。
今後下がることはなく、値上がりしかないようですので、
時代の流れが明らかに変わってきています。
化粧品を見ると、化粧品原料を製造する大手化学メーカーのプラントで
色々とトラブルが発生しています。
たとえば、化粧品に保湿剤としてよく使われるBGは、
日本で2社(合成法)しか作っていませんが、そのうちの1社のプラントが止まって
大変な供給不足に陥っています。
石油から合成界面活性剤を作るのですが、シェルや三菱化学といったプラントも
突然トラブルによって停止して、品不足となっています。
化粧品には石油系は価格が高くて、イメージもあまりよくないということで
界面活性剤としては使われていませんが、メイククレンジング用の
油剤原料として大量に使われています。(シリコーンをよく溶解します)
植物系界面活性剤についても、植物油の価格は2割も3割も一昨年に比べて
上昇しているため、原料価格は上がる一方です。
花王など一部の企業は家庭品の値上げを行わないということを宣言していますが、
企業相手の化粧品原料については大幅な値上げを行っており、
花王は原料会社という側面を持っていますので、このやり方には業界から
大変な反発を招いています。
一昔と違って、原料の値上げを認めないのなら、よそ様から買ってくださいと
強硬な態度に出る企業も多く、90年代はお金の価値が上がって、
原料の価格が下がる一方だったのに比べると、転換点を迎えたと実感しています。
shin_chanz at 00:01│Comments(0)│
│化粧品原料