2008年02月06日
2重結合が多いもの その3
リノール酸は2重結合が2つありますが、この2重結合の位置は少し離れています。
しかし、最近ではダイエット素材の中にリノール酸を使用しているものがあります。
共役リノール酸というもので、2重結合の位置が通常のリノール酸と違って、
隣同士になっています。
たったこれだけなのですが、抗肥満作用をはじめとして、
非常に有益な効果を持っています。
身近な食品では牛乳や牛肉などに含まれています。
(牛の胃の中に棲む微生物より、リノール酸が共役リノール酸に変換されます)
もともと、ハンバーグの中の発がん性物質を調べているときに
見つけられました。
発がん性のある成分を特定しているときに、抗がん性の成分も一緒に見出されたのです。
それが共役リノール酸で、今ではアメリカのダイエットサプリでは
有名な素材となっています。
ただ、ダイエット効果を出すには、量を多く摂る必要があって、
それが仇となってあまり普及していません。
これは、体格の大きいアメリカ人に基づいたデータしかとっていないため、
多く摂る必要があると考えられているからです。
アメリカ人に比べて一回り小さい日本人はそれほど量を多くとる必要は
ないと考えられ、いずれ日本人の抗肥満性のデータが取れたら、
共役リノール酸の1日必要摂取量も減り、その分コストが安くなることから
ダイエットサプリメントとして、普及していくのではないかと思われます。
しかし、最近ではダイエット素材の中にリノール酸を使用しているものがあります。
共役リノール酸というもので、2重結合の位置が通常のリノール酸と違って、
隣同士になっています。
たったこれだけなのですが、抗肥満作用をはじめとして、
非常に有益な効果を持っています。
身近な食品では牛乳や牛肉などに含まれています。
(牛の胃の中に棲む微生物より、リノール酸が共役リノール酸に変換されます)
もともと、ハンバーグの中の発がん性物質を調べているときに
見つけられました。
発がん性のある成分を特定しているときに、抗がん性の成分も一緒に見出されたのです。
それが共役リノール酸で、今ではアメリカのダイエットサプリでは
有名な素材となっています。
ただ、ダイエット効果を出すには、量を多く摂る必要があって、
それが仇となってあまり普及していません。
これは、体格の大きいアメリカ人に基づいたデータしかとっていないため、
多く摂る必要があると考えられているからです。
アメリカ人に比べて一回り小さい日本人はそれほど量を多くとる必要は
ないと考えられ、いずれ日本人の抗肥満性のデータが取れたら、
共役リノール酸の1日必要摂取量も減り、その分コストが安くなることから
ダイエットサプリメントとして、普及していくのではないかと思われます。
shin_chanz at 00:01│Comments(0)│
│化学の基礎